ep.24 イメージ。/ kwkm
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今日は川上さんと一緒に帰るんだとウキウキでオフィスに行くと、いつも通り美味しそうなおやつを食べてるこうちゃんの姿。
「あ!麗結ちゃん来るの早いって!今日はバレずに食べれると思ったのに!」
「バレずにって何よ!私見てるだけじゃん!」
「昨日もあげたじゃん!」
「そうだっけ?」
誤魔化すように笑うと、後ろから「麗結さん、これ食べていいよ」と声が聞こえる。
振り返らなくてもわかる、川上さんの声だ。
「あー!それ川上のだったの?!名前書いてねぇから食っちゃうかって狙ってたのに」
「ちゃんと川上って書いてあるじゃないですか」
「どこに?」
「ここ」
「ちっせぇよ!」って伊沢さんに突っ込まれてるけど、それをスルーして「俺お腹いっぱいだから」って私に手渡してまた作業をしていた部屋に戻って行った。
「なんで...?」
「川上さん素直じゃないなぁほんとに」
「え?」
「麗結ちゃんに、買ってきてるもんな、あれは確実に」
伊沢さんのその言葉に「間違いない」と今日はコーヒーゼリーを食べながら頷いてるこうちゃん。
「甘いなぁ、川上ってそういうタイプだったんだ」
「なんかイメージと違いますよね」
「意外とドライな付き合いしそうな感じしたけどな」
川上さんが手渡してくれたのはこうちゃんが食べてるのと同じミルクをかけるコーヒーゼリー...かと思いきや、クリームコーヒーゼリーで、彼のより豪華。
「なんか俺よりいいやつだし!」
「ははっ、そこ戦ってどうすんだよ!」
「いやこれ絶対川上さんも戦ってますって!僕のデザート1番に確認して!」
そうなのかなぁ...本当にお腹いっぱいだからじゃないの?と思っていた私は彼らの話に上手く入って行けなかった。
「お待たせ」
撮影部屋から出てきた川上さんがソファーでのんびりしていた私の前に立つ。
「お疲れ様です」
「麗結さんもお疲れ様。帰ろか」
その言葉に頷いて、荷物をまとめて一緒に玄関に向かう。
「じゃ俺と麗結さん帰りますねー」
「川上さん!明日は負けないですから!」
「ん?何が?」
こうちゃんがビシッと宣戦布告したのも川上さんには伝わらなかったみたいで、首をかしげてる。
ほらやっぱり、川上さんはたまたま私にデザートくれたんだよ。
「あ!麗結ちゃん来るの早いって!今日はバレずに食べれると思ったのに!」
「バレずにって何よ!私見てるだけじゃん!」
「昨日もあげたじゃん!」
「そうだっけ?」
誤魔化すように笑うと、後ろから「麗結さん、これ食べていいよ」と声が聞こえる。
振り返らなくてもわかる、川上さんの声だ。
「あー!それ川上のだったの?!名前書いてねぇから食っちゃうかって狙ってたのに」
「ちゃんと川上って書いてあるじゃないですか」
「どこに?」
「ここ」
「ちっせぇよ!」って伊沢さんに突っ込まれてるけど、それをスルーして「俺お腹いっぱいだから」って私に手渡してまた作業をしていた部屋に戻って行った。
「なんで...?」
「川上さん素直じゃないなぁほんとに」
「え?」
「麗結ちゃんに、買ってきてるもんな、あれは確実に」
伊沢さんのその言葉に「間違いない」と今日はコーヒーゼリーを食べながら頷いてるこうちゃん。
「甘いなぁ、川上ってそういうタイプだったんだ」
「なんかイメージと違いますよね」
「意外とドライな付き合いしそうな感じしたけどな」
川上さんが手渡してくれたのはこうちゃんが食べてるのと同じミルクをかけるコーヒーゼリー...かと思いきや、クリームコーヒーゼリーで、彼のより豪華。
「なんか俺よりいいやつだし!」
「ははっ、そこ戦ってどうすんだよ!」
「いやこれ絶対川上さんも戦ってますって!僕のデザート1番に確認して!」
そうなのかなぁ...本当にお腹いっぱいだからじゃないの?と思っていた私は彼らの話に上手く入って行けなかった。
「お待たせ」
撮影部屋から出てきた川上さんがソファーでのんびりしていた私の前に立つ。
「お疲れ様です」
「麗結さんもお疲れ様。帰ろか」
その言葉に頷いて、荷物をまとめて一緒に玄関に向かう。
「じゃ俺と麗結さん帰りますねー」
「川上さん!明日は負けないですから!」
「ん?何が?」
こうちゃんがビシッと宣戦布告したのも川上さんには伝わらなかったみたいで、首をかしげてる。
ほらやっぱり、川上さんはたまたま私にデザートくれたんだよ。