ep.14 Game。/ sgi
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実際問題キャラなんてのはどうでも良くて。
全くやった事ない私と、ゲームにハマってる駿貴くんとの戦いなんてやる前から結果は分かっている。
かれこれ30分くらいやり続けてるけどあっさり負けてしまう。
駿貴くんがドヤ顔で「俺の勝ちー!」ってやるのがカッコイイからそれだけで価値があるんだけどね。
攻撃の仕方は教えてくれるけど、手加減を全くしない彼が好きなんだけどね。
それでもやっぱり負けず嫌いの血が騒ぐし悔しいから、1度くらい勝ちたい。
「ねえねえ駿貴くん」
「ん?どした?疲れた?やめようか?」
隣にいる彼の顔を見上げると、彼もこちらを見て少し眉を下げると大きな手を私の頭にポンっと乗せて優しい顔をする。
「ううん、アイス食べたいなぁって」
「え?まじ?じゃあ買いに行くかー」
「あ!待って!そうじゃなくてね!!」
よいしょなんて掛け声と共に、腰を上げた駿貴くんを無理やり引き止める。
「俺もアイス食べたいから行こうよ」という素直すぎる彼の言葉に首を振って「次のゲームに私が勝ったら買いに行こ!」って勝手に決めてコントローラーを持つ。
「は?!んなの...」
「無理じゃんって言おうとしてるー!」
「違う違う!手加減しちゃうじゃんって言おうと思ったの!」
「手加減は禁止です」
「はははぁ?!麗結ちゃん本気で言ってる?!」
「本気だよ?駿貴くん早くOK押して!」
急かすように彼が持っているコントローラーのAボタンを勝手に押すと「ちょっと!」って彼が勢いよくこちらを見る。
「真剣勝負だよ!」
「...わーったよ!」
「手加減禁止だよ?!」
「それはどうかな?」
「えっ?!」と彼の方を見た時にはゲーム開始の鐘が鳴っていた。
全くやった事ない私と、ゲームにハマってる駿貴くんとの戦いなんてやる前から結果は分かっている。
かれこれ30分くらいやり続けてるけどあっさり負けてしまう。
駿貴くんがドヤ顔で「俺の勝ちー!」ってやるのがカッコイイからそれだけで価値があるんだけどね。
攻撃の仕方は教えてくれるけど、手加減を全くしない彼が好きなんだけどね。
それでもやっぱり負けず嫌いの血が騒ぐし悔しいから、1度くらい勝ちたい。
「ねえねえ駿貴くん」
「ん?どした?疲れた?やめようか?」
隣にいる彼の顔を見上げると、彼もこちらを見て少し眉を下げると大きな手を私の頭にポンっと乗せて優しい顔をする。
「ううん、アイス食べたいなぁって」
「え?まじ?じゃあ買いに行くかー」
「あ!待って!そうじゃなくてね!!」
よいしょなんて掛け声と共に、腰を上げた駿貴くんを無理やり引き止める。
「俺もアイス食べたいから行こうよ」という素直すぎる彼の言葉に首を振って「次のゲームに私が勝ったら買いに行こ!」って勝手に決めてコントローラーを持つ。
「は?!んなの...」
「無理じゃんって言おうとしてるー!」
「違う違う!手加減しちゃうじゃんって言おうと思ったの!」
「手加減は禁止です」
「はははぁ?!麗結ちゃん本気で言ってる?!」
「本気だよ?駿貴くん早くOK押して!」
急かすように彼が持っているコントローラーのAボタンを勝手に押すと「ちょっと!」って彼が勢いよくこちらを見る。
「真剣勝負だよ!」
「...わーったよ!」
「手加減禁止だよ?!」
「それはどうかな?」
「えっ?!」と彼の方を見た時にはゲーム開始の鐘が鳴っていた。