膝シリーズ
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「轟くん、一体なにを?」
「峰田が膝枕は男のロマンだと言っていたから、やってみようかと思ってな」
「峰田くん相変わらずブレないね……」
轟くんに誘われて家にお邪魔すれば、お部屋で何故か轟くんが正座して膝をぽんぽんと叩くので何かと思えばコレである。
峰田くんのぶれなさも凄いが、轟くんの斜め上の思考も凄い……。
多分、峰田くんはする側じゃなくてしてもらう側の話をしたんだと思うな…。
「どうした?」
「いや、どうした?じゃなくて…え、私膝枕されるの決定なの?」
「嫌か?」
「え、嫌って訳じゃなく……」
ものすごく恥ずかしいのですが!?
「俺の膝枕じゃ寝れないか…」
シュンっとしながらそういうものだから、慌ててそんな事無いと否定してしまえば、すっと膝枕をする体制に戻った轟くんに、これはやるしかないと覚悟を決めた。そっと寝転んで轟くんの膝に頭を乗せれば、嬉しそうに私を見つめて頭を撫でる轟くんのお陰で私の心臓はバックバクである。
「どうした?顔が赤いけど、熱か?」
「だだだっ、大丈夫ッ!!」
コツンっと轟くんの額が私の額にくっついて、すぐ目の前にある整った顔にもう、私の心臓さん、オーバーワークで発作が起きそうだ。
「熱いな……」
ひんやりと冷たい轟くんの手が、私の額にのせられた。個性の関係か、冷たい掌は今の火照った顔にはとても助かるのだが、ドキドキが止まらない私は一向に火照りが収まってくれない。
「……膝枕、いいな。愛実の照れる顔が見れるし」
「……まさかの確信犯だったのね、轟くん」
「男のロマン、わかった気がする」
「峰田くんの男のロマンとは、違うと思う…」
真顔で、これがロマンか…なんて言っている轟くんになんだか気が抜けて、私はもうしばらくその男のロマンとやらに付き合ったのだった。
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「でも、愛実に膝枕出来るのは俺だけだから峰田の男のロマンと違うのは当たり前だろ」
「……え」
「他のやつの膝で寝るなよ、眠い時は、俺の膝でだけ寝てくれ」
「……もうっ、そういう所だよ轟くん!」
