正義と悪

ギィ…と扉が開く。
私達の長男の快斗かいとが何かの紙切れを持ちながらニコニコ笑顔で帰宅した。
悪寒が走る。

盟湖「アンタ…もしかしてそういうものを…」
快斗「何さ盟湖めいこ、俺が笑顔で帰ってきたらそう疑うの止めな」
盟湖「だって仕方がないじゃない…貴方は墜ちたのだから」
快斗「大丈夫、悪魔には見初められないから」
月歌「正月から喧嘩ですか?止めてくださいよ」
快斗「喧嘩ぁ?そんなわけ無いよ月歌るか
盟湖「はぁ…」
凜「それでお兄ちゃんは何持ってるの?」
漣「ウンウン、僕も気になってた!」
快斗「これ?これはね…俺達って勇者の家系でしょ?」
漣「ウン」
快斗「悪魔を仕える…従える家系からの宣戦布告」
月歌「…!」
快斗「罰が悪ければ俺達は死ぬかもね」
凜「ど、どうしよう…!」
盟湖「美玖みく、この家系を継いでるのは貴女よ。
挑発に乗るか乗らないかは貴女が決めなさい。
乗るなら少なくとも悪魔退治の御祓物は持っていくわよ」

私に主導権を渡された。
しかし答えは一つしかない。

美玖「…行くに決まってるでしょ?」
盟湖「流石は私の妹ね」
美玖「何もしないBADENDより、何かするBADENDでしょ」
凜「なら準備しなきゃ!れん、早く早く~!」
漣「落ち着いてりん~!」
月歌「速いですね…」
美玖「ほんと…ね」
盟湖「私も準備しなきゃ」
快斗「…」
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