ep.5 オン。 / izw
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その時、ベットの脇に置いていたスマホが音を立てる。
もう12時回るのに誰だろ。
そんなことより誰だ、麗結とイチャイチャしてんのに邪魔してくるやつは。
「拓司くんなってるよ?」
「出たくねぇ」
「大事なお仕事かもよ?」
「それはやばいね、出ないとね」
渋々スマホを手に取ると、相手は須貝さんで、確かいつだか今日の夜に電話かけるとかなんとか言ってた気がしなくもない。
さっきのお楽しみで俺の頭の中全部ふっ飛んだみたい。
「もしもーし」
身体をすっと起こして、背筋を伸ばす。
隣でスイートハニーが掛け布団にくるまって寝ていること以外はいつも通りの仕事オンモードの俺だ。
「あぁ、それは俺が明日見るんで須貝さんわざわざやらなくていいっすよ。はい、あの棚の上のやつです。多分僕のケースにこうちゃんが出したヤツが入ってると思うんで」
まだオフィスにいるとか終電大丈夫かな。
俺はこんな所で彼女と楽しいことして盛り上がってんのに。
「須貝さん早くしないと電車なくなりますよ、って...ちょっと!」
いい感じに仕事オンモードを演じていた俺に、後ろから抱きついてくる彼女。
電話越しに「え?どした?」って声が聞こえる。
「いや、なんでもないっす」と返すと「あやしいー」って何もかもお見通しみたいな返事。
詮索されても大変だから足早に「おやすみなさい」と言って電話を切った。
「ちょっと、麗結!びっくりしたな」
「だってお仕事の拓司くんだったからなんかイタズラしたくって」
ほんとにいたずらっ子みたいな顔をして、「大成功だね!」とピースする。
君のせいで今日はオフになる隙があんまりないんだけど。
まあそんな日があってもいいか。
もう12時回るのに誰だろ。
そんなことより誰だ、麗結とイチャイチャしてんのに邪魔してくるやつは。
「拓司くんなってるよ?」
「出たくねぇ」
「大事なお仕事かもよ?」
「それはやばいね、出ないとね」
渋々スマホを手に取ると、相手は須貝さんで、確かいつだか今日の夜に電話かけるとかなんとか言ってた気がしなくもない。
さっきのお楽しみで俺の頭の中全部ふっ飛んだみたい。
「もしもーし」
身体をすっと起こして、背筋を伸ばす。
隣でスイートハニーが掛け布団にくるまって寝ていること以外はいつも通りの仕事オンモードの俺だ。
「あぁ、それは俺が明日見るんで須貝さんわざわざやらなくていいっすよ。はい、あの棚の上のやつです。多分僕のケースにこうちゃんが出したヤツが入ってると思うんで」
まだオフィスにいるとか終電大丈夫かな。
俺はこんな所で彼女と楽しいことして盛り上がってんのに。
「須貝さん早くしないと電車なくなりますよ、って...ちょっと!」
いい感じに仕事オンモードを演じていた俺に、後ろから抱きついてくる彼女。
電話越しに「え?どした?」って声が聞こえる。
「いや、なんでもないっす」と返すと「あやしいー」って何もかもお見通しみたいな返事。
詮索されても大変だから足早に「おやすみなさい」と言って電話を切った。
「ちょっと、麗結!びっくりしたな」
「だってお仕事の拓司くんだったからなんかイタズラしたくって」
ほんとにいたずらっ子みたいな顔をして、「大成功だね!」とピースする。
君のせいで今日はオフになる隙があんまりないんだけど。
まあそんな日があってもいいか。