ep.18 ファースト・キス。/ izw
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「おまたせ。乗って乗って」
2人ともお休みだった土曜日の午前11時。
久々の1日offに浮かれて、遊園地に行くことにした。
まだ運転慣れないんだよねなんて言ってたのに、駐車を1発で決めて彼が私に手を振る。
前に乗せられた小さな犬のぬいぐるみが可愛い。
「ごめんね、わざわざお迎え来てもらっちゃって」
「彼氏なんだから姫を迎えに行くのは当たり前だろ。それに!最近めっちゃ練習してるから、麗結にドライビングテクニックを見てもらいたかったんだよ」
「拓司くん一昨日だって運転慣れねぇなぁって言ってたよ?」
「それはなんかあった時のための保険だって。もうバッチリだよ、じゃなきゃ麗結は乗せれねぇよ」
付き合って2年と少し。
1年記念日にプレゼントしてもらった指輪ももう違和感なく毎日つけるものになったし、拓司くんの指にも動画撮影の日以外はしっかりついているようだ。
この前一緒にお風呂に入った時手を見たけど、ちゃんと指輪焼けの跡がついてたからそれは間違いない。
運転しながら鼻歌なんか歌っちゃって、随分余裕な彼はいつもニコニコしててこれでもかというくらい優しい。
喧嘩も全くしないし、これからもずっと彼の隣にいたいと思うほど大切で落ち着ける場所。
「昨日は何してたの?」
「んー...オフィスで仕事。そのまま仮眠して家帰った」
「そっか。大変だったんだね」
「ごめんね、全然連絡できなくて」
「ううん。お仕事なら...仕方ないよね」
「不安にさせてごめん」と彼の左手が私の頭にのびる。
1週間に1度、多い時には2度、夜彼からの連絡がパタリと途絶える瞬間がある。
たまに今日みたいにさりげなく聞いてみるんだけど仕事としか返ってこないから、これはしょうがないのかもしれない。
その他の日はしっかり連絡もらってるし、電話だってしてくれるんだから欲張っちゃいけないよね。
2人ともお休みだった土曜日の午前11時。
久々の1日offに浮かれて、遊園地に行くことにした。
まだ運転慣れないんだよねなんて言ってたのに、駐車を1発で決めて彼が私に手を振る。
前に乗せられた小さな犬のぬいぐるみが可愛い。
「ごめんね、わざわざお迎え来てもらっちゃって」
「彼氏なんだから姫を迎えに行くのは当たり前だろ。それに!最近めっちゃ練習してるから、麗結にドライビングテクニックを見てもらいたかったんだよ」
「拓司くん一昨日だって運転慣れねぇなぁって言ってたよ?」
「それはなんかあった時のための保険だって。もうバッチリだよ、じゃなきゃ麗結は乗せれねぇよ」
付き合って2年と少し。
1年記念日にプレゼントしてもらった指輪ももう違和感なく毎日つけるものになったし、拓司くんの指にも動画撮影の日以外はしっかりついているようだ。
この前一緒にお風呂に入った時手を見たけど、ちゃんと指輪焼けの跡がついてたからそれは間違いない。
運転しながら鼻歌なんか歌っちゃって、随分余裕な彼はいつもニコニコしててこれでもかというくらい優しい。
喧嘩も全くしないし、これからもずっと彼の隣にいたいと思うほど大切で落ち着ける場所。
「昨日は何してたの?」
「んー...オフィスで仕事。そのまま仮眠して家帰った」
「そっか。大変だったんだね」
「ごめんね、全然連絡できなくて」
「ううん。お仕事なら...仕方ないよね」
「不安にさせてごめん」と彼の左手が私の頭にのびる。
1週間に1度、多い時には2度、夜彼からの連絡がパタリと途絶える瞬間がある。
たまに今日みたいにさりげなく聞いてみるんだけど仕事としか返ってこないから、これはしょうがないのかもしれない。
その他の日はしっかり連絡もらってるし、電話だってしてくれるんだから欲張っちゃいけないよね。