ep.26 declaration of love。/ ko-chan
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「麗結ちゃん、すっ...すっ...好きです!付き合ってください!!」
今までの思いの全てを言葉に込める。
告白ってこんなに緊張するのかぁ....
「航平くん、もっと上手に告白できないの?」
「そっ...そんなこと言わないでよ!」
「私、そんなダサい航平くんとはお付き合いできないわ!」
えっ、俺振られて...
「...って!麗結ちゃんは優しいからそんなこと言わないっすよ!」
「え?あの子は言うだろ!」って脚を組み直した麗結ちゃん役の伊沢さんが笑う。
「しかも麗結ちゃん、俺のこと航平くんなんて呼ばないっすからね!こうちゃんだから!そこのところちゃんとしてもらわないと!」
「どんだけリアル求めてんだよ!」
「伊沢さんが告白の練習してくれるって言ったから期待してきたのに...」
はぁ、やっぱり練習なんてしても意味ないな。
ため息をつきながら、伊沢さんの隣に座ると「で、いつ告白すんの?」と問われる。
「そりゃあ...出来ることなら今すぐにでもって感じですけど」
「じゃあ今日?」
「いやっ...それは急すぎっていうか...なんていうか...」
「じゃあ明日?」
「明日...」
「明日やろうは馬鹿野郎っていうだろ?今日だよ、今日!」
「は?!無理!無理無理!」
「麗結さん今日来るだろ?明日は会えるかわからないだろ?早い方がいい。ほかの男に取られたら後悔するよ?」
たしかに。
伊沢さんが言ってることは間違ってない。
1人でいつ告白しようか悶々としていても永遠に埒が明かないし、伊沢さんがこれだけ言ってくれたからって理由をつけて今日告白してしまうのもいいかもしれない。
「伊沢さんそんなに俺のこと考えてくれてたんすね...」
「今日じゃねーと俺告白の瞬間見れてねぇし、冷やかしにいけねぇんだもん」
「は?」
「あ、いや、こうちゃんのことを思ってね?そうそう」
まあそんなことだろうと思ってましたよ。
うちの社長はそういうことを平気で思ってる人間だ。
「あ、麗結ちゃん、記事出したー?!」
廊下から君の名前を呼ぶ声が聞こえる。
続けて返事をする君の声がした。
あ、来たんだ。
ドキドキと鼓動が速くなる。
彼女の声が聞こえて、さらにドクドクが加速する。
もうすっかり君の虜だ。
「ま、頑張れ」
立ち上がってポンっと俺の肩に手をやって部屋を出ていった伊沢さん。
もう伊沢さんには絶対期待しない!
今までの思いの全てを言葉に込める。
告白ってこんなに緊張するのかぁ....
「航平くん、もっと上手に告白できないの?」
「そっ...そんなこと言わないでよ!」
「私、そんなダサい航平くんとはお付き合いできないわ!」
えっ、俺振られて...
「...って!麗結ちゃんは優しいからそんなこと言わないっすよ!」
「え?あの子は言うだろ!」って脚を組み直した麗結ちゃん役の伊沢さんが笑う。
「しかも麗結ちゃん、俺のこと航平くんなんて呼ばないっすからね!こうちゃんだから!そこのところちゃんとしてもらわないと!」
「どんだけリアル求めてんだよ!」
「伊沢さんが告白の練習してくれるって言ったから期待してきたのに...」
はぁ、やっぱり練習なんてしても意味ないな。
ため息をつきながら、伊沢さんの隣に座ると「で、いつ告白すんの?」と問われる。
「そりゃあ...出来ることなら今すぐにでもって感じですけど」
「じゃあ今日?」
「いやっ...それは急すぎっていうか...なんていうか...」
「じゃあ明日?」
「明日...」
「明日やろうは馬鹿野郎っていうだろ?今日だよ、今日!」
「は?!無理!無理無理!」
「麗結さん今日来るだろ?明日は会えるかわからないだろ?早い方がいい。ほかの男に取られたら後悔するよ?」
たしかに。
伊沢さんが言ってることは間違ってない。
1人でいつ告白しようか悶々としていても永遠に埒が明かないし、伊沢さんがこれだけ言ってくれたからって理由をつけて今日告白してしまうのもいいかもしれない。
「伊沢さんそんなに俺のこと考えてくれてたんすね...」
「今日じゃねーと俺告白の瞬間見れてねぇし、冷やかしにいけねぇんだもん」
「は?」
「あ、いや、こうちゃんのことを思ってね?そうそう」
まあそんなことだろうと思ってましたよ。
うちの社長はそういうことを平気で思ってる人間だ。
「あ、麗結ちゃん、記事出したー?!」
廊下から君の名前を呼ぶ声が聞こえる。
続けて返事をする君の声がした。
あ、来たんだ。
ドキドキと鼓動が速くなる。
彼女の声が聞こえて、さらにドクドクが加速する。
もうすっかり君の虜だ。
「ま、頑張れ」
立ち上がってポンっと俺の肩に手をやって部屋を出ていった伊沢さん。
もう伊沢さんには絶対期待しない!