ep.11 照れ屋さんと夏。/ kwkm
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さすがに少し雰囲気が悪くなったけど、大人な拓朗が「ごめんね」と言ってくれたから「私もごめんね」と仲直り。
でもやっぱり彼がこれがいいと言うことはなく、半分諦めで自分が気に入ったものを2着とって試着室に向かった。
「ここで待っててよ!着たら見せるから!」
「わかったわかった」
うんと頷いた彼を確認してカーテンをしめる。
ひとつはオフショルタイプ。
着てみるとだらけた身体が目立ってあと2ヶ月くらいで痩せないとなぁと鏡を見て思う。
「どう?」
「...へー...そういうのタイプなんだ」
「拓朗はタイプじゃないの?」
「まあ」
さっきの一言が聞いたのか、少し興味持ってくれてそうな感想。
これは違うようだからカーテンをしめて、2着目のバストがレースアップされるやつを着てみる。
ちょっと大人っぽくて可愛い。
「じゃーん!どう?」
さっきよりも気に入ったから、自信満々でカーテンを開けると「ほぉ」と目を真ん丸にしたまま上から下まで私を見る彼。
「なんか違う」
「なにそれー!」
「ちょっと待ってて」
「えっ?」
なんの風の吹き回しなのか、そういった彼は私に背を向けて水着が沢山かけられているハンガーラックに向かって歩き出した。
さっきまでちゃんと考えてとかワガママ言ってたくせに、いざ拓朗が選んできてくれるかもしれないとなると緊張する。
「ねぇ、開けるよ」
少しすると彼の声が聞こえて「開けるよ」なんて言ったのに、閉まったままのカーテンの横からすっと彼の手が入ってきた。
でもやっぱり彼がこれがいいと言うことはなく、半分諦めで自分が気に入ったものを2着とって試着室に向かった。
「ここで待っててよ!着たら見せるから!」
「わかったわかった」
うんと頷いた彼を確認してカーテンをしめる。
ひとつはオフショルタイプ。
着てみるとだらけた身体が目立ってあと2ヶ月くらいで痩せないとなぁと鏡を見て思う。
「どう?」
「...へー...そういうのタイプなんだ」
「拓朗はタイプじゃないの?」
「まあ」
さっきの一言が聞いたのか、少し興味持ってくれてそうな感想。
これは違うようだからカーテンをしめて、2着目のバストがレースアップされるやつを着てみる。
ちょっと大人っぽくて可愛い。
「じゃーん!どう?」
さっきよりも気に入ったから、自信満々でカーテンを開けると「ほぉ」と目を真ん丸にしたまま上から下まで私を見る彼。
「なんか違う」
「なにそれー!」
「ちょっと待ってて」
「えっ?」
なんの風の吹き回しなのか、そういった彼は私に背を向けて水着が沢山かけられているハンガーラックに向かって歩き出した。
さっきまでちゃんと考えてとかワガママ言ってたくせに、いざ拓朗が選んできてくれるかもしれないとなると緊張する。
「ねぇ、開けるよ」
少しすると彼の声が聞こえて「開けるよ」なんて言ったのに、閉まったままのカーテンの横からすっと彼の手が入ってきた。