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実は『学校』に初期にやってきた宝石で、年齢も3000歳近い。(モースはその記憶を一部失っている)

流星が学校の上を横切り、それからしばらく月人がやって来れないほどの大雨が3日ほど続いた後に海岸に流れ着き、見回りをしていたイエローダイヤモンドに保護された。

先生の推測では、モアサナイトはこの流星によって生まれたのではないか、とのこと。


その後は手先の器用さを活かして、服や雑貨作りを担当する傍らで月人の戦闘も兼任していた。

イエローダイヤモンドとは(現在から)およそ1000年前にバディを組んでおり、先生曰く『いい組み合わせだった。が、後に起こることを考えれば酷な選択だった』。


700年前、とある月人と戦った際に負傷し、片腕の一部と両足の一部(いずれも破片)を持ち去られる。この際に治療として身体の一部を削って使うことをしたため、わずかに他の石たちより小さくなった。

イエローダイヤモンドとのバディを一時解消して治療に専念していたが、1日に眠る時間が僅かずつ増えていき、あるとき『冬』が明けても目覚めなかった。

(ルチルは、手と足に集中していたインクルージョンが一部無くなったため記憶の混濁が起こり、意識不明になったのでは、と推測している)

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