ミント
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奥に進むと、そこは熱帯の海エリアだ。
と言っても、館内は冷房がしっかり効いている。
冷房と、汗が乾くのと、ミントの清涼感の相乗効果で…
(あっ、寒い……)
でも、まだ入ったばかりで出口は まだ先。
(上着持って来れば良かったな…そのうち慣れるよね…?)
悠紀「あっ、いるいる!」
気を取り直して辺りを見渡すと、サンゴと砂が目立つ、やや小さめの水槽を見つけた。
ここでは、チンアナゴの群れが砂から上半身を出し、同じ方向を向いて ゆらゆら揺れていた。
時々 隣りどうしで ぶつかりあったり、絡まったりしている。
悠紀「仲がいいのか悪いのか、どっちなんだろう?」
石神「チンアナゴは よく喧嘩もしますが、それでも集団でいる所を見ると、案外仲が良いのかもしれませんね。」
悠紀「あ、何か来た…あれ?逆立ちしてる魚…?」
石神「それは、ヘコアユです。」
ヘコアユは、集団で逆立ち泳ぎのまま、チンアナゴ達の間を通過していく。
悠紀「他の水槽の魚は普通に体を横にして泳いでるのに、ここだけ縦ばっかりって、ちょっと面白いですね。」
石神「………それで、悠紀も真似して固まってるのか?」
悠紀「えっ?」
そう言われてみると、私は寒さで つい無意識に肩をすぼめ、気をつけの姿勢の様に両腕をぴったりと身体にくっつけていたのだった。
でも、今それを石神さんに悟られるわけにはいかない。
悠紀「あれ?ホントだ。あはは…」
(せっかくのデート、台無しにしたくないな…)
石神「………………」
と言っても、館内は冷房がしっかり効いている。
冷房と、汗が乾くのと、ミントの清涼感の相乗効果で…
(あっ、寒い……)
でも、まだ入ったばかりで出口は まだ先。
(上着持って来れば良かったな…そのうち慣れるよね…?)
悠紀「あっ、いるいる!」
気を取り直して辺りを見渡すと、サンゴと砂が目立つ、やや小さめの水槽を見つけた。
ここでは、チンアナゴの群れが砂から上半身を出し、同じ方向を向いて ゆらゆら揺れていた。
時々 隣りどうしで ぶつかりあったり、絡まったりしている。
悠紀「仲がいいのか悪いのか、どっちなんだろう?」
石神「チンアナゴは よく喧嘩もしますが、それでも集団でいる所を見ると、案外仲が良いのかもしれませんね。」
悠紀「あ、何か来た…あれ?逆立ちしてる魚…?」
石神「それは、ヘコアユです。」
ヘコアユは、集団で逆立ち泳ぎのまま、チンアナゴ達の間を通過していく。
悠紀「他の水槽の魚は普通に体を横にして泳いでるのに、ここだけ縦ばっかりって、ちょっと面白いですね。」
石神「………それで、悠紀も真似して固まってるのか?」
悠紀「えっ?」
そう言われてみると、私は寒さで つい無意識に肩をすぼめ、気をつけの姿勢の様に両腕をぴったりと身体にくっつけていたのだった。
でも、今それを石神さんに悟られるわけにはいかない。
悠紀「あれ?ホントだ。あはは…」
(せっかくのデート、台無しにしたくないな…)
石神「………………」