一章
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「なにここ……。」
辺り一面が焼け焦げている。先ほどまでとあまりに違い過ぎる光景にただただ困惑するしかない。
見たこともない場所だ。というかなんで?私書庫にいたはずなのに。
試しに自分の顔を叩いてみるが、痛覚はあるらしい。痛みを自覚した途端、五感が戻ってきた気がした。
「う、くさ。」
異臭が立ち込めている。建物が焼けただけではないような鼻を刺す臭い。たまらず手で塞いだが間に合わず、急激な吐き気に襲われ立っていられなくなった。
なんとかその場から離れようと試みるがどんどん具合は悪くなる。眩暈までしてくる始末だ。
「駄目、誰か……。」
上手く言葉が出てこない。絞り出した声は立ち上る煙とともに消えていった。