ep.10 kiss me!。/ izw
名前変換
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
「実はさ、1ヶ月前くらいからずっといつキスしていいかなって考えてたんだけど...」
戸締りを確認して部屋に戻ってきた伊沢さんが、帰り支度をしながら言う。
伊沢さんも同じこと考えてくれてたんだってことを知って、ニヤけそうになる。
「こーんな可愛い子が目の前に現れてさ。今日我慢できねぇんだろうなぁって、察したよね、玄関で笑」
「実は私もずーっと...」
「え?なに?ごめん、もう1回言って。ずっと?」
恥ずかしくてごにょごにょ喋ったら、リュックを背負った彼が支度を終えて待っていた私の方に近づいてくる。
「私もずっとね、伊沢さんとそういうことにならないかなぁー...って思ってて...」
「そういうことって、キス?」
「...とか...ハグ...とか?」
「その先とか?」
「なっ...!それはまだもう少し...」
「少しか。楽しみにしてよ」
なんか違うけど、伊沢さん嬉しそうにしてるからいいや。
「じゃあ、麗結さんのそういうことのもうひとつも叶えとく?」
「きゃっ...」
気づくと伊沢さんの胸に抱き寄せられてて、腕が背中に回されるとこれはドラマとかで良く見るハグだ。
「なーんかリアクションが毎回拒否されてるみたいなんだよなぁ」
「えっ?!それはない!ない!ないです!」
「ほんとかー?」
彼の顔を見上げると髪をぐしゃぐしゃにされる。
今までずっと幸せだったけど、今日はその100万倍幸せ。
「よし、明日も休みだしそのまま俺の部屋くる?」
「えっ...?」
「ほらまーた嫌そうなリアクションじゃん!」
「そうじゃなくて...初めてだしそんな急に...」
「何もしないよ。っていうとやらしいな」
「...でも...」
「やることやるのはテンポが大事ってふくらさんがアドバイスしてくれたよ」
「ホントですか?」
「...ホントだよ?」
「うそですね」
「だって来て欲しいんだからしょーがないじゃん!ね?」
今日までみたいにちょっとずつちょっとずつ進んでいけばいいと思うんだけど。
彼がそうしたいならそうすればいいかなぁ。
なんて、私も彼とのこの先を少し怖いと思いながらも楽しみにしてて。
「じゃあお邪魔します」
「よっし!行こ!あっ、待ってその前に」
そのまま少し体をかがめると頬にキスを落とす。
「あ、今目つぶったでしょ?あとは、家でね」
ずっと夢見てたキスとハグを同時に叶えこれだけで幸せ絶頂なんだけど、これからどうなっちゃうのかな。
戸締りを確認して部屋に戻ってきた伊沢さんが、帰り支度をしながら言う。
伊沢さんも同じこと考えてくれてたんだってことを知って、ニヤけそうになる。
「こーんな可愛い子が目の前に現れてさ。今日我慢できねぇんだろうなぁって、察したよね、玄関で笑」
「実は私もずーっと...」
「え?なに?ごめん、もう1回言って。ずっと?」
恥ずかしくてごにょごにょ喋ったら、リュックを背負った彼が支度を終えて待っていた私の方に近づいてくる。
「私もずっとね、伊沢さんとそういうことにならないかなぁー...って思ってて...」
「そういうことって、キス?」
「...とか...ハグ...とか?」
「その先とか?」
「なっ...!それはまだもう少し...」
「少しか。楽しみにしてよ」
なんか違うけど、伊沢さん嬉しそうにしてるからいいや。
「じゃあ、麗結さんのそういうことのもうひとつも叶えとく?」
「きゃっ...」
気づくと伊沢さんの胸に抱き寄せられてて、腕が背中に回されるとこれはドラマとかで良く見るハグだ。
「なーんかリアクションが毎回拒否されてるみたいなんだよなぁ」
「えっ?!それはない!ない!ないです!」
「ほんとかー?」
彼の顔を見上げると髪をぐしゃぐしゃにされる。
今までずっと幸せだったけど、今日はその100万倍幸せ。
「よし、明日も休みだしそのまま俺の部屋くる?」
「えっ...?」
「ほらまーた嫌そうなリアクションじゃん!」
「そうじゃなくて...初めてだしそんな急に...」
「何もしないよ。っていうとやらしいな」
「...でも...」
「やることやるのはテンポが大事ってふくらさんがアドバイスしてくれたよ」
「ホントですか?」
「...ホントだよ?」
「うそですね」
「だって来て欲しいんだからしょーがないじゃん!ね?」
今日までみたいにちょっとずつちょっとずつ進んでいけばいいと思うんだけど。
彼がそうしたいならそうすればいいかなぁ。
なんて、私も彼とのこの先を少し怖いと思いながらも楽しみにしてて。
「じゃあお邪魔します」
「よっし!行こ!あっ、待ってその前に」
そのまま少し体をかがめると頬にキスを落とす。
「あ、今目つぶったでしょ?あとは、家でね」
ずっと夢見てたキスとハグを同時に叶えこれだけで幸せ絶頂なんだけど、これからどうなっちゃうのかな。