アネモネ 作品設定



エルモア・ラ・ブリタニア(4歳)

誕生日6月13日

・クロヴィスと、身分の低い男爵家の令嬢との息子。
・実母は生まれてまもなく他界。父親はゼロ(ルルーシュ)に殺される。当時まだ五ヶ月くらい。
・クロヴィスの母親(祖母)に託されるも、愛情を受けられず虐待にあう。
・その現状を目の当たりにしたシュナイゼルが引き取って養子にする。
・引き取ったはいいが、乳母の手配も出来ずにいたシュナイゼルに、ルルーシュが“自分が育てる”と宣言。シュナイゼルはそれを許す。
・現在、すくすくと成長中。


<外面>
・茶髪、碧眼。たれ目のかわいこちゃん。
・身長はルルーシュの膝のちょっと上。
・髪の毛は少しくるくるしている。
<内面>
・お母様が一番好き。
・甘えたがりで、泣き虫。
・よくマオとルルーシュを取り合って喧嘩を起こす。
・例に漏れずプリンが大好き。
・植物が好きで、水をやり過ぎ枯らしたことがある。植物の栽培には並々ならぬ執着心を持つ。
他の子どもが恐竜とかナイトメアフレームとかに興味を持っているときに、小麦の栽培に執着していた、変わった子どもでもある。
・ドジ。よく転ぶ。
・おおらかで愛らしい。大人に警戒心を抱かせないため、悪い大人の悪い話を偶然、聞いてしまうことがある。
そもそもの存在感が希薄。
・誰かが言った言葉をよく覚えている。
・本人は至って普通の子どもと言い張るが、そこはシュナイゼルとルルーシュの子どもであるため、周りからの理解はなく、本人は平凡の皮を被った非凡と称されるようになる。
・リヴァルとはとても気安くお喋りするも、
植物の第一人者として尊敬している。
後に、10歳で難病に効く薬の根幹を担う植物のプランター栽培に成功させるが、このプランター栽培のノウハウを教えたのがリヴァルである。
・芸術方面にも才能があるが、本人は至って嗜む程度、と話す。
しかしその腕前はプロが裸足で逃げ出すほどである。楽器は弦楽器ならなんでも弾きこなすし、ピアノもすごい。
絵画も嗜み、主に自分の身の回りの人や、風景を主に描いている。透明感のある生き生きとした作風は後に"光の魔術師"との二つ名がつくほどである。
彼の作品を見たシュナイゼルから、ぜひ展覧会しようと声を掛けられるも、『父上の贔屓目ですよ』と本気と捉えず一刀両断し、シュナイゼルを大変落ち込ませる。
後に妻と子どもの前でしか演奏しないことを妻から『もったいない』と何度も言われる羽目になる。
家族の誕生日に毎年、プレゼントに曲と絵画を求められることになろうとは、彼は知らない。



クリスティーナ・フォン・バルトシュテイン(36歳)

誕生日:7月21日
《経歴》
・中華連邦との国境を画す小麦の名産地、シモーネ領に生まれる。
・実母は10歳の時に流行り病で他界。父親と2人で辺境伯領地を支える。
・13歳の時に父の弟の子息と婚約。制度上、義理の兄として養子縁組した後、クリスティーナが18歳になるのを待って婚姻予定だったが、15歳の折に招かれた王宮のデヴュタントでフリューゲル公爵に目を付けられ、あることないこと噂されてかの公爵家へ16歳で嫁ぐ。
・年中酷い目に遭う。
・17歳の時に双子の男児を出産し、公爵家へ取り上げられる。
・執務と虐待と暴力と軟禁に遭う20年を過ごす。
・36歳でフリューゲル公爵家が没落。
シモーネ領へ帰るまで皇帝夫妻の住まう『Elyusion』で過ごす。
・36歳の折りに、フリューゲル公爵の謀反を長期に渡って阻止、そして帝国議会へ小麦価格の真相の情報を彼女一人で流し続けたと功績が認められ、『フォン・グレース・ブリタニア勲章』を授与される。
・37歳の誕生日に皇帝陛下より特別に皇族しか認められない自身の名前を冠するバラが贈られる。
『クリスティーナ』と名付けられたバラは、白いバラで花弁の端が美しい赤で彩られることから、“不可能”“神秘”と花言葉がつけられた『Marianne』と対を成す奇跡のバラとして辺境伯領で大切にされる。

<外面>
・プラチナブロンド、紅の瞳。
父方の家系に皇女が何度か嫁したことがあるため、紫色に寄った赤い瞳がヴァルトシュテインの血筋に出やすい。
・身長155センチ。やや小さめ
・髪の毛はふわふわしており、ゆるくカールしている。

<内面>
・とにかく領地と小麦を愛している。
・どんなにひどい目に遭っても頑張れたのは、自分がくじけたら領地がめちゃくちゃになると解っていたから耐えられた。
・支援者のいない中、小屋のような場所で公爵家の執務を執り行い、一月に一度訪れる本館の公爵の執務室では限られた時間と監視の中、汚職やテロ教唆の証拠集めを行い、いつか公爵家に痛い目を見せてやろうと決めていた。
・穏やかな淑女ではあるが、シモーネ領が絡むと途端に苛烈になる。
・麦は尊い。
・16歳までの淑女教育で大変優秀。
ヴァルトシュテインの姫と称されていた。
・15歳でのデヴュタントで、強欲な28歳だったフリューゲル公爵のお眼鏡にかなうほどには大変な美人。
・ルルーシュとElysionで過ごすうちに少し太ったが、過酷な20年の為にその美貌のほとんどが失われた。だが本人は頓着なく、領地が平和になったことを心から喜んでいる。
これからは辺境伯領でゆっくり過ごすつもり。
・その所作の美しさから家庭教師として声がかかることもあるが、今のところその予定はない。
・フリューゲル公爵領の隣接するキャディリッシュ伯爵家、伯爵当主には熱視線を送られているが、やんわりとお断りしている。




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