怪我の功名とは
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「こんなでっかい湿布貼るような怪我させる呪いってどんなだったわけ?」
五条はそのまま指先で抓った
『いた、い!なんで抓って…!?あ、なんか分裂する系の呪いで、一発で仕留められず分裂したのに不意打ちを食らってしまって……』
「(素直に答えるのか)」
『この前のときは七海さんが一緒だったんで、助かったんですけど今回は一人だったのでいたたたたた!』
七海の名前が出てきたとき、トワの表情が少し柔らかくなったのを五条は見逃さなかった
『え、あの、処置済みですけど怪我してるんですが、』
トワはなんだか怖い雰囲気を五条から感じ取り、視線を泳がせる
「七海との任務楽しかったんだ」
『楽しい?かは覚えてないですけど、七海さんは優しくて、色んなことを教えてくれて、すごくいい人でした』
一般的な社会人を経験値している七海からのアドバイスは呪術師一本の人たちとは違う目線で為になることが多かった
「へぇ……七海が優しい、ねぇ」
『ん……?ん、』
声が低くなったためまた抓られると思っていると、今度は撫でてきた
「僕も優しいと思うけど?」
『五条先生も優し、ひう、擽ったいっ』
長い五条の指先が皮膚の薄い首裏を滑った
『や、やっぱり前言撤回…!』
「なんで」
『怪我人のほっぺを抓ったり擽ったりする先生は優しくない、です!』
トワは五条の手を掴んで振り払った
そして自分の頬を撫でて労る
「(あーぁ、今いい声だったのに)ごめんて。なんか久しぶりに会ったからついね」
久しぶりに会って、久しぶりの全く誠意の感じられない謝罪にトワは相変わらずだな、と内心で毒づく
「それじゃあ謝罪ついでに罪滅ぼしでトワの部屋まで送るよ」
『え、うわ!?え!!』
軽々と五条はトワを抱き抱え立ち上がった
『え!?歩けますけど!』
「遠慮しないの。足も包帯巻いてるし、ね?」
五条はご機嫌に歩き始めた
『恥ずかしいから下ろしてください……』
「脚下」
どう足掻いても下りられる気がせずトワはため息をつきながら両手で顔を覆った
堪忍したトワに満足した五条は、ご機嫌で廊下を歩いていくのだった
~END~
(誰にも見られませんように!!!)(誰か通りますように)(ついでに部屋に入ってやろう)
五条はそのまま指先で抓った
『いた、い!なんで抓って…!?あ、なんか分裂する系の呪いで、一発で仕留められず分裂したのに不意打ちを食らってしまって……』
「(素直に答えるのか)」
『この前のときは七海さんが一緒だったんで、助かったんですけど今回は一人だったのでいたたたたた!』
七海の名前が出てきたとき、トワの表情が少し柔らかくなったのを五条は見逃さなかった
『え、あの、処置済みですけど怪我してるんですが、』
トワはなんだか怖い雰囲気を五条から感じ取り、視線を泳がせる
「七海との任務楽しかったんだ」
『楽しい?かは覚えてないですけど、七海さんは優しくて、色んなことを教えてくれて、すごくいい人でした』
一般的な社会人を経験値している七海からのアドバイスは呪術師一本の人たちとは違う目線で為になることが多かった
「へぇ……七海が優しい、ねぇ」
『ん……?ん、』
声が低くなったためまた抓られると思っていると、今度は撫でてきた
「僕も優しいと思うけど?」
『五条先生も優し、ひう、擽ったいっ』
長い五条の指先が皮膚の薄い首裏を滑った
『や、やっぱり前言撤回…!』
「なんで」
『怪我人のほっぺを抓ったり擽ったりする先生は優しくない、です!』
トワは五条の手を掴んで振り払った
そして自分の頬を撫でて労る
「(あーぁ、今いい声だったのに)ごめんて。なんか久しぶりに会ったからついね」
久しぶりに会って、久しぶりの全く誠意の感じられない謝罪にトワは相変わらずだな、と内心で毒づく
「それじゃあ謝罪ついでに罪滅ぼしでトワの部屋まで送るよ」
『え、うわ!?え!!』
軽々と五条はトワを抱き抱え立ち上がった
『え!?歩けますけど!』
「遠慮しないの。足も包帯巻いてるし、ね?」
五条はご機嫌に歩き始めた
『恥ずかしいから下ろしてください……』
「脚下」
どう足掻いても下りられる気がせずトワはため息をつきながら両手で顔を覆った
堪忍したトワに満足した五条は、ご機嫌で廊下を歩いていくのだった
~END~
(誰にも見られませんように!!!)(誰か通りますように)(ついでに部屋に入ってやろう)