ep.4 オフとオンとオフと。/ izw
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オフィスに入るのはこれが初めて。
拓司くんとの待ち合わせで、周辺まで来たことはあったけど、いざとなると緊張する。
オートロックのドアをくぐるためにインターホンを押すと「はーい」と拓司くんじゃない声がする。
「あの...!伊沢拓司の荷物を届けに...」
「あー!どうぞー!」
自動ドアが開く。
彼女が荷物を届けに来るってメンバーさんに言ったのかな?
なにそれ、照れる!
私今から拓司くんの彼女として紹介されちゃったりして?!
ちょっと可愛い服に着替えてきて良かった。
オフィスになってる部屋の前に来て、1度深呼吸。
インターホンを押すとすぐにドアが開いた。
「こんばんは。いつもお世話になっております」
「こんばんは!今伊沢さんちょっと外出てるのでどうぞ」
「えっ?あっ、いや、これ伊沢に渡しておいてもらえればそれでいいので」
「すぐ帰ってきますよ、どうぞどうぞ」
爽やかに笑った男の子は自分は履いてないのに、お客様用なのかスリッパを出して「ね?」ってこちらを見る。
彼がいないなんてあげてもらっても気まずいだけじゃん...と思いながらも彼の仕事仲間さんにご挨拶しなきゃと上がらせてもらうことに。
居ない時間があるなら言っておいてくれたら良かったのにそういう大事なことは喋ってくれないんだから。
「あ、僕山本っていいます。で、あと今日いるのは河村さん」
「いらっしゃい。伊沢の彼女さん?」
片手を上げたメガネの彼が河村さんだと言う人なのは知ってる。
前に1度だけ拓司くんと待ち合わせしてる時に一緒に歩いてたから。
「あっ...まぁ...そんなところ...です」
なんかうまく目が合わせられなくてうつむき加減で返事をした。
拓司くんとの待ち合わせで、周辺まで来たことはあったけど、いざとなると緊張する。
オートロックのドアをくぐるためにインターホンを押すと「はーい」と拓司くんじゃない声がする。
「あの...!伊沢拓司の荷物を届けに...」
「あー!どうぞー!」
自動ドアが開く。
彼女が荷物を届けに来るってメンバーさんに言ったのかな?
なにそれ、照れる!
私今から拓司くんの彼女として紹介されちゃったりして?!
ちょっと可愛い服に着替えてきて良かった。
オフィスになってる部屋の前に来て、1度深呼吸。
インターホンを押すとすぐにドアが開いた。
「こんばんは。いつもお世話になっております」
「こんばんは!今伊沢さんちょっと外出てるのでどうぞ」
「えっ?あっ、いや、これ伊沢に渡しておいてもらえればそれでいいので」
「すぐ帰ってきますよ、どうぞどうぞ」
爽やかに笑った男の子は自分は履いてないのに、お客様用なのかスリッパを出して「ね?」ってこちらを見る。
彼がいないなんてあげてもらっても気まずいだけじゃん...と思いながらも彼の仕事仲間さんにご挨拶しなきゃと上がらせてもらうことに。
居ない時間があるなら言っておいてくれたら良かったのにそういう大事なことは喋ってくれないんだから。
「あ、僕山本っていいます。で、あと今日いるのは河村さん」
「いらっしゃい。伊沢の彼女さん?」
片手を上げたメガネの彼が河村さんだと言う人なのは知ってる。
前に1度だけ拓司くんと待ち合わせしてる時に一緒に歩いてたから。
「あっ...まぁ...そんなところ...です」
なんかうまく目が合わせられなくてうつむき加減で返事をした。