ep.4 オフとオンとオフと。/ izw
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「ちょっと苦しいっ..」ってもごもご言いながら、抵抗しても彼からの反応はなし。
「麗結の顔見たらこうしたくなっちゃうから会いたくなかったんだよ。これ俺の彼女可愛いだろ?!とかやるキャラでもねぇし。しかもそんなことしてあいつらに可愛いとか思われても嫌だし。...自分でも悪いと思ってる」
「それでわざわざ私が来るタイミングでおでかけしたってことね?」
顔を上げてそう聞くと、こくりとうなずく。
「それにさ!俺がそんな惚気とか披露したらあとから絶対いじられるし、絶対ないと思うけどほかの奴らも彼女とか連れてきたりして惚気だしたら嫌じゃん」
「確かにそれはみんなのお仕事に支障でそうですね、楽しいけどね」
「違うわ!ずりぃ!俺も麗結に会いてぇ!ってなる」
そっちかい。
なにが仕事真面目人間だ。
「でもすごいね、お仕事の拓司くんと今の拓司くん全く違うみたい」
「仕事は仕事。俺のこと認めてくれる人はしゃんとした俺を認めてくれてるからね」
「私そんなの知らなかったからびっくりしたんだよ?」
「麗結は俺が本当の俺を見せれる唯一の場所なの。あいつらにもチラッとは見せるけど、やっぱ気は張ってるから」
「麗結といる今はオフモード」って私の髪を撫でて、ニコッと笑う。
私が一目惚れしたクシャッとした笑顔。
仕事の時の真面目な顔もカッコイイけど、やっぱりこの顔が1番。
「ま、また今からオンモードになるんだけどね」
「え?まだお仕事残ってるの?」
「ちがうよ。電話で言ったじゃん」
そこまで言うと、私の髪を耳に掛けて顔を耳元に近づけてくる。
「イチャイチャするって」
「なっ...」
「ん?麗結のおかげで早く帰って来れたんだから」
服の裾から手がスルスルと入ってくる。
くすぐったくて体をよじったら「かわいい」ってまた耳元で囁く。
「ダメです、先にプリン食べる」
「じゃあ後で?」
「考えときます」
「なーんでよ!無理!ちょっと麗結?!」
またオフモードないつもの彼。
私だけが知ってるオフモードな彼。
もうオフィスにお届けものはしない方が良さそうね。
「麗結の顔見たらこうしたくなっちゃうから会いたくなかったんだよ。これ俺の彼女可愛いだろ?!とかやるキャラでもねぇし。しかもそんなことしてあいつらに可愛いとか思われても嫌だし。...自分でも悪いと思ってる」
「それでわざわざ私が来るタイミングでおでかけしたってことね?」
顔を上げてそう聞くと、こくりとうなずく。
「それにさ!俺がそんな惚気とか披露したらあとから絶対いじられるし、絶対ないと思うけどほかの奴らも彼女とか連れてきたりして惚気だしたら嫌じゃん」
「確かにそれはみんなのお仕事に支障でそうですね、楽しいけどね」
「違うわ!ずりぃ!俺も麗結に会いてぇ!ってなる」
そっちかい。
なにが仕事真面目人間だ。
「でもすごいね、お仕事の拓司くんと今の拓司くん全く違うみたい」
「仕事は仕事。俺のこと認めてくれる人はしゃんとした俺を認めてくれてるからね」
「私そんなの知らなかったからびっくりしたんだよ?」
「麗結は俺が本当の俺を見せれる唯一の場所なの。あいつらにもチラッとは見せるけど、やっぱ気は張ってるから」
「麗結といる今はオフモード」って私の髪を撫でて、ニコッと笑う。
私が一目惚れしたクシャッとした笑顔。
仕事の時の真面目な顔もカッコイイけど、やっぱりこの顔が1番。
「ま、また今からオンモードになるんだけどね」
「え?まだお仕事残ってるの?」
「ちがうよ。電話で言ったじゃん」
そこまで言うと、私の髪を耳に掛けて顔を耳元に近づけてくる。
「イチャイチャするって」
「なっ...」
「ん?麗結のおかげで早く帰って来れたんだから」
服の裾から手がスルスルと入ってくる。
くすぐったくて体をよじったら「かわいい」ってまた耳元で囁く。
「ダメです、先にプリン食べる」
「じゃあ後で?」
「考えときます」
「なーんでよ!無理!ちょっと麗結?!」
またオフモードないつもの彼。
私だけが知ってるオフモードな彼。
もうオフィスにお届けものはしない方が良さそうね。