このサイトは1ヶ月 (30日) 以上ログインされていません。 サイト管理者の方はこちらからログインすると、この広告を消すことができます。

シャッターチャンス

ノースブルー。スリート島。
雪が降り続ける島。

島の人達は、年中雪かきを行う。
雪まつりで有名な島で、栄えた島でもある。
今年も、そんな雪まつりの季節がやってきた。

氷職人や島中の人達が、その祭りの総出で準備している中ー、1人の少女がカメラを構えていた。

燃える赤い髪で、まっ白い肌の少女は、その少女と同じくらい赤い夕日を撮っていた。
何回もシャッター撮り続けていた。

「ソラァァァ!!お前、またサボってこんなところで何やってんだよ。お前のせいで俺がまた、また、怒られたじゃないかー。」

彼女と同じくらいの青年が彼女ーソラに叫んだ。

ソラ「ゴメンねー。シン。今日の夕日は、いつもより格別でー」

彼女は、反省の色もなく、ニヤリとした笑顔で軽く言った。

シン「。。。お前、前もそれ言ってたじゃねぇかー!?なんだ、その顔!!なんだその反省のなさ。。。」

ソラ「イヤー。シンは、いつも怒られているから、そろそろ慣れたかなってー。」

シン「慣れてえねぇーよ!!慣れたくもねぇーよ。っていうか、怒られてるのん、いつもお前絡みだからねー!!」

シンは、聞いてるのかと言い、さらに彼女を何度も愚痴るのだった。。。
もちろん、彼女は、上の空。。。

これもいつものことだ。いつもの1日が、終わろうとしている。

その時までは、そうだった。


??「船長ーー!!島が見えまーす!!」

「。。。上陸準備だ。。」

「..あいあーい!!」

この出会いが、彼、彼女たちの運命が大きく変わるとはだれもわからなかっただろーう。。


ソラ「。。。シンが、ずっーとしゃべってるから、お腹すいたよー」

シン「俺もだよ!!
って、だれのせいだよ!!」
2/3ページ
スキ