高級ステーキ / fkr
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一息ついた拳くんはおもむろに立ち上がって、どこのダンボールから出てきたのかノートを手に戻ってきたと思ったら、今度は床に腰を下ろしてさぁて!と言いながらローテーブルに広げる。
ソファーから覗き込むと、ノートは新品なようで1ページ目も真っ白。彼はそのままつなぎ目を手でぐっと押さえて開いた。
「麗結ちゃんも来て、俺らの未来設計しよ」
「未来設計?」
「俺今まで一人でやってきたんだけど、今日からは麗結ちゃんも一緒にやらないとね。パートナーなんだから」
結婚なんてまだ先の先なはずなのに、パートナーなんて言われたらそれを意識してしまいそうになる。
拳くんは私より何百倍も賢いし、この言葉もなにか計算があって発されているのかなとか考えても意味の無いことが頭の中でぐるぐるぐるぐる。
「まずは明日の予定から!」
そう言った拳くんは気合い入れなのか、右腕だけ腕まくりをしてペンを掲げてる。
未来設計ってそこからなの。明日のことは紙に起こさなくても良さそうな気がするけど。
「明日の予定も?」
「うん」
「ってことは明後日の予定もやるの?」
「ううん、やらない」
やるわけないじゃーん、と当たり前のように微笑んで「麗結ちゃんもこっち来て!」と私の脚に触れる。
ソファーから降りてそのまま拳くんの右隣に座ると、反対側がいいなんて左側をポンポン叩く。
どっちでもいいじゃん...と喉から出かかったのをぐっと飲み込んで左隣に腰掛けると拳くんの手が私の手を捕まえて指を絡めた。
「これでいいね」
「...なんか...うん...いいよ」
「なんか何?!」
「ううん、何でもない!早くやろう!」
手を繋ぐために反対側に回ってと言った拳くんが愛おしすぎる...どっちでもいいなんて可愛いの欠けらも無い自分の脳はやっぱりポンコツだ。
「まず!明日は何時に起きよう?」
「私はお休みだけど拳くんは?」
「俺も3連休貰ってるから休みだよ。2人とも休みじゃん!」
もしこれが漫画なら、ぱあああという文字が彼の周りに散りばめられるんだろうなと想像してしまうほどの彼の嬉しそうな顔。
私も休み長めに貰っておいてよかったなぁ、この部屋早くなんとかしないといけないし。
「同棲して初めての日がお休みなんて!お片付けあっという間に終えられそうだね!」
「えぇ...」
さっきのお手本のような嬉しそうな笑顔が、ずーんに変わったのは言うまでもないけれど、賢いのにこういう人間らしいところも合わせ持ってるの、とっても魅力的。
ソファーから覗き込むと、ノートは新品なようで1ページ目も真っ白。彼はそのままつなぎ目を手でぐっと押さえて開いた。
「麗結ちゃんも来て、俺らの未来設計しよ」
「未来設計?」
「俺今まで一人でやってきたんだけど、今日からは麗結ちゃんも一緒にやらないとね。パートナーなんだから」
結婚なんてまだ先の先なはずなのに、パートナーなんて言われたらそれを意識してしまいそうになる。
拳くんは私より何百倍も賢いし、この言葉もなにか計算があって発されているのかなとか考えても意味の無いことが頭の中でぐるぐるぐるぐる。
「まずは明日の予定から!」
そう言った拳くんは気合い入れなのか、右腕だけ腕まくりをしてペンを掲げてる。
未来設計ってそこからなの。明日のことは紙に起こさなくても良さそうな気がするけど。
「明日の予定も?」
「うん」
「ってことは明後日の予定もやるの?」
「ううん、やらない」
やるわけないじゃーん、と当たり前のように微笑んで「麗結ちゃんもこっち来て!」と私の脚に触れる。
ソファーから降りてそのまま拳くんの右隣に座ると、反対側がいいなんて左側をポンポン叩く。
どっちでもいいじゃん...と喉から出かかったのをぐっと飲み込んで左隣に腰掛けると拳くんの手が私の手を捕まえて指を絡めた。
「これでいいね」
「...なんか...うん...いいよ」
「なんか何?!」
「ううん、何でもない!早くやろう!」
手を繋ぐために反対側に回ってと言った拳くんが愛おしすぎる...どっちでもいいなんて可愛いの欠けらも無い自分の脳はやっぱりポンコツだ。
「まず!明日は何時に起きよう?」
「私はお休みだけど拳くんは?」
「俺も3連休貰ってるから休みだよ。2人とも休みじゃん!」
もしこれが漫画なら、ぱあああという文字が彼の周りに散りばめられるんだろうなと想像してしまうほどの彼の嬉しそうな顔。
私も休み長めに貰っておいてよかったなぁ、この部屋早くなんとかしないといけないし。
「同棲して初めての日がお休みなんて!お片付けあっという間に終えられそうだね!」
「えぇ...」
さっきのお手本のような嬉しそうな笑顔が、ずーんに変わったのは言うまでもないけれど、賢いのにこういう人間らしいところも合わせ持ってるの、とっても魅力的。