くびわ
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「五条さん…」
『五条先生…』
ばったりと五条に出会した
「お疲れ様です。五条さんも任務終わりですか?」
「まぁね。一年の引率終わったとこ」
五条はそう答え、視線をトワにやった
「なぁにトワ…七海の上着なんか着ちゃって」
目敏く五条はトワが七海の上着を着ているを見つけそう聞く
声音はいつものからかうようなものではなかった
「七海の匂いがついちゃうよ」
『え、や』
「五条さん」
トワに手を伸ばした五条の前に七海がすっと割り込んできた
「間白さんは今日の任務で制服を破損してしまったので私が上着を貸しました」
「制服破損って破けたの?」
「えぇ、鎌鼬のような呪術を使う呪霊だったんですよ」
「トワの結界でも防げなかったんだ」
五条の言葉にどんどんトワの背中が丸まっていく
一級術師という強力なサポートがあったにも関わらず、お互いにボロボロになっていることを自分の責任かのように責められている気がしてならなかった
「彼女の落ち度ではありません。私が先輩として守りきれなかったことが原因です」
そんなトワを庇うように七海は五条にそう言った
「…………ふぅん、あっそう」
「間白さん、先に医務室へ。それから制服の申請も」
七海は後ろで縮こまるトワにそう言う
『あ…はい……お先に失礼します、七海一級術師』
トワも急ぐように頭を下げ、足早にその場を去ろうとした
「トワ」
『!』
しかし立ち去ろうとしたトワの背中に五条が声をかけた
「大事な伝言。明日からの任務、僕と一緒だから」
『え』
「僕のサポートだよ。よろしくね」
五条は楽しそうに手を振りながらそう言った
『は、い…』
トワは返事だけしてその場から逃げるように走って行った
「どうしたの、七海」
残った七海の視線を受けて五条は聞いた
「いいえ、別に」
「上も随分とトワを酷使するな、とか思った? 」
その言葉に七海は反論出来なかった
いくら結界術が有能だとしても彼女はまだ学生だ
そんな彼女を次は特級術師と組ませるというのだから流石の七海も思うところがあった
ましては嫌な思い出のある人型呪霊を祓った後に
「大丈夫だよ。トワはああ見えて切り替えのスイッチ入れるの上手だから」
「そういう問題なんですか」
「それに僕が一緒だよ?怪我なんかさせないから」
五条は得意気に七海に言って踵を返した
「あ、トワとの任務もちょっと長くなりそうだから、今回は特別に七海にもお土産を買ってきてやろう」
それじゃあ、と手をひらひらさせて五条は立ち去って行った
「本当に一々癇に障る人だな」
七海は小さく呟いて、自身も治療へ向かうことにした
~END~
(そうやって彼女を雁字搦めにするんだ)
『五条先生…』
ばったりと五条に出会した
「お疲れ様です。五条さんも任務終わりですか?」
「まぁね。一年の引率終わったとこ」
五条はそう答え、視線をトワにやった
「なぁにトワ…七海の上着なんか着ちゃって」
目敏く五条はトワが七海の上着を着ているを見つけそう聞く
声音はいつものからかうようなものではなかった
「七海の匂いがついちゃうよ」
『え、や』
「五条さん」
トワに手を伸ばした五条の前に七海がすっと割り込んできた
「間白さんは今日の任務で制服を破損してしまったので私が上着を貸しました」
「制服破損って破けたの?」
「えぇ、鎌鼬のような呪術を使う呪霊だったんですよ」
「トワの結界でも防げなかったんだ」
五条の言葉にどんどんトワの背中が丸まっていく
一級術師という強力なサポートがあったにも関わらず、お互いにボロボロになっていることを自分の責任かのように責められている気がしてならなかった
「彼女の落ち度ではありません。私が先輩として守りきれなかったことが原因です」
そんなトワを庇うように七海は五条にそう言った
「…………ふぅん、あっそう」
「間白さん、先に医務室へ。それから制服の申請も」
七海は後ろで縮こまるトワにそう言う
『あ…はい……お先に失礼します、七海一級術師』
トワも急ぐように頭を下げ、足早にその場を去ろうとした
「トワ」
『!』
しかし立ち去ろうとしたトワの背中に五条が声をかけた
「大事な伝言。明日からの任務、僕と一緒だから」
『え』
「僕のサポートだよ。よろしくね」
五条は楽しそうに手を振りながらそう言った
『は、い…』
トワは返事だけしてその場から逃げるように走って行った
「どうしたの、七海」
残った七海の視線を受けて五条は聞いた
「いいえ、別に」
「上も随分とトワを酷使するな、とか思った? 」
その言葉に七海は反論出来なかった
いくら結界術が有能だとしても彼女はまだ学生だ
そんな彼女を次は特級術師と組ませるというのだから流石の七海も思うところがあった
ましては嫌な思い出のある人型呪霊を祓った後に
「大丈夫だよ。トワはああ見えて切り替えのスイッチ入れるの上手だから」
「そういう問題なんですか」
「それに僕が一緒だよ?怪我なんかさせないから」
五条は得意気に七海に言って踵を返した
「あ、トワとの任務もちょっと長くなりそうだから、今回は特別に七海にもお土産を買ってきてやろう」
それじゃあ、と手をひらひらさせて五条は立ち去って行った
「本当に一々癇に障る人だな」
七海は小さく呟いて、自身も治療へ向かうことにした
~END~
(そうやって彼女を雁字搦めにするんだ)