雨宿り
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『すごい降ってきた……』
「夕立ちですかね…」
突然降ってきた雨にトワと七海は建物の影に身を置いた
「…伊地知君のお迎えが来るまで待ちましょう」
『はい』
トワは制服についた雨粒を払い、七海もスーツの雨粒を払う
『あ、結』
トワは雨から自分たちを守るために、自分たちの頭上を覆うように平たい形の結界を張った
「ありがたいですが疲れないですか?」
『これくらいは大丈夫です』
普段呪いを祓うために使っているところしか見ていないが、こうしてみると凡庸性が高い能力だと七海は思った
「こういう呪霊を祓う以外にも使うことにも慣れてるんですね」
『あ、はい。祓う以外でもけっこう使えます』
確かに足場の悪いところでは術師の足場を形成してくれたり、呪霊からの攻撃からこの結界で守ってくれたりと、助かることが多い
一緒に任務をすればするだけ、その術の有能性を感じた
この能力は上も手放す気がないだろうということも
だから少しでも上の階級の術師と組ませ、重めの任務をこなさせ一流に育てたいのだろう
『!うわ、光った…』
「!」
天候は悪化するばかりで雷まで鳴り出した
雨足もどんどん強くなっていく
『……結』
トワはさすがに危ないと感じたのか、自分たちを覆うように結界を張り直した
『わ、え、』
その瞬間、雷鳴の音が一際大きく鳴った
近くに落ちたのか木々もざわつく
「間白さん」
『な、七海さん、わ』
七海は反射的にトワを自分の方に引き寄せた
トワの結界の強度を信じていない訳ではが、自分には彼女を守る義務がある
もちろん、先輩として
「大丈夫ですか?近くに落ちたみたいですので」
『雷自体はそんなに怖くないですけど、さすがに大きい音聞くと…こわい、です』
「関東は最近ゲリラ豪雨が多いですからね」
『やっぱり…ニュースでもよく見ます…』
そういえばトワは北の雪国出身だと話していた
ここ近年で関東よく起きるゲリラ豪雨も彼女からしたら、未知のことなのかもしれない
鳴り止まない雷にトワは思わず七海のジャケットを掴んでしまった
『あ、ごめんなさい……こんなすごい雨あまり体験したことなくて…』
「いいえ、構いません。こんなゲリラ豪雨も体験したことないでしょう。自然災害を怖がることは恥じることではないですよ」
「夕立ちですかね…」
突然降ってきた雨にトワと七海は建物の影に身を置いた
「…伊地知君のお迎えが来るまで待ちましょう」
『はい』
トワは制服についた雨粒を払い、七海もスーツの雨粒を払う
『あ、結』
トワは雨から自分たちを守るために、自分たちの頭上を覆うように平たい形の結界を張った
「ありがたいですが疲れないですか?」
『これくらいは大丈夫です』
普段呪いを祓うために使っているところしか見ていないが、こうしてみると凡庸性が高い能力だと七海は思った
「こういう呪霊を祓う以外にも使うことにも慣れてるんですね」
『あ、はい。祓う以外でもけっこう使えます』
確かに足場の悪いところでは術師の足場を形成してくれたり、呪霊からの攻撃からこの結界で守ってくれたりと、助かることが多い
一緒に任務をすればするだけ、その術の有能性を感じた
この能力は上も手放す気がないだろうということも
だから少しでも上の階級の術師と組ませ、重めの任務をこなさせ一流に育てたいのだろう
『!うわ、光った…』
「!」
天候は悪化するばかりで雷まで鳴り出した
雨足もどんどん強くなっていく
『……結』
トワはさすがに危ないと感じたのか、自分たちを覆うように結界を張り直した
『わ、え、』
その瞬間、雷鳴の音が一際大きく鳴った
近くに落ちたのか木々もざわつく
「間白さん」
『な、七海さん、わ』
七海は反射的にトワを自分の方に引き寄せた
トワの結界の強度を信じていない訳ではが、自分には彼女を守る義務がある
もちろん、先輩として
「大丈夫ですか?近くに落ちたみたいですので」
『雷自体はそんなに怖くないですけど、さすがに大きい音聞くと…こわい、です』
「関東は最近ゲリラ豪雨が多いですからね」
『やっぱり…ニュースでもよく見ます…』
そういえばトワは北の雪国出身だと話していた
ここ近年で関東よく起きるゲリラ豪雨も彼女からしたら、未知のことなのかもしれない
鳴り止まない雷にトワは思わず七海のジャケットを掴んでしまった
『あ、ごめんなさい……こんなすごい雨あまり体験したことなくて…』
「いいえ、構いません。こんなゲリラ豪雨も体験したことないでしょう。自然災害を怖がることは恥じることではないですよ」