しつじが3びき
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旧ブログ お題・あいうえお作文【執事編】
『かしこまる』
[か]
かわいらしい 笑顔
[し]
しとやかな雰囲気を纏う悠紀さん
[こ]
こんな彼女をほっとけない
[ま]
まわりのオオカミ執事ども
[る]
ルールを守って……
守って………おいっ!!
悠紀が大学の講義を終え、正門に向かうと…。
正門には迎えのリムジンと、執事服を少し着崩した後藤が待っていた。
後藤「悠紀、お帰り……なさいませ。」
悠紀「あれ?今日のお迎え、石神さんじゃあ…」
後藤「石神さんは忙しいから、俺が。」
後藤が、ドアを開ける。
走りだしたリムジン。
悠紀「……あれ?」
窓から流れて見える景色が、いつもと違う。
後藤「この後 予定も無いし、このままドライブしよう。」
悠紀「はい、いいですけど…」
リムジンは、海と夕日が見える高台で止まった。
悠紀「わぁ、きれい!」
後藤「ちょっと 降りるか」
二人は車を降り、路肩で並んで景色を眺める。
いい雰囲気になり、後藤が、悠紀の肩を抱こうとした、 その時。
ドンッ
鈍い音がして、後藤が倒れる。
悠紀「ああっ、後藤さん!」
悠紀は強く手を引かれ、リムジンに乗せられた。
黒澤「運転手、交代しま~す!」
悠紀「ええっ?…黒澤さん、どうして?」
黒澤「やだなぁ、悠紀お嬢様。ずっと後ろに乗って待ってたんですよ~!
お嬢様を独り占めするのは オレで~す!」
道路脇の家や店がだんだん少なくなり、寂しい山道になろうとしている。
黒澤「トイレに行きたくなったら、言って下さいね。……その辺で済ませるか、ラブホになりますけど。」
悠紀「えぇ~!そんな……石神さ~ん!!」
黒澤「石神さんなら、すごく忙しそうでしたよ」
すると。
バラバラバラバラ………
突然、上空から、ものすごい音が追いかけてきた。
まばゆいライトが、リムジンを照らす。
「「ヘリコプター!?」」
・
・
・
・
ゴンッ!!
石神「この、バカが!!……悠紀さん、ヘリに乗って下さい。」
悠紀「あ……はい…。」
実は、このリムジンには発信器が仕掛けてある。
石神は、どさくさ紛れに、後藤と黒澤がいなくなった事に気付き、追いかけてきたのだった。
石神「せっかくヘリを出したんですから、ついでに少し空の散歩でも しましょうか。」
悠紀「わぁー!すごいです!夜景が宝石みたい…。」
二人は、空の散歩の後、家に帰ってきた。
悠紀「あぁ、楽しかったです!」
石神「それは 良かったですね、お嬢様。……あっ。」
悠紀「えっ?…」
石神「……いえ、後藤を拾うのを忘れてしまいました。」
執事長・石神は、眼鏡をクイッと上げ、すました笑顔を見せたのだった。
――END――
おバカな話でゴメンナサイ
m(_ _)m
『かしこまる』
[か]
かわいらしい 笑顔
[し]
しとやかな雰囲気を纏う悠紀さん
[こ]
こんな彼女をほっとけない
[ま]
まわりのオオカミ執事ども
[る]
ルールを守って……
守って………おいっ!!
悠紀が大学の講義を終え、正門に向かうと…。
正門には迎えのリムジンと、執事服を少し着崩した後藤が待っていた。
後藤「悠紀、お帰り……なさいませ。」
悠紀「あれ?今日のお迎え、石神さんじゃあ…」
後藤「石神さんは忙しいから、俺が。」
後藤が、ドアを開ける。
走りだしたリムジン。
悠紀「……あれ?」
窓から流れて見える景色が、いつもと違う。
後藤「この後 予定も無いし、このままドライブしよう。」
悠紀「はい、いいですけど…」
リムジンは、海と夕日が見える高台で止まった。
悠紀「わぁ、きれい!」
後藤「ちょっと 降りるか」
二人は車を降り、路肩で並んで景色を眺める。
いい雰囲気になり、後藤が、悠紀の肩を抱こうとした、 その時。
ドンッ
鈍い音がして、後藤が倒れる。
悠紀「ああっ、後藤さん!」
悠紀は強く手を引かれ、リムジンに乗せられた。
黒澤「運転手、交代しま~す!」
悠紀「ええっ?…黒澤さん、どうして?」
黒澤「やだなぁ、悠紀お嬢様。ずっと後ろに乗って待ってたんですよ~!
お嬢様を独り占めするのは オレで~す!」
道路脇の家や店がだんだん少なくなり、寂しい山道になろうとしている。
黒澤「トイレに行きたくなったら、言って下さいね。……その辺で済ませるか、ラブホになりますけど。」
悠紀「えぇ~!そんな……石神さ~ん!!」
黒澤「石神さんなら、すごく忙しそうでしたよ」
すると。
バラバラバラバラ………
突然、上空から、ものすごい音が追いかけてきた。
まばゆいライトが、リムジンを照らす。
「「ヘリコプター!?」」
・
・
・
・
ゴンッ!!
石神「この、バカが!!……悠紀さん、ヘリに乗って下さい。」
悠紀「あ……はい…。」
実は、このリムジンには発信器が仕掛けてある。
石神は、どさくさ紛れに、後藤と黒澤がいなくなった事に気付き、追いかけてきたのだった。
石神「せっかくヘリを出したんですから、ついでに少し空の散歩でも しましょうか。」
悠紀「わぁー!すごいです!夜景が宝石みたい…。」
二人は、空の散歩の後、家に帰ってきた。
悠紀「あぁ、楽しかったです!」
石神「それは 良かったですね、お嬢様。……あっ。」
悠紀「えっ?…」
石神「……いえ、後藤を拾うのを忘れてしまいました。」
執事長・石神は、眼鏡をクイッと上げ、すました笑顔を見せたのだった。
――END――
おバカな話でゴメンナサイ
m(_ _)m
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