慌てんぼうの幼なじみ
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「出久くん!一緒に学校行こー!」
桜色の長い髪に黄色い帽子と赤いランドセルを背負う愛実は優しくて明るくてそしてかなり、抜けている。その証拠に今日も背負ったランドセルがちゃんと閉まっておらずカチャカチャと揺れていた。
「愛実ちゃん、ランドセルちゃんと閉まってないよ」
「え、うそ?·····本当だ!」
閉めてあげるよという前にランドセルを閉めようと肩からずらして傾けてしまって綺麗に中身が飛び出した。
「うぉ、なんというこっちゃ」
可愛い見た目と裏腹に女の子らしさが無い掛け声と共に慌てて拾いあげようと座り込む愛実ちゃんだけど、しゃがんで拾う度ランドセルの中からまたどんどん落ちてきてそれを拾うというシュールな光景に僕はつい面白くて眺めてしまった。
「めちゃくちゃ落としたなぁ。あ、ここにも」
真剣な顔で沢山落としたなぁとかき集めてる愛実ちゃん気づいてないのだろうな。
「愛実ちゃん、1回ランドセル下ろしてから入れよう?僕も手伝うよ」
「うん!ありがとう出久くん!」
「あれ?愛実ちゃん。時間割間違えてない?」
「え?」
「これ、明日の授業の時間割だよ?」
「·····出久くん、私。1度家に帰らないと行けなくなったから、先に行ってもらっていい?」
「う、うん」
真剣な顔で危なかったと言いながらランドセルを持ち直して僕を見たらニコリと笑った。あ、可愛い。
「教科書ぶちまけたおかげで時間割りにきづけたよ!ありがとう」
にこにことお礼を言って上の階に時間割をやり直しに帰った愛実ちゃんは相変わらずポジティブだなぁ。
そんな彼女が今度は遅刻しないように走って登校するだろうから、途中から一緒に行けるようにいつもより少しゆっくり歩いて登校した僕だった。
桜色の長い髪に黄色い帽子と赤いランドセルを背負う愛実は優しくて明るくてそしてかなり、抜けている。その証拠に今日も背負ったランドセルがちゃんと閉まっておらずカチャカチャと揺れていた。
「愛実ちゃん、ランドセルちゃんと閉まってないよ」
「え、うそ?·····本当だ!」
閉めてあげるよという前にランドセルを閉めようと肩からずらして傾けてしまって綺麗に中身が飛び出した。
「うぉ、なんというこっちゃ」
可愛い見た目と裏腹に女の子らしさが無い掛け声と共に慌てて拾いあげようと座り込む愛実ちゃんだけど、しゃがんで拾う度ランドセルの中からまたどんどん落ちてきてそれを拾うというシュールな光景に僕はつい面白くて眺めてしまった。
「めちゃくちゃ落としたなぁ。あ、ここにも」
真剣な顔で沢山落としたなぁとかき集めてる愛実ちゃん気づいてないのだろうな。
「愛実ちゃん、1回ランドセル下ろしてから入れよう?僕も手伝うよ」
「うん!ありがとう出久くん!」
「あれ?愛実ちゃん。時間割間違えてない?」
「え?」
「これ、明日の授業の時間割だよ?」
「·····出久くん、私。1度家に帰らないと行けなくなったから、先に行ってもらっていい?」
「う、うん」
真剣な顔で危なかったと言いながらランドセルを持ち直して僕を見たらニコリと笑った。あ、可愛い。
「教科書ぶちまけたおかげで時間割りにきづけたよ!ありがとう」
にこにことお礼を言って上の階に時間割をやり直しに帰った愛実ちゃんは相変わらずポジティブだなぁ。
そんな彼女が今度は遅刻しないように走って登校するだろうから、途中から一緒に行けるようにいつもより少しゆっくり歩いて登校した僕だった。