ep.4 オフとオンとオフと。/ izw
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「ただいまー」と玄関の方から声がして、やっと帰ってきてくれたと胸を撫で下ろす。
「伊沢さん、彼女さん待ってますよ」
「え?上げたのかよ、荷物受け取っといてって言ったよね」
「だってせっかく来てくれたなら伊沢さんに会いたいじゃないですか」
廊下で山本さんと話している声が聞こえて、何だかさっきのご機嫌な彼とは別人な感じがした。
「戻りましたー」
「おかえりー。可愛い可愛い彼女が待ってるのに遅かったね」
「そういうの要らないっすから、まじで笑」
部屋に入ってきた彼をちらっと見る、かっこいい。
違う違う、早くこれ渡して帰りたい。
なんかちょっと、いつもと違いすぎて私の存在が邪魔なきがしてきた。
「これ、サンキュ。じゃあね」
「うん...」
私の前で止まったと思ったら、テーブルに置いていたノートパソコンのカバンを手に取って、素っ気なく部屋を出ていってしまった。
「なんだあれ、せっかく持ってきてくれたのにそれはないですよね」
隣に座ってた河村さんが「あーあー」と言いながら彼が出ていった方を見る。
「彼は忙しいですから」
「やっぱ伊沢の彼女ってハイスペックなんだね、ムカつくなぁほんとに」
「いやいや...」
「あんな仕事ばっかりな真面目な人間よく選んだね。ご苦労さまです」
ぺこりと頭を下げられたから、つられてお辞儀をする。
彼は仕事場では、真面目人間なのか。
それは初知り、というかそんなの想像もしてなくてびっくりしてる。
「お仕事の邪魔しちゃってごめんなさい」
「いえいえ、なんのおもてなしも出来ずで」
帰りは河村さんが玄関まで送ってくれて、私ばっかり彼に会えるって浮かれてたのバカだったなぁとちょっと反省しながら家に帰った。
「伊沢さん、彼女さん待ってますよ」
「え?上げたのかよ、荷物受け取っといてって言ったよね」
「だってせっかく来てくれたなら伊沢さんに会いたいじゃないですか」
廊下で山本さんと話している声が聞こえて、何だかさっきのご機嫌な彼とは別人な感じがした。
「戻りましたー」
「おかえりー。可愛い可愛い彼女が待ってるのに遅かったね」
「そういうの要らないっすから、まじで笑」
部屋に入ってきた彼をちらっと見る、かっこいい。
違う違う、早くこれ渡して帰りたい。
なんかちょっと、いつもと違いすぎて私の存在が邪魔なきがしてきた。
「これ、サンキュ。じゃあね」
「うん...」
私の前で止まったと思ったら、テーブルに置いていたノートパソコンのカバンを手に取って、素っ気なく部屋を出ていってしまった。
「なんだあれ、せっかく持ってきてくれたのにそれはないですよね」
隣に座ってた河村さんが「あーあー」と言いながら彼が出ていった方を見る。
「彼は忙しいですから」
「やっぱ伊沢の彼女ってハイスペックなんだね、ムカつくなぁほんとに」
「いやいや...」
「あんな仕事ばっかりな真面目な人間よく選んだね。ご苦労さまです」
ぺこりと頭を下げられたから、つられてお辞儀をする。
彼は仕事場では、真面目人間なのか。
それは初知り、というかそんなの想像もしてなくてびっくりしてる。
「お仕事の邪魔しちゃってごめんなさい」
「いえいえ、なんのおもてなしも出来ずで」
帰りは河村さんが玄関まで送ってくれて、私ばっかり彼に会えるって浮かれてたのバカだったなぁとちょっと反省しながら家に帰った。