【1つ目】章駄文

ガク「ゴホゴホッ……んん、喉痛めちゃったな……」
メグ「大丈夫?先にのど飴いる?それとも水かな?」
ガク「んー、どうしようかな……ゴホッ」
リリィ「朝と昼と夜の冷え込み具合違うからね。それのせいで喉やっちゃったんでしょ」
ガク「うん、多分……」
メグ「取り敢えず、のど飴も水も渡すから今日はもう家に帰ろう?このままじゃ悪化するだけだと思うから」
リリィ「今日は家で体暖めて寝てね。明日少しでも体調良くなれば外出したっていいから」
ガク「うん、二人ともありがとう……ゴホゴホッ」
リリィ「早く帰れー」
メグ「まあ、今はお礼は要らないかな。月曜日元気になってからお礼の言葉頂戴するから!」
ガク「うん、また、ね」


リリィ「さっきのガクの声ガラガラ過ぎじゃない?」
メグ「水も飲んでないしのど飴も舐めてなかったからね……」

翌日-昼-(曜日では土)

ガク「ゴホゴホッ……あー、体調変わらないのかな?でも、昨日よりマシになったような気もするしなぁ……まあ、いいか。帰る途中で少し気になったところ見に行きたいし……行ってみようっと」






神威博士「天使界じゃあ気候の変化ってあるの?」
天使「うぅむ。拙者は感じたことはないでござる」
宰相「まあ、雲の上に天使さん達が居るわけですし、感じないのも当然なような気もします」
神威博士「それもそうね」

学生「……」
学生(大人の人達しか居ない……?後、人間じゃない人も居る……?)
帽子屋「ん……?迷子ですか?」
学生「わあぁっ!?」
宰相「!」
神威博士「あら?」
天使「むむ?」
帽子屋「あ、驚かせるつもりではなかったんですよ……すみませんね、学生くん」
学生「へ……?あ、ぼ、僕の方こそ、ご、ごめんなさい!」
役者「おや、その子……迷子になってしまったのですか?」
学生「へ!?い、いえ……その……昨日帰り道で山の怪しい登り坂を発見しちゃったので……気になって……ゴホッ」
オークショニア「あ」
役者「おやおや……大丈夫ですか?咳してしまったみたいですが……」
学生「だ、大丈夫です……」
帽子屋「んー、喉のケアちゃんとしてますか?」
学生「わからない……です」
僧侶「少なからずとも咳してしまうのなら夜に一杯でも茶とか飲んで喉を潤すのがよいかと。朝には水で喉をガラガラすれば口の中に入ったかもしれないほこりとかも洗い流せますよ」
学生「朝のガラガラですか……?」
僧侶「気の紛らわしい事すれば少しでも……と思って」
学生「……じゃあ明日から挑戦してみます!」
僧侶「えぇ、その心意気です」
葬儀屋「少しいい?僧侶」
僧侶「はい、何でしょうか?」
葬儀屋「そこの子供が学生なら合唱コンクール?的なのも最近やってるんじゃない?地域で違うかもだけど」
僧侶「確かに……合唱コンクールが近場なら尚更喉のケアにも集中しなければいけませんね」
学生「……!お兄さんスゴいですね……」
葬儀屋「……褒められても嬉しくないんだけどね」
天使「何だか葬儀屋、学生の前だと口調優しくなってるでござるな」
神威博士「ねー。何だか変に聞こえるわ」
葬儀屋「何か文句か?」
神威博士「変に聞こえるだけじゃない。悪いだなんて言ってないわよ」
葬儀屋「そうか」
宰相「……喧嘩が起きるかと肝を冷やしてしまいましたよ……」
オークショニア「そんなときは役者だったりが圧掛けてくるから喧嘩だなんてもってのほかだよ」
宰相「……ふふっ、確かに、要らない心配でしたね」
学生「……喧嘩?」
役者「まあ、喧嘩と言っても少しじゃれあってるだけですよ、お気になさらず」
学生「本当ですか?」
役者「ええ」
帽子屋「それは嘘では……?」
オークショニア「まあまあ。彼なりの学生くんへの安心のさせ方なんだよ」
帽子屋「……なるほど」
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