『照れ屋さんとプール。』/ kwkm
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お昼時ということもあって、空いてる席を探すのに結構苦労した。
「麗結は座ってて」
やっと見つけた席に荷物を置いて、売店の列に並ぼうとした時彼が私の肩に手をやって「俺行ってくる」なんて言ってくれる。
「何食べる?」っていう彼の質問に「拓朗が食べたいやついいよ」と答えるのはいつものこと。
普通の男の人ならきっとなにか答えて欲しいんだろうけど私の彼は「わかった、焼きそばね」と私が好きなものをちゃんと選んでくれるから好き。
列に並びながらスマホをいじってる彼をぼーっと見つめていると、ふと顔を上げた彼と目が合う。
小さく手を振ってみると
彼も今までも普通にしてましたよみたいな涼しい顔して手を振り返してくれた。
今まで恥ずかしがって外じゃこんなことしてくれなかったのに!
やっぱりカッコイイなぁ、私も拓朗のことが好きすぎておかしいのかもしれない。
「めっちゃ時間かかったな、お待たせ」
「ううん、ずっと見てたもん」
「ずっと?!あの時だけじゃなくて?」
「うん、拓朗ちゃんと並んでるかなぁー?って」
「脱走しないか見てたわけか」
「そうそう」
「するわけないやん!」
買ってきてくれたおぼんには焼きそばとたこ焼きとソフトクリーム。
「ちびっ子が持ってて美味そうやなぁって思ったから買った」
嬉しそうにソフトクリームを手に取って口をつける。
かっこよくてさらに可愛いってもう無敵だなぁ、って思いながら割り箸を割る。
「んー!焼きそば美味しい!」
「そりゃあ良かった。これも美味しいよ」
器用にたこ焼きとソフトクリームを交互に食べてる彼がそう言ってスプーンをこちらに向ける。
小さく口を開けると、あまーいそれが口の中で溶けた。
「ねぇ」
「ん?」
夢中になって焼きそばを食べていたらそんな声が降ってきて顔を上げると、彼の手が胸元のチャックに伸びてきた。
「やっぱりちょっとだけ見てたい」
ジーッとその手によってチャックがおろされて、胸のレースが半分くらいまで見える。
「なにそれ笑 じゃあ隠す必要ないじゃない」
「麗結分かってない。隠れてるものをこーやってチラッと見るのがいいんだよ」
「他の人もそうやって見てるかもよ?」
「それはやばいな」
真剣にやばそうな顔をしたけど、「ま、俺のだからいっか」って勝ち誇ったように笑った。
「麗結は座ってて」
やっと見つけた席に荷物を置いて、売店の列に並ぼうとした時彼が私の肩に手をやって「俺行ってくる」なんて言ってくれる。
「何食べる?」っていう彼の質問に「拓朗が食べたいやついいよ」と答えるのはいつものこと。
普通の男の人ならきっとなにか答えて欲しいんだろうけど私の彼は「わかった、焼きそばね」と私が好きなものをちゃんと選んでくれるから好き。
列に並びながらスマホをいじってる彼をぼーっと見つめていると、ふと顔を上げた彼と目が合う。
小さく手を振ってみると
彼も今までも普通にしてましたよみたいな涼しい顔して手を振り返してくれた。
今まで恥ずかしがって外じゃこんなことしてくれなかったのに!
やっぱりカッコイイなぁ、私も拓朗のことが好きすぎておかしいのかもしれない。
「めっちゃ時間かかったな、お待たせ」
「ううん、ずっと見てたもん」
「ずっと?!あの時だけじゃなくて?」
「うん、拓朗ちゃんと並んでるかなぁー?って」
「脱走しないか見てたわけか」
「そうそう」
「するわけないやん!」
買ってきてくれたおぼんには焼きそばとたこ焼きとソフトクリーム。
「ちびっ子が持ってて美味そうやなぁって思ったから買った」
嬉しそうにソフトクリームを手に取って口をつける。
かっこよくてさらに可愛いってもう無敵だなぁ、って思いながら割り箸を割る。
「んー!焼きそば美味しい!」
「そりゃあ良かった。これも美味しいよ」
器用にたこ焼きとソフトクリームを交互に食べてる彼がそう言ってスプーンをこちらに向ける。
小さく口を開けると、あまーいそれが口の中で溶けた。
「ねぇ」
「ん?」
夢中になって焼きそばを食べていたらそんな声が降ってきて顔を上げると、彼の手が胸元のチャックに伸びてきた。
「やっぱりちょっとだけ見てたい」
ジーッとその手によってチャックがおろされて、胸のレースが半分くらいまで見える。
「なにそれ笑 じゃあ隠す必要ないじゃない」
「麗結分かってない。隠れてるものをこーやってチラッと見るのがいいんだよ」
「他の人もそうやって見てるかもよ?」
「それはやばいな」
真剣にやばそうな顔をしたけど、「ま、俺のだからいっか」って勝ち誇ったように笑った。