ep.9 How to...。/ izw
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「俺ら、付き合う?」
いつも通り、編集長である伊沢さんのお仕事に最後まで付き合い一緒にオフィスを出ようという時に彼は確かにそう言い放った。
最初はその言葉の意味が分からなかったのだ。
声を大にして言うのは恥ずかしいから、今まで本当の親友にしか言ってこなかったのだけれど生まれてこの方「彼氏」などいたことがない。
そんな私にとっての告白というやつは、ドラマや漫画で見る「お前が好きだ」とかいうやつなわけで。
「え、ごめんごめん!困らせた。ごめんね。忘れて」
「えーっと...」
「まっじでごめん。仕事とプライベート両立できてねぇのやべぇよ...ごめん。勘違いだった」
「えっ、今の...」
「告白ですか?」とはさすがに聞けなかった。
それこそ勘違いだ。
伊沢さんはずっとずっと憧れで、その仕事をこんな近くで見れるなんて最高じゃんといつも思っていた。
そうしている間に、最後までオフィスに残る伊沢さんの隣にはいつも私。
ある日はお仕事に集中してるから邪魔にならないようにと帰ろうとしても、「麗結さん帰っちゃうの?」と引き止められたときにはちょっと勘違いしそうになった。
「わりっ。もしかしたら俺ら両思いなんじゃねぇーかなぁとか思ってさ」
「えっ、それって...」
「ははっ、そんなあたふたした顔されたら俺どうしたらいいかわかんなくなっちゃうよ。俺は、麗結さんと男女のお付き合いをしたいなぁと思ったわけ」
「あっ..やっぱり...告白?」
「あー!それそれ!告白...です。ごめんね、分かりづらくて」
「あのっ...いやっ...両思い...です」
「えっ、まじ?」
一瞬、目をまんまるくしたあとすぐに「じゃあ付き合お」って私の大好きなくしゃっとした笑顔を見せた。
いつも通り、編集長である伊沢さんのお仕事に最後まで付き合い一緒にオフィスを出ようという時に彼は確かにそう言い放った。
最初はその言葉の意味が分からなかったのだ。
声を大にして言うのは恥ずかしいから、今まで本当の親友にしか言ってこなかったのだけれど生まれてこの方「彼氏」などいたことがない。
そんな私にとっての告白というやつは、ドラマや漫画で見る「お前が好きだ」とかいうやつなわけで。
「え、ごめんごめん!困らせた。ごめんね。忘れて」
「えーっと...」
「まっじでごめん。仕事とプライベート両立できてねぇのやべぇよ...ごめん。勘違いだった」
「えっ、今の...」
「告白ですか?」とはさすがに聞けなかった。
それこそ勘違いだ。
伊沢さんはずっとずっと憧れで、その仕事をこんな近くで見れるなんて最高じゃんといつも思っていた。
そうしている間に、最後までオフィスに残る伊沢さんの隣にはいつも私。
ある日はお仕事に集中してるから邪魔にならないようにと帰ろうとしても、「麗結さん帰っちゃうの?」と引き止められたときにはちょっと勘違いしそうになった。
「わりっ。もしかしたら俺ら両思いなんじゃねぇーかなぁとか思ってさ」
「えっ、それって...」
「ははっ、そんなあたふたした顔されたら俺どうしたらいいかわかんなくなっちゃうよ。俺は、麗結さんと男女のお付き合いをしたいなぁと思ったわけ」
「あっ..やっぱり...告白?」
「あー!それそれ!告白...です。ごめんね、分かりづらくて」
「あのっ...いやっ...両思い...です」
「えっ、まじ?」
一瞬、目をまんまるくしたあとすぐに「じゃあ付き合お」って私の大好きなくしゃっとした笑顔を見せた。