ep.15 愛しい。/ kwkm
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「拓朗くん今日何食べたい?」
「んー、肉かなぁ」
「お肉?一昨日焼肉食べたばっかりじゃん」
「えーじゃあそうめん」
「飛躍がすごいね」
5つ年下の彼から「結婚前提に」お付き合いをしたいなんて言う告白をもらってから2年。
年の差は何があっても埋まらないけれど、私たちの距離はあの日から大きく縮まった。
彼も大学を卒業して、晴れて社会人になったから2人のお金で同棲を始めた。
付き合っ数ヶ月経って同棲を考えたんだけど、「僕がちゃんと麗結さんと同じくらいお金を貰うようになるまで待って欲しい」という彼の誠実すぎる言葉にこれからもこの人についていこうと思った。
「じゃあお買い物行ってくるね」
「歩いていくん?」
「うん、いっつも歩いて行ってるから大丈夫だよ」
「今日は俺がいるんやから車で行けばいいよ。今日むちゃ暑いし」
「ちょっと待ってね」とパソコンをシャットダウンさせて、開いていたノートにシャーペンを挟んで閉じる。
「髪セットしてなくてこんなんだけどこれでい?」
「うん、かっこいい」
「ずーるっ、ずるいずるいほんまに」
後ろ髪をくしゃくしゃにしながら玄関に向かう彼の後ろをついていく。
麗結の彼氏って胸張りたいからっていきなり黒髪で帰った来た時は本当に驚いた。
あの金髪気味な茶髪も似合ってたけど、今では見なれた黒髪もかっこいい。
「ちょっと遠くのスーパーまで行こ。ドライブ」
私は免許を持ってないから車を運転できない。
デートの日もいつも彼が運転してくれるから、申し訳なくなる。
そろそろ私も免許を取りに行った方がいいのかな。
スーパーは歩いて行けるし、仕事も電車で行くから必要ないんだよね。
「んー、肉かなぁ」
「お肉?一昨日焼肉食べたばっかりじゃん」
「えーじゃあそうめん」
「飛躍がすごいね」
5つ年下の彼から「結婚前提に」お付き合いをしたいなんて言う告白をもらってから2年。
年の差は何があっても埋まらないけれど、私たちの距離はあの日から大きく縮まった。
彼も大学を卒業して、晴れて社会人になったから2人のお金で同棲を始めた。
付き合っ数ヶ月経って同棲を考えたんだけど、「僕がちゃんと麗結さんと同じくらいお金を貰うようになるまで待って欲しい」という彼の誠実すぎる言葉にこれからもこの人についていこうと思った。
「じゃあお買い物行ってくるね」
「歩いていくん?」
「うん、いっつも歩いて行ってるから大丈夫だよ」
「今日は俺がいるんやから車で行けばいいよ。今日むちゃ暑いし」
「ちょっと待ってね」とパソコンをシャットダウンさせて、開いていたノートにシャーペンを挟んで閉じる。
「髪セットしてなくてこんなんだけどこれでい?」
「うん、かっこいい」
「ずーるっ、ずるいずるいほんまに」
後ろ髪をくしゃくしゃにしながら玄関に向かう彼の後ろをついていく。
麗結の彼氏って胸張りたいからっていきなり黒髪で帰った来た時は本当に驚いた。
あの金髪気味な茶髪も似合ってたけど、今では見なれた黒髪もかっこいい。
「ちょっと遠くのスーパーまで行こ。ドライブ」
私は免許を持ってないから車を運転できない。
デートの日もいつも彼が運転してくれるから、申し訳なくなる。
そろそろ私も免許を取りに行った方がいいのかな。
スーパーは歩いて行けるし、仕事も電車で行くから必要ないんだよね。