困った奴 / izw
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俺がCEOを務めるQuizKnockのオフィスには俺を全力で困らせる、困った奴がいる。
仕事ができない訳では無い。
むしろ仕事覚えが良く、あっという間に慣れてしまった。
態度に問題がある訳でも無い。
むしろ愛嬌があって、あっという間にメンバーに馴染んでしまった。
ここまではいい子をゲット出来たとガッツポーズをしていたくらいだ。ここまでは。
「伊沢さんー!おはようございますっ!」
「麗結さん今日も元気だね」
「今日は朝から伊沢さんに会えるって思ったら元気にもなりますよぉ」
「そういうもんなの?」
「そういうもんですよ!伊沢さんレベルになると好きな人に会える日もウキウキしないんですか?」
問題の彼女、麗結さんはパワフルな女性だ。
さすがに自意識過剰だと考えないようにしていたが、どうもここまでの彼女の行動や言葉諸々を鑑みると俺のことが好きらしい。
俺は社内恋愛を否定しないし、肯定もしない主義だが自分は全くする気がないので盛大に頭を抱えているってわけ。
俺のことを好きな人と形容した彼女は俺の隣に腰掛けると「今日は何をしたらいいですか?」と仕事なのに楽しそうに俺に話しかける。
悩んでいるのは俺だけで、彼女にとっては特に意識もしていない行動やセリフたちなんだろう。
「今日は山本に着いてくれ。やることは伝えてある。いつも通り帰る時は俺にやったことの報告だけしてくれたらいいから」
「山本さんですね!りょーかいしました!」
「うん、じゃあ今日もよろしく...」
「私もっと頑張って伊沢さんのお隣に立てるように頑張ります!大好きなので!」
「はいはい、頑張ってね」
頑張って欲しいのは、俺の隣に立つためではなく会社のために働くことなのだが、俺のために頑張ると会社のためになるのなら応援しよう。
彼女に好かれているという満更でもない状況に最初は浮かれていた俺だったが、最近になってやっとこうして適当にあしらえるようになった。
あの子は俺のことが好きなんだ、と思うだけで自信になることは事実だ。
仕事ができない訳では無い。
むしろ仕事覚えが良く、あっという間に慣れてしまった。
態度に問題がある訳でも無い。
むしろ愛嬌があって、あっという間にメンバーに馴染んでしまった。
ここまではいい子をゲット出来たとガッツポーズをしていたくらいだ。ここまでは。
「伊沢さんー!おはようございますっ!」
「麗結さん今日も元気だね」
「今日は朝から伊沢さんに会えるって思ったら元気にもなりますよぉ」
「そういうもんなの?」
「そういうもんですよ!伊沢さんレベルになると好きな人に会える日もウキウキしないんですか?」
問題の彼女、麗結さんはパワフルな女性だ。
さすがに自意識過剰だと考えないようにしていたが、どうもここまでの彼女の行動や言葉諸々を鑑みると俺のことが好きらしい。
俺は社内恋愛を否定しないし、肯定もしない主義だが自分は全くする気がないので盛大に頭を抱えているってわけ。
俺のことを好きな人と形容した彼女は俺の隣に腰掛けると「今日は何をしたらいいですか?」と仕事なのに楽しそうに俺に話しかける。
悩んでいるのは俺だけで、彼女にとっては特に意識もしていない行動やセリフたちなんだろう。
「今日は山本に着いてくれ。やることは伝えてある。いつも通り帰る時は俺にやったことの報告だけしてくれたらいいから」
「山本さんですね!りょーかいしました!」
「うん、じゃあ今日もよろしく...」
「私もっと頑張って伊沢さんのお隣に立てるように頑張ります!大好きなので!」
「はいはい、頑張ってね」
頑張って欲しいのは、俺の隣に立つためではなく会社のために働くことなのだが、俺のために頑張ると会社のためになるのなら応援しよう。
彼女に好かれているという満更でもない状況に最初は浮かれていた俺だったが、最近になってやっとこうして適当にあしらえるようになった。
あの子は俺のことが好きなんだ、と思うだけで自信になることは事実だ。
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