半径10メーターの世界
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ベットの上といえば、拓朗とはそういうことしかしてなかったけど、拓司は私をぎゅーっと私を抱きしめてほっぺに優しいキスをして微笑んだ。
「夢みてぇ。麗結の彼氏なの?俺」
「うん...多分」
「多分?彼氏でしょ。拓朗からまたなんか言われたらすぐ言うんだよ」
「わかった」
これでいいんだ。
私の世界を今日からは拓司と作っていくんだ。
このネックレスも捨ててしまおう。
「好きだよ。離れてた分もあっという間に埋めちゃうから俺、天才だし」
「天才はちゃんと医者になってね?」
「あっそれは無理です」
なんでよーって笑うと、「麗結と幸せになれればそれでいいからさ」って泣きそうになることを言ってくれた。
「じゃあまた明日ね」
「うん」
「あっ、そういえば麗結にちゃんと俺のことが好きって言ってもらってないわ」
そんなに遠くないからいいよって断ったのに、当たり前のように自転車を押して家まで送ってくれる。
家の目の前に来て、思い出したかのように拓司がそんなこというからドキドキする。
「聞きたいなぁ」
「...今は恥ずかしいよ」
「じゃあ...明日?」
「...気が向いたら?」
「えー!麗結のことじゃいつになるか分からないじゃん」
この時に好きだよと言ってあげられなかったこと、今でも1番と言っていいほど後悔しています。
結局声に出してちゃんと想いを伝えてあげることは出来なかった。
「また家ついたらLINEするわ」
「じゃあ先にお風呂とか入って待ってるね」
「お風呂の写真とか送ってくれていいよ?」
「変態ー!!!」
その時の拓司の笑顔を思い出すと、今でも涙が出てきそうになるの。
これから幸せになるんだって思ってた。
一緒に幸せになるんだと当たり前に思ってた。
当たり前が、
そんなに欲張ったはずじゃない誰しもが求める当たり前が、
崩れたのは、
この2日後。
「夢みてぇ。麗結の彼氏なの?俺」
「うん...多分」
「多分?彼氏でしょ。拓朗からまたなんか言われたらすぐ言うんだよ」
「わかった」
これでいいんだ。
私の世界を今日からは拓司と作っていくんだ。
このネックレスも捨ててしまおう。
「好きだよ。離れてた分もあっという間に埋めちゃうから俺、天才だし」
「天才はちゃんと医者になってね?」
「あっそれは無理です」
なんでよーって笑うと、「麗結と幸せになれればそれでいいからさ」って泣きそうになることを言ってくれた。
「じゃあまた明日ね」
「うん」
「あっ、そういえば麗結にちゃんと俺のことが好きって言ってもらってないわ」
そんなに遠くないからいいよって断ったのに、当たり前のように自転車を押して家まで送ってくれる。
家の目の前に来て、思い出したかのように拓司がそんなこというからドキドキする。
「聞きたいなぁ」
「...今は恥ずかしいよ」
「じゃあ...明日?」
「...気が向いたら?」
「えー!麗結のことじゃいつになるか分からないじゃん」
この時に好きだよと言ってあげられなかったこと、今でも1番と言っていいほど後悔しています。
結局声に出してちゃんと想いを伝えてあげることは出来なかった。
「また家ついたらLINEするわ」
「じゃあ先にお風呂とか入って待ってるね」
「お風呂の写真とか送ってくれていいよ?」
「変態ー!!!」
その時の拓司の笑顔を思い出すと、今でも涙が出てきそうになるの。
これから幸せになるんだって思ってた。
一緒に幸せになるんだと当たり前に思ってた。
当たり前が、
そんなに欲張ったはずじゃない誰しもが求める当たり前が、
崩れたのは、
この2日後。