ふわもこ事変
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「間白さんは割と付喪神とは繋がりがあるんですか」
『実家にいたころは良くありました。むしろそっちとの関わりの方が多かったと思います』
「通りで扱いが上手い訳だ」
『えっそうですか?』
「この付喪神の懐き具合を見れば分かります」
付喪神はトワの腕の中で安心したような表情でずっと彼女を見上げていた
『本当ですか?なんか七海さんに褒められると嬉しいです』
トワは素直に嬉しかったのか、はにかみながらそう答えた
「きゅー!」
『ん?どうしたの?』
「きゅー!」
『あ、もしかしてお腹減ってる…?』
「きゅ!」
付喪神は首を縦に振った
「付喪神も腹が減るんですね…」
『生き物ですからね…あ、あの、七海さんはもうご飯食べたんですか?』
「いいえ。まだです」
『じゃあ一緒に食堂行きませんか…?実はわたしもまだで、この子にも何かあげないとなんですけど…』
「もちろん。構いませんよ」
『!やった!ありがとうございます!』
二人は並んで歩きながら食堂へ向かう
「実は私も呪術師に戻ったんで、久しぶりにここの食堂で食べようと思っていたんです」
学生のときにお世話になっていた食堂は、今でも味が変わらず卒業生にも人気があると聞いていた
『じゃあ久しぶりの懐かしの味ですね』
トワが今日の日替わりは何かな、と優しく付喪神に話しかける姿を七海は表情には出さないが、微笑ましく見ていた
まだ学生だが、この世界からも貴重とされる結界術を駆使するトワは、有力視され他の同世代の呪術師よりも多くの任務をこなしていることは七海の耳にも入っていた
まだ片手で数える程度しか一緒に任務はしていないが、トワの能力の有能性はよく分かっていたし、彼女が自分の能力に自惚れず、日々努力していることも知っていた
そんな彼女にこうして一人の呪術師として、尊敬され慕われることは七海にとっても気恥しくも嬉しいことだった
もし叶うのならば、その尊敬の眼差しの先がずっと自分であればいいと最近は思うほどに
『七海さん?』
まじまじと見られていることに気づいたトワは不思議そうに七海を見上げた
「あぁ、すみません…貴女たちのやり取りが可愛いらしくて、つい……」
『………!!?!』
七海の言葉にトワは目を丸め、顔を赤らめた
『な、なみさんって…褒め上手さんなんですね…』
思ってもいなかった言葉にトワは赤くなった顔を隠すように付喪神を抱きしめて、少し早歩きで食堂へと向かってしまった
「(これはこれでまた…変な情が湧いてしまうな……)」
先を進むトワの背中を見ながら、七海はそう思ったのだった
~END~
(うそ…!)(どうかしましたか?)(この付喪神……換毛期……!!)(換毛期)
『実家にいたころは良くありました。むしろそっちとの関わりの方が多かったと思います』
「通りで扱いが上手い訳だ」
『えっそうですか?』
「この付喪神の懐き具合を見れば分かります」
付喪神はトワの腕の中で安心したような表情でずっと彼女を見上げていた
『本当ですか?なんか七海さんに褒められると嬉しいです』
トワは素直に嬉しかったのか、はにかみながらそう答えた
「きゅー!」
『ん?どうしたの?』
「きゅー!」
『あ、もしかしてお腹減ってる…?』
「きゅ!」
付喪神は首を縦に振った
「付喪神も腹が減るんですね…」
『生き物ですからね…あ、あの、七海さんはもうご飯食べたんですか?』
「いいえ。まだです」
『じゃあ一緒に食堂行きませんか…?実はわたしもまだで、この子にも何かあげないとなんですけど…』
「もちろん。構いませんよ」
『!やった!ありがとうございます!』
二人は並んで歩きながら食堂へ向かう
「実は私も呪術師に戻ったんで、久しぶりにここの食堂で食べようと思っていたんです」
学生のときにお世話になっていた食堂は、今でも味が変わらず卒業生にも人気があると聞いていた
『じゃあ久しぶりの懐かしの味ですね』
トワが今日の日替わりは何かな、と優しく付喪神に話しかける姿を七海は表情には出さないが、微笑ましく見ていた
まだ学生だが、この世界からも貴重とされる結界術を駆使するトワは、有力視され他の同世代の呪術師よりも多くの任務をこなしていることは七海の耳にも入っていた
まだ片手で数える程度しか一緒に任務はしていないが、トワの能力の有能性はよく分かっていたし、彼女が自分の能力に自惚れず、日々努力していることも知っていた
そんな彼女にこうして一人の呪術師として、尊敬され慕われることは七海にとっても気恥しくも嬉しいことだった
もし叶うのならば、その尊敬の眼差しの先がずっと自分であればいいと最近は思うほどに
『七海さん?』
まじまじと見られていることに気づいたトワは不思議そうに七海を見上げた
「あぁ、すみません…貴女たちのやり取りが可愛いらしくて、つい……」
『………!!?!』
七海の言葉にトワは目を丸め、顔を赤らめた
『な、なみさんって…褒め上手さんなんですね…』
思ってもいなかった言葉にトワは赤くなった顔を隠すように付喪神を抱きしめて、少し早歩きで食堂へと向かってしまった
「(これはこれでまた…変な情が湧いてしまうな……)」
先を進むトワの背中を見ながら、七海はそう思ったのだった
~END~
(うそ…!)(どうかしましたか?)(この付喪神……換毛期……!!)(換毛期)