摺る擦ると
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「宿儺に?じゃあさっき倒れたのも…」
『虎杖くんが指食べて受肉したから干渉しやすくなったのかも…』
「え!じゃあ俺ここにいない方がいいやつ?」
虎杖は不安そうにトワと五条を交互に見る
「いや?大丈夫だと思うよ。干渉してきたのは宿儺だからね。悠仁がどう思おうと変わらないかも」
「逆に虎杖と離して先輩の意識が戻らなくなる可能性だってあったしな」
確かにそうだ
ここで伏黒に誰かを探しに行かせたのはいい機転だったのだろう
「じゃあこれからも、もしかしたら先輩は俺と会ったら勝手に倒れる可能性あるってこと?」
「今だってまた勝手に宿儺が意識持ってっちゃうかもね」
「げっ」
「ということで君たちはこれで解散ね」
五条は軽く手を叩いた
「やっぱそうなるよなー」
「明日からは普通に君たちも任務あるからね、早く寝るんだよー」
「そこまで子どもじゃないってーの。あ、トワ先輩今度ゆっくりお話聞かせてください、虎杖抜きで」
『うん、お話しよう』
三人は各々頭を下げて、トワも手を振って三人を見送った
「────で?気分はどう?」
二人きりになり五条はそう切り出した
『特に問題はありません』
「悠仁と会ったら何かしらあると思ったけどやっぱり意識持っていかれたか…」
指自体に初めて触れたときも宿儺に意識を引きずられたのだから当然の結果と言えば当然の結果なのだろう
「受肉した宿儺はどんな感じだった?」
『前より姿形がはっきりしていました。受肉された人物の影響が大きいんですね…』
「やっぱりね……それで?何かされた?」
『何もされてないはず…』
「本当に?前は手出されたからさ…」
五条はトワのベッドに腰かけて首筋に触れた
前回引きずられたときら首に傷を付けられたことを思い出す
『五条先生…?』
「………今回は何もされなかったか」
『大丈夫です…』
組み敷かれたことは口にしなかった
「宿儺はトワに何の用事があるんだろうね」
『え』
「そんなにトワに干渉してきてさ。悠仁と一緒に行動している一年生にはそういうのないのにな」
言われると確かにそうだな、と改めて思う
しかしトワはトワで宿儺に聞きたいことがあるからそこに関してはあまり気にしていない
「宿儺とどういう関係なのかな?結界師っていう存在は」
『…分かりません』
そう、だから宿儺と干渉し情報を得ようと試みている
『そろそろわたしも寮に戻ります』
トワはベッドから立ち上がった
足取りもしっかりしているようで、本当に大丈夫そうだった
『どうもご心配をおかけてしてすみませんでした』
「…トワも任務、頑張るんだよ」
五条はトワを手を振って見送った
「……ほんと厄介なモノに目をつけられるな」
ボソリと呟いた言葉は誰もいない医務室に漂った
~END~
(それだけ稀有な存在というのか)
『虎杖くんが指食べて受肉したから干渉しやすくなったのかも…』
「え!じゃあ俺ここにいない方がいいやつ?」
虎杖は不安そうにトワと五条を交互に見る
「いや?大丈夫だと思うよ。干渉してきたのは宿儺だからね。悠仁がどう思おうと変わらないかも」
「逆に虎杖と離して先輩の意識が戻らなくなる可能性だってあったしな」
確かにそうだ
ここで伏黒に誰かを探しに行かせたのはいい機転だったのだろう
「じゃあこれからも、もしかしたら先輩は俺と会ったら勝手に倒れる可能性あるってこと?」
「今だってまた勝手に宿儺が意識持ってっちゃうかもね」
「げっ」
「ということで君たちはこれで解散ね」
五条は軽く手を叩いた
「やっぱそうなるよなー」
「明日からは普通に君たちも任務あるからね、早く寝るんだよー」
「そこまで子どもじゃないってーの。あ、トワ先輩今度ゆっくりお話聞かせてください、虎杖抜きで」
『うん、お話しよう』
三人は各々頭を下げて、トワも手を振って三人を見送った
「────で?気分はどう?」
二人きりになり五条はそう切り出した
『特に問題はありません』
「悠仁と会ったら何かしらあると思ったけどやっぱり意識持っていかれたか…」
指自体に初めて触れたときも宿儺に意識を引きずられたのだから当然の結果と言えば当然の結果なのだろう
「受肉した宿儺はどんな感じだった?」
『前より姿形がはっきりしていました。受肉された人物の影響が大きいんですね…』
「やっぱりね……それで?何かされた?」
『何もされてないはず…』
「本当に?前は手出されたからさ…」
五条はトワのベッドに腰かけて首筋に触れた
前回引きずられたときら首に傷を付けられたことを思い出す
『五条先生…?』
「………今回は何もされなかったか」
『大丈夫です…』
組み敷かれたことは口にしなかった
「宿儺はトワに何の用事があるんだろうね」
『え』
「そんなにトワに干渉してきてさ。悠仁と一緒に行動している一年生にはそういうのないのにな」
言われると確かにそうだな、と改めて思う
しかしトワはトワで宿儺に聞きたいことがあるからそこに関してはあまり気にしていない
「宿儺とどういう関係なのかな?結界師っていう存在は」
『…分かりません』
そう、だから宿儺と干渉し情報を得ようと試みている
『そろそろわたしも寮に戻ります』
トワはベッドから立ち上がった
足取りもしっかりしているようで、本当に大丈夫そうだった
『どうもご心配をおかけてしてすみませんでした』
「…トワも任務、頑張るんだよ」
五条はトワを手を振って見送った
「……ほんと厄介なモノに目をつけられるな」
ボソリと呟いた言葉は誰もいない医務室に漂った
~END~
(それだけ稀有な存在というのか)