ep.22 全然タイプじゃない。/ fkr
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「彼女さん怒らないの?」と少し彼のことが気になるから聞いてみると「あ、ごめん嘘」ってあっさり返事がきた。
「なーんだー」
「ごめんごめん、彼女いるって言ったら麗結さんどんな反応するかなーって見たかったんだよね」
「なんのために?笑」
「ちょっとね」
目の前のポテトに手を伸ばして、パクッと口に入れると指についた塩を舌で舐めてる。
大きな手と細い指。
なんかソワソワする舌使いの舐め方。
...飲むとよくない、こんなことばっかり考えちゃう。
タイプじゃないから付き合いたいとかではないでけど。
「福良さんと隣の女の子も一緒にやらないー?!」
って声が大きな大学院生の人の声に「行きますか?」って聞いてみたら「んー、ここにいたいかな」とまたポテトを手に取る。
「私たちパスで!」
って答えたら「ねえ!出来てんの?!」って親友達が騒いでるから「はいはい楽しんでー!」って適当に返事をした。
「楽しいお友達さんだね」
「福良くんのお友達もそうじゃん」
「いつも一緒に居るからね、あいつらとは」
ギャーギャーいってる方を見るとジェンガを始めたみたいで、もっと慎重にやるもんじゃないの?って聞きたくなるくらい騒がしい。
そしてやっぱり隣の彼はいちいち指を舐める仕草がセクシー。
「本当にうるさくて、本当に賢くて、本当にいい仲間だよ」
「福良くんが面白いからそういう人達が集まるんだろうね」
「へへっ、麗結さんモテるでしょ?僕今嬉しいって思っちゃった」
「そんなことは...」
男の人たちを遊びに誘うためには気分を良くすることが大事だからね、なんて男の人には口が裂けても言えないんだけど。
賢い福良くんにもバレてないのか。
「僕ついこの間まで彼女いたんだよ」
「別れたの?」
「うん、振られたー」
ほう、振られたて。
これは誘ったら上手くいくかも!なんて心はちょっと踊った。
「女の子にこんな話どうかと思うけど、酔ってるから許してね?」
「うん」
「僕ちょっと普通の人より強いから激しいみたいでさ」
「何が...?」
「その質問はセンスがないなぁ、麗結ちゃん」
「ちゃんと考えて?」と首を傾ける福良くん。
これはきっと、一番最初にぱっと頭に浮かんだことで多分あってるだろう。
「なーんだー」
「ごめんごめん、彼女いるって言ったら麗結さんどんな反応するかなーって見たかったんだよね」
「なんのために?笑」
「ちょっとね」
目の前のポテトに手を伸ばして、パクッと口に入れると指についた塩を舌で舐めてる。
大きな手と細い指。
なんかソワソワする舌使いの舐め方。
...飲むとよくない、こんなことばっかり考えちゃう。
タイプじゃないから付き合いたいとかではないでけど。
「福良さんと隣の女の子も一緒にやらないー?!」
って声が大きな大学院生の人の声に「行きますか?」って聞いてみたら「んー、ここにいたいかな」とまたポテトを手に取る。
「私たちパスで!」
って答えたら「ねえ!出来てんの?!」って親友達が騒いでるから「はいはい楽しんでー!」って適当に返事をした。
「楽しいお友達さんだね」
「福良くんのお友達もそうじゃん」
「いつも一緒に居るからね、あいつらとは」
ギャーギャーいってる方を見るとジェンガを始めたみたいで、もっと慎重にやるもんじゃないの?って聞きたくなるくらい騒がしい。
そしてやっぱり隣の彼はいちいち指を舐める仕草がセクシー。
「本当にうるさくて、本当に賢くて、本当にいい仲間だよ」
「福良くんが面白いからそういう人達が集まるんだろうね」
「へへっ、麗結さんモテるでしょ?僕今嬉しいって思っちゃった」
「そんなことは...」
男の人たちを遊びに誘うためには気分を良くすることが大事だからね、なんて男の人には口が裂けても言えないんだけど。
賢い福良くんにもバレてないのか。
「僕ついこの間まで彼女いたんだよ」
「別れたの?」
「うん、振られたー」
ほう、振られたて。
これは誘ったら上手くいくかも!なんて心はちょっと踊った。
「女の子にこんな話どうかと思うけど、酔ってるから許してね?」
「うん」
「僕ちょっと普通の人より強いから激しいみたいでさ」
「何が...?」
「その質問はセンスがないなぁ、麗結ちゃん」
「ちゃんと考えて?」と首を傾ける福良くん。
これはきっと、一番最初にぱっと頭に浮かんだことで多分あってるだろう。