ep.22 全然タイプじゃない。/ fkr
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私がアボカドのシーフードサラダをムシャムシャ食べているのを何故か楽しそうに見ているメガネの人。
手にはグラスを持ってるけど、何を飲んでるのかは分からない。
顔もタイプじゃないし、何でそんなにニコニコしてこっち見てるのかよくわからないし、何より野菜食べれないってやばいでしょ。
「食べます...?」
「ごめん、ほんとに無理なんだよねぇ」
「そうですか...」
「ちなみにその四角に切られてゴロゴロしてるのは何?」
「えっ...?これ?」
お箸でアボカドをひとつつまんで彼に見せると「そうそう!なんだろ...」って言いながら、じーっと見つめてるから若干寄り目になってる。
「これアボカドですよ」
「アボカド?!野菜じゃないじゃん!」
「え?野菜ですよ、だってサラダに...」
「違う違う、アボカドは果物なの。ちなみにいちごは野菜ね」
は?!と思いながらも、へぇそうなんだって素直に納得していた。
賢いっていっても、勉強じゃなくてこういう日常に触れてるものなら楽しいかも。
「あ、果物ってことは食べられるんじゃ...?」
「え?!嫌だよー、そんな緑の硬そうなやつ食べたくないよー、野菜じゃん」
「今野菜じゃないって言ってました!」
「え?そうだっけ?」
とぼけた顔してグラスに口をつける。
「もう5杯目だよ」って呑気に言ってるけど、全然酔ってなさそうだし強すぎ。
「そういえば名前は...?」
「僕?福良」
「下の名前」
「拳。北斗の拳の拳。強そうでしょ?」
「見た目ではちょっと」
「うん、よく言われる」
顔はタイプじゃないし、全然遊んでくれなさそうだけど福良くんの隣、ちょっと楽しい。
お酒飲むの好きそうだし、遊ぶのは無理でも呑みは出来そう。
なんだ、結構普通じゃん。
「麗結さんは彼氏いないの?」
「うん、いないよ。じゃなきゃここ来てないって!」
「え?僕彼女いるけど」
「え?!」
待って待って待って、何その爆弾発言!
って、合コンじゃないんだからそういうことだってあるよね...うんうん。
全然タイプじゃない福良くんだから彼女がいるとかいないとか関係ないけど、意外とやるんだなぁ...
手にはグラスを持ってるけど、何を飲んでるのかは分からない。
顔もタイプじゃないし、何でそんなにニコニコしてこっち見てるのかよくわからないし、何より野菜食べれないってやばいでしょ。
「食べます...?」
「ごめん、ほんとに無理なんだよねぇ」
「そうですか...」
「ちなみにその四角に切られてゴロゴロしてるのは何?」
「えっ...?これ?」
お箸でアボカドをひとつつまんで彼に見せると「そうそう!なんだろ...」って言いながら、じーっと見つめてるから若干寄り目になってる。
「これアボカドですよ」
「アボカド?!野菜じゃないじゃん!」
「え?野菜ですよ、だってサラダに...」
「違う違う、アボカドは果物なの。ちなみにいちごは野菜ね」
は?!と思いながらも、へぇそうなんだって素直に納得していた。
賢いっていっても、勉強じゃなくてこういう日常に触れてるものなら楽しいかも。
「あ、果物ってことは食べられるんじゃ...?」
「え?!嫌だよー、そんな緑の硬そうなやつ食べたくないよー、野菜じゃん」
「今野菜じゃないって言ってました!」
「え?そうだっけ?」
とぼけた顔してグラスに口をつける。
「もう5杯目だよ」って呑気に言ってるけど、全然酔ってなさそうだし強すぎ。
「そういえば名前は...?」
「僕?福良」
「下の名前」
「拳。北斗の拳の拳。強そうでしょ?」
「見た目ではちょっと」
「うん、よく言われる」
顔はタイプじゃないし、全然遊んでくれなさそうだけど福良くんの隣、ちょっと楽しい。
お酒飲むの好きそうだし、遊ぶのは無理でも呑みは出来そう。
なんだ、結構普通じゃん。
「麗結さんは彼氏いないの?」
「うん、いないよ。じゃなきゃここ来てないって!」
「え?僕彼女いるけど」
「え?!」
待って待って待って、何その爆弾発言!
って、合コンじゃないんだからそういうことだってあるよね...うんうん。
全然タイプじゃない福良くんだから彼女がいるとかいないとか関係ないけど、意外とやるんだなぁ...