ep.10 kiss me!。/ izw
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「よいしょ」って少しおじさんくさい掛け声と一緒に、つないだ手はそのままにさりげなく太ももがくっつくくらい真隣に座り直した。
そのまま伊沢さんが私の方を見るとあまりにも近い。
まんまるな目が私の目を捉えて全く逸れることがない。
さっきリップ塗り直しておいてよかった。
ちゃんとプルプルな唇の私だ。
「なっ...なんですか」
唇もプルプルだし、オシャレもしたし、いつもよりはちょっと可愛い私なはずだけどやっぱり自信なんてなくて私が先に目を逸らした。
「これ可愛いね」
繋いでいない外側の手で私の髪を耳にかけると、イヤリングに触れる。
「友達からもらったんですよ、可愛いですよね!特にこのお花の...」
「キスしていい?」
初めてのキスをするタイミングがこんなに突然訪れるとは思わず「えっ...」と口からでたのは拒否してるみたいな返事。
キスってどうやってするの。
あんなにしたいしたい言ってたくせにそんなのも調べてなかったのか私!
「無理だ。麗結さんがそんな顔しても今日の俺はする」
「いやっ...あの違くて...!」
彼は私の後頭部に手を伸ばして顔を極限まで近づけると「目閉じて」って囁く。
言われた通りにぎゅっと力強く目を閉じると、唇に柔らかい何か、が触れて離れた。
これが...これが...キス。
「いつまで目つぶってるの笑」
「...キス...」
「はぁー!調子狂うわほんと。これとかワンピースとか可愛んだもん」
「え?」
「しかも今日はなんかいつも以上に魅力的な唇」
あ、伊沢さんなんとなく気づいてくれてたんだ。
気合い入れてきたやつ全部褒めてもらっちゃった。
「嫌だった?」
ブンブンと首を横に振ると「そっか」って微笑むと「じゃあもう1回」って目を閉じた彼はさっきよりも少し長いキスをした。
そのまま伊沢さんが私の方を見るとあまりにも近い。
まんまるな目が私の目を捉えて全く逸れることがない。
さっきリップ塗り直しておいてよかった。
ちゃんとプルプルな唇の私だ。
「なっ...なんですか」
唇もプルプルだし、オシャレもしたし、いつもよりはちょっと可愛い私なはずだけどやっぱり自信なんてなくて私が先に目を逸らした。
「これ可愛いね」
繋いでいない外側の手で私の髪を耳にかけると、イヤリングに触れる。
「友達からもらったんですよ、可愛いですよね!特にこのお花の...」
「キスしていい?」
初めてのキスをするタイミングがこんなに突然訪れるとは思わず「えっ...」と口からでたのは拒否してるみたいな返事。
キスってどうやってするの。
あんなにしたいしたい言ってたくせにそんなのも調べてなかったのか私!
「無理だ。麗結さんがそんな顔しても今日の俺はする」
「いやっ...あの違くて...!」
彼は私の後頭部に手を伸ばして顔を極限まで近づけると「目閉じて」って囁く。
言われた通りにぎゅっと力強く目を閉じると、唇に柔らかい何か、が触れて離れた。
これが...これが...キス。
「いつまで目つぶってるの笑」
「...キス...」
「はぁー!調子狂うわほんと。これとかワンピースとか可愛んだもん」
「え?」
「しかも今日はなんかいつも以上に魅力的な唇」
あ、伊沢さんなんとなく気づいてくれてたんだ。
気合い入れてきたやつ全部褒めてもらっちゃった。
「嫌だった?」
ブンブンと首を横に振ると「そっか」って微笑むと「じゃあもう1回」って目を閉じた彼はさっきよりも少し長いキスをした。