怪我の功名とは
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『ありがとうございました…』
思っていたよりも怪我は大きかったようで、医務室に長居してしまったようだ
任務を一人でこなす機会が増えた分、負う怪我も増えた気がする
『(ほっぺた痛い…)』
久しぶりに頬を強打し、トワの頬は大きな湿布で覆われている
なんとか日付けが変わる前に帰ってこれたことは幸いだ
とりあえず自販機で飲み物を買ってから寮へ戻ろうとしたとき、自販機にとある人影を見つけた
『あ…』
「あら、トワじゃん」
『五条さ…あ、先生……』
自販機の前には五条がいた
「すっごい久しぶりだね」
『そうですね』
五条は特級呪術師としてあちこちを飛び回っている呪術師だ
今はこの呪術高専の教師でもあるが、トワは学年的に関わりが少なく会う機会は僅かだった
「こんな遅い時間にこんなとこふらついているとか、随分とグレちゃったねぇ」
『グレ…!?』
「なーんてね、嘘だよ。任務だったんだ?お疲れさま。優しい五条先生がジュース奢っちゃうよ」
『え、あ、ありがとうございます』
「なに飲む?」
『えっと、お茶で大丈夫です』
「オッケー」
五条は自販機に小銭を入れて、ペットボトルのお茶を一本買ってトワに渡す
「………がっつり怪我してるね」
辺りが暗いせいか、ペットボトルを渡すくらいの距離で、ようやく怪我の度合いを把握できた
『はは…ちょっと手こずってしまって…』
頬の湿布もだいぶ目立つが手足にも包帯が巻いてあった
「ちゃんと硝子に診てもらった?」
『診てもらいました』
五条は怪我をしているトワを近くの椅子に座らせた
本当は早く部屋に帰した方がいいのは分かっているが、久しぶりに会ったからか、もう少し話をしておきたかった
「もう一人でも大変そうなのこなすんだね」
『いえ…五条先生がこなすようなものに比べるとそんな大変ではないと思います。ただ、一人でやらなきゃいけない分の負担の大きさにまだ慣れなくて……』
「あー…みんな一人でやるようになると最初はそこを乗り切るのが辛いんだよね」
それなりの実力を伴い階級が上がる人はいるが、そこから一人で任務をこなして一人前になれるのも少ないのだ
『負担が増えた分、注意力が散漫してしまって……』
まだまだ修行不足だな、とトワは呟きながら、お茶をぐびぐびと飲んでいく
飲むために上向きになったからか、頬を隠していた髪が流れ、大きな湿布が五条の視界に入る
「女の子がほっぺに怪我負うなよ」
『え、』
するり、と五条の大きな掌がトワの頬を撫でる
思っていたよりも怪我は大きかったようで、医務室に長居してしまったようだ
任務を一人でこなす機会が増えた分、負う怪我も増えた気がする
『(ほっぺた痛い…)』
久しぶりに頬を強打し、トワの頬は大きな湿布で覆われている
なんとか日付けが変わる前に帰ってこれたことは幸いだ
とりあえず自販機で飲み物を買ってから寮へ戻ろうとしたとき、自販機にとある人影を見つけた
『あ…』
「あら、トワじゃん」
『五条さ…あ、先生……』
自販機の前には五条がいた
「すっごい久しぶりだね」
『そうですね』
五条は特級呪術師としてあちこちを飛び回っている呪術師だ
今はこの呪術高専の教師でもあるが、トワは学年的に関わりが少なく会う機会は僅かだった
「こんな遅い時間にこんなとこふらついているとか、随分とグレちゃったねぇ」
『グレ…!?』
「なーんてね、嘘だよ。任務だったんだ?お疲れさま。優しい五条先生がジュース奢っちゃうよ」
『え、あ、ありがとうございます』
「なに飲む?」
『えっと、お茶で大丈夫です』
「オッケー」
五条は自販機に小銭を入れて、ペットボトルのお茶を一本買ってトワに渡す
「………がっつり怪我してるね」
辺りが暗いせいか、ペットボトルを渡すくらいの距離で、ようやく怪我の度合いを把握できた
『はは…ちょっと手こずってしまって…』
頬の湿布もだいぶ目立つが手足にも包帯が巻いてあった
「ちゃんと硝子に診てもらった?」
『診てもらいました』
五条は怪我をしているトワを近くの椅子に座らせた
本当は早く部屋に帰した方がいいのは分かっているが、久しぶりに会ったからか、もう少し話をしておきたかった
「もう一人でも大変そうなのこなすんだね」
『いえ…五条先生がこなすようなものに比べるとそんな大変ではないと思います。ただ、一人でやらなきゃいけない分の負担の大きさにまだ慣れなくて……』
「あー…みんな一人でやるようになると最初はそこを乗り切るのが辛いんだよね」
それなりの実力を伴い階級が上がる人はいるが、そこから一人で任務をこなして一人前になれるのも少ないのだ
『負担が増えた分、注意力が散漫してしまって……』
まだまだ修行不足だな、とトワは呟きながら、お茶をぐびぐびと飲んでいく
飲むために上向きになったからか、頬を隠していた髪が流れ、大きな湿布が五条の視界に入る
「女の子がほっぺに怪我負うなよ」
『え、』
するり、と五条の大きな掌がトワの頬を撫でる