『ぽかぽか』/ ymmt
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「じゃあさ、エアコンとカーペットつけてきて」
我ながらいい案だと思うんだけど彼女の嫌そうな顔。
そんな顔してても可愛いからさっきよりも強めに抱きしめちゃうんだけどね。
布団ってただでさえ気持ちよくて出たくないのに、この真冬だ。
ぽかぽかなこの天国から外に踏み出した瞬間、そこは地獄に変わる。
ひとりなら我慢してしょうがなく布団から出るけれど今、隣には大好きな人。
「やーだ!」
「ダメだよ、拒否権はないの!」
「よしくんもついてきて」
「寒いからやだ」
「あー!そんな嫌なことを可愛い彼女にやらせようとしてるなー!」
全然布団から出る気はないようで脚まで僕の体に絡めてきて行きたくないアピール。
だから何しても可愛いんだって、ダメだなぁ僕は。
「でもつけておいたら10分後にはぽかぽかな部屋になるよ?」
「私だけ行くのはやだ」
「わがままだなぁ」
「だって!いっつも布団取ってるのはよしくんでしょ!よしくんだけ罰ゲームしてないなんてずるい!」
「げっ、バレた」
「ってことで嫌です」
麗結ちゃんの体温がぽかぽかあったかいからまた眠くなっちゃう。いい香りのする髪を撫でて紛らわせよう。
いっつも彼女のペースに飲まれっぱなしだから今日は寝ないぞ。
起きるぞ、頑張れ僕。
「ねぇねぇ麗結ちゃん」
「起きないのー」
「起きないの?今起きたら、今日もいっぱい遊べるよ?」
「まだ寒いからやだ...」
「あったまることする?」
「あったまることって?」
「ん?こういうこと...」
細い身体を抱きしめたまま、彼女を見下ろす姿勢を取ると布団の中に潜り込んでパジャマを捲る。
「しません!!」
布団をバッと剥がされまた寒い空気が入ってくる。
分かったから僕を天国から追い出さないで、と彼女のパジャマを直してまた布団に潜り込む。
あれ、あのままエアコンつけに行けば良かったんじゃない?
タイミングミスってない?
せっかく無理やり布団剥がされたのに。
「あー!今!今だったじゃん!エアコン!」
「よしくん行ってきてー」
「もー!分かったよ!一緒に行こ?ね?」
「えー...」
部屋を温めるためにつけに行くのに2人で一緒に行くなんてあんまり意味無い気もするけど。
あーあ、またこうして彼女のペースに飲まれてる。
そういう日があってもいいよね。
我ながらいい案だと思うんだけど彼女の嫌そうな顔。
そんな顔してても可愛いからさっきよりも強めに抱きしめちゃうんだけどね。
布団ってただでさえ気持ちよくて出たくないのに、この真冬だ。
ぽかぽかなこの天国から外に踏み出した瞬間、そこは地獄に変わる。
ひとりなら我慢してしょうがなく布団から出るけれど今、隣には大好きな人。
「やーだ!」
「ダメだよ、拒否権はないの!」
「よしくんもついてきて」
「寒いからやだ」
「あー!そんな嫌なことを可愛い彼女にやらせようとしてるなー!」
全然布団から出る気はないようで脚まで僕の体に絡めてきて行きたくないアピール。
だから何しても可愛いんだって、ダメだなぁ僕は。
「でもつけておいたら10分後にはぽかぽかな部屋になるよ?」
「私だけ行くのはやだ」
「わがままだなぁ」
「だって!いっつも布団取ってるのはよしくんでしょ!よしくんだけ罰ゲームしてないなんてずるい!」
「げっ、バレた」
「ってことで嫌です」
麗結ちゃんの体温がぽかぽかあったかいからまた眠くなっちゃう。いい香りのする髪を撫でて紛らわせよう。
いっつも彼女のペースに飲まれっぱなしだから今日は寝ないぞ。
起きるぞ、頑張れ僕。
「ねぇねぇ麗結ちゃん」
「起きないのー」
「起きないの?今起きたら、今日もいっぱい遊べるよ?」
「まだ寒いからやだ...」
「あったまることする?」
「あったまることって?」
「ん?こういうこと...」
細い身体を抱きしめたまま、彼女を見下ろす姿勢を取ると布団の中に潜り込んでパジャマを捲る。
「しません!!」
布団をバッと剥がされまた寒い空気が入ってくる。
分かったから僕を天国から追い出さないで、と彼女のパジャマを直してまた布団に潜り込む。
あれ、あのままエアコンつけに行けば良かったんじゃない?
タイミングミスってない?
せっかく無理やり布団剥がされたのに。
「あー!今!今だったじゃん!エアコン!」
「よしくん行ってきてー」
「もー!分かったよ!一緒に行こ?ね?」
「えー...」
部屋を温めるためにつけに行くのに2人で一緒に行くなんてあんまり意味無い気もするけど。
あーあ、またこうして彼女のペースに飲まれてる。
そういう日があってもいいよね。