ep.16 君のハンカチ。/ izw
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「いいの?」って確認すると「もちろん!」と俺に箱を寄せる。
彼女とのお揃いなんて初めてで、またカップルっぽーいなんて考えながら箱から取り出すと本当にベースカラーが違うだけの色違いだった。
「あ!ちょっと待って!貸して貸してー!」
「え?これ?」
「うん!プレゼントにはちゃんと想いを込めないと!」
箱から取り出したそれを彼女に手渡すと「拓司くんがこれからもお仕事頑張れますように...」なんて、胸元でぎゅっとハンカチを握りながら小さい声で唱えてる。
「うっわ、これ頑張れる。頑張れすぎる」
「頑張れすぎるって何?笑」
「ありがとう、麗結がいつも一緒にいてくれると思って大切にするね」
「そうだよ!なんか嫌なことあってもこれが私だと思ってギューってして!」
「それは他の人に白い目で見られそうだから遠慮しとくけど」
これからも俺はこのハンカチを見る度に彼女のこの可愛すぎる姿を思い出せるとか幸せ者すぎる。
明日絶対持って行こう。
・
・
ズボンのポケットには彼女から昨日貰ったハンカチ。
何度も何度もポケットに手を入れて落としてないかを確認してしまう。
何度も何度もポケットに手を入れて彼女から貰ったんだと浮かれ気分になる。
「みんなおっはよー!!」
今日は気分がいいから、眠たい朝も爽やかな朝な感じがする。
リビングルームに繋がるオフィスの扉を勢いよく開け放つと「伊沢しーっ」となぜか河村さんに注意される始末。
元気よく挨拶しただけなのに。
「今日はコラボ撮影だから気合入ってるんじゃない?」
「あーそれだわ、それでしょ?」
「そうじゃん!今日アイちゃんじゃん!」
カメラを準備してるふくらさんの声に河村さんが反応して2人してこちらを見ているけど、俺はたった今思い出しました。
ごめん、今日は彼女のハンカチのことで頭いっぱいだわ。
彼女とのお揃いなんて初めてで、またカップルっぽーいなんて考えながら箱から取り出すと本当にベースカラーが違うだけの色違いだった。
「あ!ちょっと待って!貸して貸してー!」
「え?これ?」
「うん!プレゼントにはちゃんと想いを込めないと!」
箱から取り出したそれを彼女に手渡すと「拓司くんがこれからもお仕事頑張れますように...」なんて、胸元でぎゅっとハンカチを握りながら小さい声で唱えてる。
「うっわ、これ頑張れる。頑張れすぎる」
「頑張れすぎるって何?笑」
「ありがとう、麗結がいつも一緒にいてくれると思って大切にするね」
「そうだよ!なんか嫌なことあってもこれが私だと思ってギューってして!」
「それは他の人に白い目で見られそうだから遠慮しとくけど」
これからも俺はこのハンカチを見る度に彼女のこの可愛すぎる姿を思い出せるとか幸せ者すぎる。
明日絶対持って行こう。
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ズボンのポケットには彼女から昨日貰ったハンカチ。
何度も何度もポケットに手を入れて落としてないかを確認してしまう。
何度も何度もポケットに手を入れて彼女から貰ったんだと浮かれ気分になる。
「みんなおっはよー!!」
今日は気分がいいから、眠たい朝も爽やかな朝な感じがする。
リビングルームに繋がるオフィスの扉を勢いよく開け放つと「伊沢しーっ」となぜか河村さんに注意される始末。
元気よく挨拶しただけなのに。
「今日はコラボ撮影だから気合入ってるんじゃない?」
「あーそれだわ、それでしょ?」
「そうじゃん!今日アイちゃんじゃん!」
カメラを準備してるふくらさんの声に河村さんが反応して2人してこちらを見ているけど、俺はたった今思い出しました。
ごめん、今日は彼女のハンカチのことで頭いっぱいだわ。