始発
* name change *
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耳を澄ますと沢山の人の声がする気がした。
誰もが私を珍しい物を見るような目で見てくる。
それが嫌で全て投げ出し、初心に帰るべく旅に出た。
目の前に広がる美しい青い空、白い雲、そして………
目の前で転ぶ少年。どうしてそうなった。
「ねぇ…君、大丈夫?」
「大丈夫。なんとも無いよ。」
「そう、」
この少年はどこかで見た事があるが、名前が思い出せない。
彼はピカチュウと常に一緒だったっけ…
ふと、この少年が彼と同じ様な雰囲気をしている気がした。
…気のせいか。きっと彼はここにはいないだろう。
ボールから勝手にエーフィが飛び出る。どうやら一緒に歩きたいらしい。
しかし、足下を歩かれると蹴りかねないのでそっと抱え上げる。今日も可愛いなぁ…
「…ロトム、ここから一番近いジムは」
「ちょっと待つロト。…検索した結果ミアレジムが近いロト」
ミアレジムはどうやら電気タイプのジムらしい。
早速飛び出していくが、場所が分からないのでロトムに先導してもらう。
そうそう、紹介が遅れたがロトム図鑑はアローラでしかまだ使われていない貴重な図鑑だ。
メタくなるがサン&ムーンをした人なら分かるだろう。
「ジム戦…アローラとはまた違うね。」
「エフィ」
目の前にプリズムタワーが。でっかい。
1歩、また1歩と歩き出す。
ジムリーダーに勝てるだろうか。
バトルを楽しいと思えるだろうか。
ぐるぐる、ぐるぐる。
思考を巡らせていると、誰かにぶつかってしまった。
「…君、さっきの。君もジムに挑戦しに行くの?」
「うん。カロス地方で初めてのジム戦。」
「そっかあ。一緒だね。」
ぶつかった人はさっきの少年だった。肩にはピカチュウもいる。
…ピカチュウの重さって大体6kgくらいじゃ…
考えなかった事にしよう。
喋りながら歩いていると扉の前に着いた。
[ようこそ、ミアレジムへ。]
「俺、カントーのマサラタウンからきたサトシって言います!ジム戦よろしくお願いします!」
「私はアローラのリリィタウンから来たルアです。」
[バッジ は 何個 ですか?]
発音があってないというかなんというか…
「バッジ?このジムが初挑戦です。だからバッジは持ってません。」
「右に同じく。」
[ゼロ!?ミアレ ジムに 挑戦 するなら 最低 でも バッジ 4個集めた者ではなりません。出直しを 要求 します]
「エフィ、エフィィ!」
どうしたんだろ?あ、なんか電気バチバチいってる。嘘でしょ
「うわ」
「え?」
サトシを身代わりに電撃を避ける。
電撃が終わったと安心して近寄った途端、下へと落ちていった。
「きゃぁぁぁぁ!」
叫んでいると宙に放り出される。
もう駄目だ。そう思ったら、エーフィが一鳴きした。
私にはまだやる事がある。
「エーフィ、サイコキネシス!」
「エフィ!!」
身体は宙に浮いたままだが、強い衝撃は襲ってこず、助かったということが分かる。
あ、ピカチュウとあの子は?
「ピカチュウだ!可愛い!」
「ピガヂュウー!」
ピカチュウは金髪の子に抱えられてる。
無事だったみたい。
「ルア、大丈夫だったか?」
「私はエーフィがいたから無事。」
「わぁ!エーフィだ!可愛い!」
「エフィィ…エーフィィィィ!」
エーフィはマジカルシャインを使い、辺りが強い光に包まれる。
「大丈夫?ごめんね、エーフィが。」
「あははは!大丈夫!それにしても凄く育ててるんだね!」
凄い、ケロッとしてる。
それにしても、使った技がアイアンテールとかじゃなくて良かった。
「失礼ですが、お二人はどこから来たんですか?」
おっと、気付いてなかった。この子のお兄ちゃんかな?
