ep.15 愛しい。/ kwkm
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到着したのは大きめなスーパー。
ここはさすがに車じゃないと来れないなぁ。
「いつものスーパーよりひき肉安い!」
「じゃあやっぱ今日肉やん」
「えー..それもいいなぁ...」
「っしゃ!」って小さくガッツポーズしてる彼を見ると、拓朗くんが仕組んだんじゃないの?と疑いたくなる。
結局彼に促されるままにひき肉を購入して今日は煮込みハンバーグを作ることになった。
「こんなんでええの?」
「拓朗くんのやつすっごい綺麗な楕円だね」
「え?なんか汚いの嫌やん」
今日は一緒にキッチンに立ってお手伝いしてくれる彼。
今から焼くから多少は形崩れちゃうのになぁなんて思いながら、「綺麗な楕円だけど真ん中凹ませてね」と言うと「え?せっかく表面綺麗に整備したのに」なんて残念そうにしてる。
「よしっ、あとは煮込むだけです」
ハンバーグをいい感じまで焼いて、感覚だけで作る煮込む用のソースを入れて蓋をする。
この間にスープとサラダの準備でもしようかと冷蔵庫に向かおうとすると、シンクで手を洗っている彼が「ねぇ結婚しよう」と言った。
言った。
言った...?
「は...?」
「心の声漏れたわ。ごめ、こんなだっさいプロポーズで」
「本気...?」
「俺はいつでも本気だよ。いつでも麗結と結婚することを考えて生活してるよ」
「え...」
「ふっ、そのポカーンとしてる顔もいいね」
「ちょっと!ブッサイクじゃん!」
「その困ってる顔も可愛い。俺がいじめてるみたいで」
ニヤリと笑う彼は、5歳も上である私と結婚することになんの障害も感じていないようだ。
ここはさすがに車じゃないと来れないなぁ。
「いつものスーパーよりひき肉安い!」
「じゃあやっぱ今日肉やん」
「えー..それもいいなぁ...」
「っしゃ!」って小さくガッツポーズしてる彼を見ると、拓朗くんが仕組んだんじゃないの?と疑いたくなる。
結局彼に促されるままにひき肉を購入して今日は煮込みハンバーグを作ることになった。
「こんなんでええの?」
「拓朗くんのやつすっごい綺麗な楕円だね」
「え?なんか汚いの嫌やん」
今日は一緒にキッチンに立ってお手伝いしてくれる彼。
今から焼くから多少は形崩れちゃうのになぁなんて思いながら、「綺麗な楕円だけど真ん中凹ませてね」と言うと「え?せっかく表面綺麗に整備したのに」なんて残念そうにしてる。
「よしっ、あとは煮込むだけです」
ハンバーグをいい感じまで焼いて、感覚だけで作る煮込む用のソースを入れて蓋をする。
この間にスープとサラダの準備でもしようかと冷蔵庫に向かおうとすると、シンクで手を洗っている彼が「ねぇ結婚しよう」と言った。
言った。
言った...?
「は...?」
「心の声漏れたわ。ごめ、こんなだっさいプロポーズで」
「本気...?」
「俺はいつでも本気だよ。いつでも麗結と結婚することを考えて生活してるよ」
「え...」
「ふっ、そのポカーンとしてる顔もいいね」
「ちょっと!ブッサイクじゃん!」
「その困ってる顔も可愛い。俺がいじめてるみたいで」
ニヤリと笑う彼は、5歳も上である私と結婚することになんの障害も感じていないようだ。