ep.2 はじまり。/ kwkm
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「...まだ返事もらってないのに調子乗った」と言いながら、体を離さない彼の顔は見えない。
私の心臓のドキドキ絶対伝わってる。
5つも上なのになんにも余裕ない。
彼にずっとドキドキさせられてる。
調子乗ってないし、嬉しかったから首を横に振ると「それは僕、喜んでいいってこと?」って優しい落ち着いた声。
「多分...」
まさか、告白だけでも夢みたいなのに。
「僕大真面目ですからね。頼りないかもしれないけど、絶対麗結さんだけは悲しませない」
「うんっ...」
「好きです」
体が離れたと思ったら、私の大好きな彼の顔が目の前にある。
こうして目を見て言われるとさらに現実味がます。
かっこよくて、夢みたいで、こんな涙でぐしゃぐしゃな顔見られてるなんて恥ずかしくて目をそらす。
「麗結さんの気持ちも聞きたい」
「あっ、そうやってまたいじわるする!」
「また?笑 僕頑張ったんですからちょっとくらいご褒美くださいよ」
「んー...わかったよ!...好き...です」
「誰が?」
「え!ずるい!川上くんも言わなかったじゃない」
「僕は麗結さんが好きだよ。だって可愛いし、話も合うし、めちゃめちゃ女子力高くて気遣いも出来てパーフェクトじゃないですか」
ずるい、川上くんはずるい。
いつもちょっぴり意地悪だけど、今日はもっと意地悪だ。
「川上くんが、好きです...」
やっぱりまだ上手く言えない。
下を俯いたままそう言うと、頬に手が伸びてきて「こっち向いて」という声が上から降ってくる。
「拓朗って呼んで。たった今から彼氏なんですから」
「えっ...いや...」
「いや?麗結には拒否権ないよ」
「えっ?!」
「...やっぱちょっと照れますね、呼び捨てはもう少しあとにしよっか」
全く年下を感じさせない彼は、いつも目の前で見ていた大きな手で私の頭をポンポンと撫でる。
「これからもよろしくお願いします」
「こちらこそ不束者ですが...」
頭をペコッと下げると「ねえ麗結さん」と彼が私を呼ぶ声。
ふっと顔を上げると、「やっと僕のものですね」と口角を上げた拓朗くんが触れるだけのキスをした。
私の心臓のドキドキ絶対伝わってる。
5つも上なのになんにも余裕ない。
彼にずっとドキドキさせられてる。
調子乗ってないし、嬉しかったから首を横に振ると「それは僕、喜んでいいってこと?」って優しい落ち着いた声。
「多分...」
まさか、告白だけでも夢みたいなのに。
「僕大真面目ですからね。頼りないかもしれないけど、絶対麗結さんだけは悲しませない」
「うんっ...」
「好きです」
体が離れたと思ったら、私の大好きな彼の顔が目の前にある。
こうして目を見て言われるとさらに現実味がます。
かっこよくて、夢みたいで、こんな涙でぐしゃぐしゃな顔見られてるなんて恥ずかしくて目をそらす。
「麗結さんの気持ちも聞きたい」
「あっ、そうやってまたいじわるする!」
「また?笑 僕頑張ったんですからちょっとくらいご褒美くださいよ」
「んー...わかったよ!...好き...です」
「誰が?」
「え!ずるい!川上くんも言わなかったじゃない」
「僕は麗結さんが好きだよ。だって可愛いし、話も合うし、めちゃめちゃ女子力高くて気遣いも出来てパーフェクトじゃないですか」
ずるい、川上くんはずるい。
いつもちょっぴり意地悪だけど、今日はもっと意地悪だ。
「川上くんが、好きです...」
やっぱりまだ上手く言えない。
下を俯いたままそう言うと、頬に手が伸びてきて「こっち向いて」という声が上から降ってくる。
「拓朗って呼んで。たった今から彼氏なんですから」
「えっ...いや...」
「いや?麗結には拒否権ないよ」
「えっ?!」
「...やっぱちょっと照れますね、呼び捨てはもう少しあとにしよっか」
全く年下を感じさせない彼は、いつも目の前で見ていた大きな手で私の頭をポンポンと撫でる。
「これからもよろしくお願いします」
「こちらこそ不束者ですが...」
頭をペコッと下げると「ねえ麗結さん」と彼が私を呼ぶ声。
ふっと顔を上げると、「やっと僕のものですね」と口角を上げた拓朗くんが触れるだけのキスをした。