伏黒くんと
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「あ、」
伏黒は思わず声を漏らした
食堂の奥の席に、この間の任務で駆けつけてくれた先輩を見つけたからだ
「間白先輩」
『ん、…えっと一年生の伏黒くん?』
「そうです」
『合ってたー、よかった』
「あの…この間は駆けつけてくれてありがとうございました」
伏黒は丁寧にお辞儀をしてお礼を告げた
『えっそんな丁寧に…頭上げてよ』
深くお辞儀をされたため、トワは食事をする手を止めた
「でも助かったんで…先輩、別の任務帰りだったんですよね」
『たまたま近くだっただけだよ』
トワは別の任務の帰りに近くで任務をしていた伏黒のところへ駆けつけてくれた
真希や五条からも四年生のことは聞いていた
ほとんどが各々で任務を請け負い、遠くへ駆り出されていることも
伏黒も四年生とは入学したときに軽く自己紹介をしたくらいで、その後は会っておらず、先日の任務で初めてその実力を見ることとなった
「先輩の結界術、すごいですね」
『そんなことないよ』
離れていても一発で獲物を捉え、結界術で滅する姿はスマートでかっこよく見えた
「あの、先輩も中距離タイプですよね」
『そうだね…あ、伏黒くん座らないの?』
ずっと立って話す伏黒にトワは相席を進めた
伏黒は少し緊張しながらも、トワの隣りの席に腰を下ろした
「先輩は割と遠くても呪霊は捉えられる感じですか」
『今は感覚研ぎ澄ませられればできるかな…状況とかにもよるけど』
「近接はどうなんですか」
『…近接も今は長物使えるようになったからなんとかって感じかな。わたしの担任の先生はごりごりの近接タイプだから一年生のときから色々教えてもらったの』
「そうなんですか…」
『ここ入ったころはわたしも近接は苦手だったなー。あ、今もすごい得意って訳じゃないけど』
近接は真希ちゃんに適わないし、とトワはこぼした
「…それでも身につけたんですよね」
『……何かを守ったり、相手を倒す手段が増えることはいいことだとわたしは思うよ』
「手段…ですか…」
『わたしは一度…がっつりへこんだことがあったから』
それだけ言ってトワはお水を飲み干した
「…それって、」
「間白さん」
食堂の入口に“窓”の一人が立っていた
『もう時間だ……』
トワはご馳走様、と言って立ち上がった
「え、次の任務あるんですか」
『そうなんですよ。長野まで出張』
「長野…」
トワはトレイを返却口へ返す
『伏黒くん』
「はい」
『お土産に野沢菜買ってくるから伏黒くんも頑張ってね』
「あ、はいっす…」
『それじゃあ、任務諸々頑張ってね』
トワは制服の上着を翻しながら食堂を颯爽と駆け出して行った
「お土産…野沢菜か……」
突然話しかけてきた自分に気を使って、明るく接してくれたのだろう
思わずその優しさに頬が緩む
「おっし…頑張ろ…」
~END~
(いつか自分もあんな感じになれるように)
後輩に先輩らしく接したい夢主と、口下手だけど先輩から色々聞きたい伏黒でした。
伏黒は思わず声を漏らした
食堂の奥の席に、この間の任務で駆けつけてくれた先輩を見つけたからだ
「間白先輩」
『ん、…えっと一年生の伏黒くん?』
「そうです」
『合ってたー、よかった』
「あの…この間は駆けつけてくれてありがとうございました」
伏黒は丁寧にお辞儀をしてお礼を告げた
『えっそんな丁寧に…頭上げてよ』
深くお辞儀をされたため、トワは食事をする手を止めた
「でも助かったんで…先輩、別の任務帰りだったんですよね」
『たまたま近くだっただけだよ』
トワは別の任務の帰りに近くで任務をしていた伏黒のところへ駆けつけてくれた
真希や五条からも四年生のことは聞いていた
ほとんどが各々で任務を請け負い、遠くへ駆り出されていることも
伏黒も四年生とは入学したときに軽く自己紹介をしたくらいで、その後は会っておらず、先日の任務で初めてその実力を見ることとなった
「先輩の結界術、すごいですね」
『そんなことないよ』
離れていても一発で獲物を捉え、結界術で滅する姿はスマートでかっこよく見えた
「あの、先輩も中距離タイプですよね」
『そうだね…あ、伏黒くん座らないの?』
ずっと立って話す伏黒にトワは相席を進めた
伏黒は少し緊張しながらも、トワの隣りの席に腰を下ろした
「先輩は割と遠くても呪霊は捉えられる感じですか」
『今は感覚研ぎ澄ませられればできるかな…状況とかにもよるけど』
「近接はどうなんですか」
『…近接も今は長物使えるようになったからなんとかって感じかな。わたしの担任の先生はごりごりの近接タイプだから一年生のときから色々教えてもらったの』
「そうなんですか…」
『ここ入ったころはわたしも近接は苦手だったなー。あ、今もすごい得意って訳じゃないけど』
近接は真希ちゃんに適わないし、とトワはこぼした
「…それでも身につけたんですよね」
『……何かを守ったり、相手を倒す手段が増えることはいいことだとわたしは思うよ』
「手段…ですか…」
『わたしは一度…がっつりへこんだことがあったから』
それだけ言ってトワはお水を飲み干した
「…それって、」
「間白さん」
食堂の入口に“窓”の一人が立っていた
『もう時間だ……』
トワはご馳走様、と言って立ち上がった
「え、次の任務あるんですか」
『そうなんですよ。長野まで出張』
「長野…」
トワはトレイを返却口へ返す
『伏黒くん』
「はい」
『お土産に野沢菜買ってくるから伏黒くんも頑張ってね』
「あ、はいっす…」
『それじゃあ、任務諸々頑張ってね』
トワは制服の上着を翻しながら食堂を颯爽と駆け出して行った
「お土産…野沢菜か……」
突然話しかけてきた自分に気を使って、明るく接してくれたのだろう
思わずその優しさに頬が緩む
「おっし…頑張ろ…」
~END~
(いつか自分もあんな感じになれるように)
後輩に先輩らしく接したい夢主と、口下手だけど先輩から色々聞きたい伏黒でした。