ep.29 夢物語。/ izw
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ハッとして目を開いた。
硬いベットに加え硬いし高すぎる枕。
首痛すぎ、何これ。
目を覚ましたような気がしてるけど、これもまだ夢なのかな。
ここまで3秒。
映る景色を見てあることに気づいて、慌てて目をぎゅっと瞑る。
私の部屋じゃない。
ここどこ...??
やっぱり夢か。
今目の前に伊沢さんが座っていた気がする。
あー、夢だ夢。
好きになりすぎてこんな夢まで見るようになってしまったか。
って!夢なら夢らしくもっと伊沢さんとイチャイチャしてるところ見せてよ!
なんでこんな妙にリアルなの?
さあ!麗結!寝てないで伊沢さんを誘わないと!せめてキスくらいは...。
待てよ。でもなんかおかしくない?
あまりにも意識がハッキリしすぎている。
この硬いベットは間違いなくソファーだ。
硬いのは当たり前で、枕が高いのも、頭をのせてるのが肘置きだから。
ということは、夢じゃない?!
今度はうっすら目を開けてみる。
ほら、やっぱりダボダボのスウェット姿の伊沢さんが机に向かってなにやらやってる。
チラチラ見てたら変態みたいだし気づかれたらやばい!とまたぎゅっと目を閉じた。
じゃあこれが夢じゃないと仮定してここに至る経緯はどうなってんの?
ほとんど話したこともない伊沢さんの家のソファーに私がいる理由は?
そもそもここは伊沢さんの部屋なのか?
ここに来る前私は何してた?
「っしょっ...と」
そんなこんなで静かにパニックになっている私を他所に夢なのか現実なのか分からない伊沢さんの声。そして服のこすれる音、足音。
別の部屋に行ったみたい。
この距離感に相当緊張していたのか、はぁとため息をついたのもつかの間足音がまた近づいてきた。
と思ったら、どう考えても私の隣で止まった。
だって人の気配感じるもん。
目を開けたい。ここで目開けたら伊沢さんとガッツリ目合っちゃう?合っちゃうよね?
いやっ...とても出来ないっ...
「寝にくくねぇのかな...」
伊沢さんの声だ。
そして確かにそれは、今ソファーに寝ている私へのお言葉。
ニヤついてしまいそうな口を必死に固める。
多分ちょっとピクついてる。
「シャワー浴びてくっか...」
伊沢さん、私は寝てる(設定だ)しからひとりなのにごにょごにょ喋ってて可愛い。
浮かれすぎてる。
目を開けるタイミングがないくらいピンチなことすらも忘れてしまうほどの幸せ空間。
頭が完全にお花畑になった私の身体にふわっとブランケットが掛けられる。
こんなことあってもいいのだろうか。
硬いベットに加え硬いし高すぎる枕。
首痛すぎ、何これ。
目を覚ましたような気がしてるけど、これもまだ夢なのかな。
ここまで3秒。
映る景色を見てあることに気づいて、慌てて目をぎゅっと瞑る。
私の部屋じゃない。
ここどこ...??
やっぱり夢か。
今目の前に伊沢さんが座っていた気がする。
あー、夢だ夢。
好きになりすぎてこんな夢まで見るようになってしまったか。
って!夢なら夢らしくもっと伊沢さんとイチャイチャしてるところ見せてよ!
なんでこんな妙にリアルなの?
さあ!麗結!寝てないで伊沢さんを誘わないと!せめてキスくらいは...。
待てよ。でもなんかおかしくない?
あまりにも意識がハッキリしすぎている。
この硬いベットは間違いなくソファーだ。
硬いのは当たり前で、枕が高いのも、頭をのせてるのが肘置きだから。
ということは、夢じゃない?!
今度はうっすら目を開けてみる。
ほら、やっぱりダボダボのスウェット姿の伊沢さんが机に向かってなにやらやってる。
チラチラ見てたら変態みたいだし気づかれたらやばい!とまたぎゅっと目を閉じた。
じゃあこれが夢じゃないと仮定してここに至る経緯はどうなってんの?
ほとんど話したこともない伊沢さんの家のソファーに私がいる理由は?
そもそもここは伊沢さんの部屋なのか?
ここに来る前私は何してた?
「っしょっ...と」
そんなこんなで静かにパニックになっている私を他所に夢なのか現実なのか分からない伊沢さんの声。そして服のこすれる音、足音。
別の部屋に行ったみたい。
この距離感に相当緊張していたのか、はぁとため息をついたのもつかの間足音がまた近づいてきた。
と思ったら、どう考えても私の隣で止まった。
だって人の気配感じるもん。
目を開けたい。ここで目開けたら伊沢さんとガッツリ目合っちゃう?合っちゃうよね?
いやっ...とても出来ないっ...
「寝にくくねぇのかな...」
伊沢さんの声だ。
そして確かにそれは、今ソファーに寝ている私へのお言葉。
ニヤついてしまいそうな口を必死に固める。
多分ちょっとピクついてる。
「シャワー浴びてくっか...」
伊沢さん、私は寝てる(設定だ)しからひとりなのにごにょごにょ喋ってて可愛い。
浮かれすぎてる。
目を開けるタイミングがないくらいピンチなことすらも忘れてしまうほどの幸せ空間。
頭が完全にお花畑になった私の身体にふわっとブランケットが掛けられる。
こんなことあってもいいのだろうか。