ep.7 500円。/ fkr
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大学にも2年生まで体育の講義がある。
僕はそれがどうも納得いかなかった。
実は、というより見たまんまかもしれないけど、今の僕は運動がそんなに得意じゃない。
それでもやらなきゃいけないのだから、それは従うしかない。
なお納得いかないのが、前期で選択した競技を後期で選べないことだ。
一応バスケットボール経験者な僕は前期でバスケットボールを選択したのだけど、後期でそれを選ぶことが出来ずしぶしぶ友人が選択したバトミントンをするはめになってしまった。
バスケットボールがいい理由は経験者だったからだけではない。
僕達がいつも使っている講義棟から1番近い体育館で行われているし、先生がめんどくさくない人でテストが楽だから。おまけに終わるのも少し早い。
「せんせー、もう講義時間過ぎてまーす」
「おお!ほんとだ!悪い悪い」
そして今日も講義時間をすぎてから、なんにも悪く思ってなさそうに、バトミントン担当のおじさん先生は「かいさーん」と声を張る。
「はぁ、また遅刻だよ」
「まぁまぁ、ふくら!幸い次の講義が田中のおじいちゃんなんだから!」
「田中のおじいちゃん泣いてるよ、きっと」
着替え終わることろにはもう次の講義が始まる時間。
友人は呑気に歩いてるけど僕は毎週首をかしげながら講義に向かっている。
田中のおじいちゃんというのは次の時間の担当の先生で、優しさと癒しが売り。
バトミントンチームが遅れて講義に入って行っても「お疲れ様」と微笑んでくれるのだ。
俺たち男ばっかりだけどめっちゃ癒されてる。
「でもバトミントン選択して正解じゃね?」
「なんで?」
「女子で溢れかえってる」
この体育館は講義棟からも遠いし、バトミントンでよかったことなんて、男子が8割のこの大学でほとんどお見かけしない女子をほかの競技よりたくさん見れるなんてくだらんものしかなかった。
僕はそれがどうも納得いかなかった。
実は、というより見たまんまかもしれないけど、今の僕は運動がそんなに得意じゃない。
それでもやらなきゃいけないのだから、それは従うしかない。
なお納得いかないのが、前期で選択した競技を後期で選べないことだ。
一応バスケットボール経験者な僕は前期でバスケットボールを選択したのだけど、後期でそれを選ぶことが出来ずしぶしぶ友人が選択したバトミントンをするはめになってしまった。
バスケットボールがいい理由は経験者だったからだけではない。
僕達がいつも使っている講義棟から1番近い体育館で行われているし、先生がめんどくさくない人でテストが楽だから。おまけに終わるのも少し早い。
「せんせー、もう講義時間過ぎてまーす」
「おお!ほんとだ!悪い悪い」
そして今日も講義時間をすぎてから、なんにも悪く思ってなさそうに、バトミントン担当のおじさん先生は「かいさーん」と声を張る。
「はぁ、また遅刻だよ」
「まぁまぁ、ふくら!幸い次の講義が田中のおじいちゃんなんだから!」
「田中のおじいちゃん泣いてるよ、きっと」
着替え終わることろにはもう次の講義が始まる時間。
友人は呑気に歩いてるけど僕は毎週首をかしげながら講義に向かっている。
田中のおじいちゃんというのは次の時間の担当の先生で、優しさと癒しが売り。
バトミントンチームが遅れて講義に入って行っても「お疲れ様」と微笑んでくれるのだ。
俺たち男ばっかりだけどめっちゃ癒されてる。
「でもバトミントン選択して正解じゃね?」
「なんで?」
「女子で溢れかえってる」
この体育館は講義棟からも遠いし、バトミントンでよかったことなんて、男子が8割のこの大学でほとんどお見かけしない女子をほかの競技よりたくさん見れるなんてくだらんものしかなかった。