「私はルア、アローラ地方のリリィタウンから来たよ。パートナーはニンフィア。」
「俺はカントーのマサラタウンから来たサトシ。こっちは相棒のピカチュウ。」
「ねぇねぇルア!あっちに美味しいソフトクリーム屋さんがあるんだよ!場所を移すついでに後で行こうね!」
「うん。行こうか。」
美味しいソフトクリーム…じゅるり
誰もが私を珍しい物を見るような目で見てくる。
それが嫌で全て投げ出し、初心に帰るべく旅に出た。
目の前に広がる美しい青い空、白い雲、そして………
目の前で転ぶ少年。どうしてそうなった。
「ねぇ…君、大丈夫?」
「大丈夫。なんとも無いよ。」
「そう、」
この少年はどこかで見た事があるが、名前が思い出せない。
彼はピカチュウと常に一緒だったっけ…
ふと、この少年が彼と同じ様な雰囲気をしている気がした。
…気のせいか。きっと彼はここにはいないだろう。
ボールから勝手にエーフィが飛び出る。どうやら一緒に歩きたいらしい。
しかし、足下を歩かれると蹴りかねないのでそっと抱え上げる。今日も可愛いなぁ…
「…ロトム、ここから一番近いジムは」
「ちょっと待つロト。…検索した結果ミアレジムが近いロト」
ミアレジムはどうやら電気タイプのジムらしい。
早速飛び出していくが、場所が分からないのでロトムに先導してもらう。
そうそう、紹介が遅れたがロトム図鑑はアローラでしかまだ使われていない貴重な図鑑だ。
メタくなるがサン&ムーンをした人なら分かるだろう。
「ジム戦…アローラとはまた違うね。」
「エフィ」
目の前にプリズムタワーが。でっかい。
1歩、また1歩と歩き出す。
ジムリーダーに勝てるだろうか。
バトルを楽しいと思えるだろうか。
ぐるぐる、ぐるぐる。
思考を巡らせていると、誰かにぶつかってしまった。
「…君、さっきの。君もジムに挑戦しに行くの?」
「うん。カロス地方で初めてのジム戦。」
「そっかあ。一緒だね。」
ぶつかった人はさっきの少年だった。肩にはピカチュウもいる。
…ピカチュウの重さって大体6kgくらいじゃ…
考えなかった事にしよう。
喋りながら歩いていると扉の前に着いた。
[ようこそ、ミアレジムへ。]
「俺、カントーのマサラタウンからきたサトシって言います!ジム戦よろしくお願いします!」
「私はアローラのリリィタウンから来たルアです。」
[バッジ は 何個 ですか?]
発音があってないというかなんというか…
「バッジ?このジムが初挑戦です。だからバッジは持ってません。」
「右に同じく。」
[ゼロ!?ミアレ ジムに 挑戦 するなら 最低 でも バッジ 4個集めた者ではなりません。出直しを 要求 します]
「エフィ、エフィィ!」
どうしたんだろ?あ、なんか電気バチバチいってる。嘘でしょ
「うわ」
「え?」
サトシを身代わりに電撃を避ける。
電撃が終わったと安心して近寄った途端、下へと落ちていった。
「きゃぁぁぁぁ!」
叫んでいると宙に放り出される。
もう駄目だ。そう思ったら、エーフィが一鳴きした。
私にはまだやる事がある。
「エーフィ、サイコキネシス!」
「エフィ!!」
身体は宙に浮いたままだが、強い衝撃は襲ってこず、助かったということが分かる。
あ、ピカチュウとあの子は?
「ピカチュウだ!可愛い!」
「ピガヂュウー!」
ピカチュウは金髪の子に抱えられてる。
無事だったみたい。
「ルア、大丈夫だったか?」
「私はエーフィがいたから無事。」
「わぁ!エーフィだ!可愛い!」
「エフィィ…エーフィィィィ!」
エーフィはマジカルシャインを使い、辺りが強い光に包まれる。
「大丈夫?ごめんね、エーフィが。」
「あははは!大丈夫!それにしても凄く育ててるんだね!」
凄い、ケロッとしてる。
それにしても、使った技がアイアンテールとかじゃなくて良かった。
「失礼ですが、お二人はどこから来たんですか?」
おっと、気付いてなかった。この子のお兄ちゃんかな?
「私はルア、アローラ地方のリリィタウンから来たよ。パートナーはニンフィア。」
「俺はカントーのマサラタウンから来たサトシ。こっちは相棒のピカチュウ。」
「ねぇねぇルア!あっちに美味しいソフトクリーム屋さんがあるんだよ!場所を移すついでに後で行こうね!」
「うん。行こうか。」
美味しいソフトクリーム…じゅるり