『照れ屋さんとプール。』/ kwkm
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「めちゃめちゃ楽しみなんだけど!」と運転席の彼の顔を覗き込む。
「そりゃあ良かったね」と運転してるから前を見たままテンション低めな彼。
「拓朗は楽しみじゃないの?」
「楽しみだよ」
「じゃあなんでそんなにつまらなそうな返事なの!もっと盛り上がっていこうよ!」
「俺が楽しみなのは麗結の水着やからね。俺が見るのと同時にほかの男が見ることを考えたらホンマに吐き気がする」
「え、大丈夫?」
「それ吐き気がするって言う所だけ受け取って聞いてる?」
はぁ、とため息をついた私の彼は、絶対私のやりたいことはこんな渋々でも着いてきてくれる。
自分で言うのもおかしいけれど、彼は私のことが好きすぎるんだけど好きすぎてたまに少しおかしい。
これだってそんな大袈裟な!って思うけど、拓朗はきっと本気で言ってる。
「違うよ、ほかの男が私の水着姿見るのに吐き気がするって言ったから」
「そりゃするやろ。あんな可愛い水着着て?こんな可愛いポニーテールして?他の男がやらしい目で見ないわけがない」
「可愛いポニーテールって何?」
「話が逸れてるんやけど」
「気になるんだもん」
「普段は髪下ろしてるやろ?今日はまとまってて見慣れないからこれも最高に可愛ええなぁって」
「拓朗って加減が下手だよね」
って思ったことを口にしてみたら前を見ながら左手でバシッと肩を叩かれる。
可愛い彼女に乱暴だなぁ。
「麗結が、俺の彼女世界一ー!ってやれって言った」
「確かに言ったけど!!」
「じゃあ俺間違ってへんやん」
「はい、ついた」って、シートベルトを外した彼が「行こか」と運転席を降りて、外から助手席のドアを開ける。
この前拓朗に選んでもらった水着が入ったバックをしっかり持って車をおりた。
やっとふたりで来れたプールに私はウキウキだったけど、もう膨らませておいた大きめな浮き輪を肩にかけた我が彼氏はやっぱり少し不機嫌さんな気がした。
「そりゃあ良かったね」と運転してるから前を見たままテンション低めな彼。
「拓朗は楽しみじゃないの?」
「楽しみだよ」
「じゃあなんでそんなにつまらなそうな返事なの!もっと盛り上がっていこうよ!」
「俺が楽しみなのは麗結の水着やからね。俺が見るのと同時にほかの男が見ることを考えたらホンマに吐き気がする」
「え、大丈夫?」
「それ吐き気がするって言う所だけ受け取って聞いてる?」
はぁ、とため息をついた私の彼は、絶対私のやりたいことはこんな渋々でも着いてきてくれる。
自分で言うのもおかしいけれど、彼は私のことが好きすぎるんだけど好きすぎてたまに少しおかしい。
これだってそんな大袈裟な!って思うけど、拓朗はきっと本気で言ってる。
「違うよ、ほかの男が私の水着姿見るのに吐き気がするって言ったから」
「そりゃするやろ。あんな可愛い水着着て?こんな可愛いポニーテールして?他の男がやらしい目で見ないわけがない」
「可愛いポニーテールって何?」
「話が逸れてるんやけど」
「気になるんだもん」
「普段は髪下ろしてるやろ?今日はまとまってて見慣れないからこれも最高に可愛ええなぁって」
「拓朗って加減が下手だよね」
って思ったことを口にしてみたら前を見ながら左手でバシッと肩を叩かれる。
可愛い彼女に乱暴だなぁ。
「麗結が、俺の彼女世界一ー!ってやれって言った」
「確かに言ったけど!!」
「じゃあ俺間違ってへんやん」
「はい、ついた」って、シートベルトを外した彼が「行こか」と運転席を降りて、外から助手席のドアを開ける。
この前拓朗に選んでもらった水着が入ったバックをしっかり持って車をおりた。
やっとふたりで来れたプールに私はウキウキだったけど、もう膨らませておいた大きめな浮き輪を肩にかけた我が彼氏はやっぱり少し不機嫌さんな気がした。