act#4
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『晴れて良かったね、オンバット』
「ふきゅ」
次の日────
昨日の大雨は過ぎ去り、晴天が頭上に広がっていた
朝は早めに起き、旅の準備をしセキタイタウンを出発した
どうしても今日中に11番道路とうつしみの洞窟とやらを抜けたい
『眠くない?』
トワはなるべくオンバットを外の空気に触れさせたい、と思い抱っこしながら道を歩いていた
目が合ったトレーナーとのバトルも忘れない
昨晩、シンジから送ってもらったアーケオスとクロバットを使いなるべく飛び方の参考になるように見せる
この二匹はオンバットと少し羽の形が似てるからヒントになるかもしれない、と信じて
『あ、オボンの実がなってる』
指差した先の木にはオボンの実がなっていた
オボンの実は体力回復の効果もある
『クロバットさん、宜しく』
トワはボールから、クロバットを出し、エアスラッシュで木の実を取ってもらう
ごろごろと木の実は足元に落ちてきた
『ありがとう、クロバット』
得意気に降りてきたクロバットの頭をひと撫でし、落ちたオボンの実を差し出すと美味しそうな音を立ててむしゃむしゃと頬張る
『相変わらず美味しそうに食べるね 。はい、オンバットも食べよ』
「きゅ、お!」
オンバットは小さな手で木の実をつかみ、クロバットを真似て頬張った
トワは残りの幾つかを拾い余った物は野生のポケモンに分けてあげる
飛ぶことが出来ない野生のポケモンは中々、木の実を食べることがないのか直ぐにたくさん寄ってきて食いついた
『クロバットさん、ありがとう』
クロバットをボールに戻し、野生のポケモンに手を振り、トワは見えてきた洞窟の入口に立つ
『ここが"うつしみの洞窟"…』
入口に立つと中の冷たい空気が足元に伝わる
『よし、行きますか』
「おん!」
洞窟の中はフラッシュを使う程の暗さではなかった
入口にはローラースケートと自転車での通行禁止と書いてあったがこの舗装されていない道路をローラースケートで進もうと考える人間がいるのかとも思った
『鏡張りみたいだね』
「きゅお」
進んでいくとそこは鏡のような鉱石で覆われている
壁際の鉱石は本当に鏡のように平らになっていて他のトレーナーや観光客を映し出す
『寒くない?』
「おん!」
地上の光が届かない洞窟内はひんやりとしている
トワは寄り道と無駄な体力を使うことは避けたいのでゴールドスプレーを惜しみ無く使い進んでいく
「そこのトレーナーさん」
『はい』
エリートトレーナーと思われる人物と目が合い声をかけられる
「俺とバトルしてくれないか?」
『もちろん』
トワは洞窟内の少し広くなったところへ出る
「1対1でどう?」
『構いません』
オンバットはトワがバトルのスタイルに入ると、トワの頭をよじ登り、頭上で見守るようになった
最初は下ろそうとしたが、意地でも離れたがらず、邪魔にならないところはそこになった
「ずいぶんとなつかれているんだな」
バトルを申し込んできたエリートトレーナーも、思わずその姿に笑いが込み上げてしまった
『すみません…ちょっと不真面目に見えると思うんですけど…』
トワも苦笑いしか出てこない
「いや、問題ない。それじゃあ始めよう!」
『はい。いっておいで、アーケオス!』
~END~
(とり使いなのか?)(違います!)
「ふきゅ」
次の日────
昨日の大雨は過ぎ去り、晴天が頭上に広がっていた
朝は早めに起き、旅の準備をしセキタイタウンを出発した
どうしても今日中に11番道路とうつしみの洞窟とやらを抜けたい
『眠くない?』
トワはなるべくオンバットを外の空気に触れさせたい、と思い抱っこしながら道を歩いていた
目が合ったトレーナーとのバトルも忘れない
昨晩、シンジから送ってもらったアーケオスとクロバットを使いなるべく飛び方の参考になるように見せる
この二匹はオンバットと少し羽の形が似てるからヒントになるかもしれない、と信じて
『あ、オボンの実がなってる』
指差した先の木にはオボンの実がなっていた
オボンの実は体力回復の効果もある
『クロバットさん、宜しく』
トワはボールから、クロバットを出し、エアスラッシュで木の実を取ってもらう
ごろごろと木の実は足元に落ちてきた
『ありがとう、クロバット』
得意気に降りてきたクロバットの頭をひと撫でし、落ちたオボンの実を差し出すと美味しそうな音を立ててむしゃむしゃと頬張る
『相変わらず美味しそうに食べるね 。はい、オンバットも食べよ』
「きゅ、お!」
オンバットは小さな手で木の実をつかみ、クロバットを真似て頬張った
トワは残りの幾つかを拾い余った物は野生のポケモンに分けてあげる
飛ぶことが出来ない野生のポケモンは中々、木の実を食べることがないのか直ぐにたくさん寄ってきて食いついた
『クロバットさん、ありがとう』
クロバットをボールに戻し、野生のポケモンに手を振り、トワは見えてきた洞窟の入口に立つ
『ここが"うつしみの洞窟"…』
入口に立つと中の冷たい空気が足元に伝わる
『よし、行きますか』
「おん!」
洞窟の中はフラッシュを使う程の暗さではなかった
入口にはローラースケートと自転車での通行禁止と書いてあったがこの舗装されていない道路をローラースケートで進もうと考える人間がいるのかとも思った
『鏡張りみたいだね』
「きゅお」
進んでいくとそこは鏡のような鉱石で覆われている
壁際の鉱石は本当に鏡のように平らになっていて他のトレーナーや観光客を映し出す
『寒くない?』
「おん!」
地上の光が届かない洞窟内はひんやりとしている
トワは寄り道と無駄な体力を使うことは避けたいのでゴールドスプレーを惜しみ無く使い進んでいく
「そこのトレーナーさん」
『はい』
エリートトレーナーと思われる人物と目が合い声をかけられる
「俺とバトルしてくれないか?」
『もちろん』
トワは洞窟内の少し広くなったところへ出る
「1対1でどう?」
『構いません』
オンバットはトワがバトルのスタイルに入ると、トワの頭をよじ登り、頭上で見守るようになった
最初は下ろそうとしたが、意地でも離れたがらず、邪魔にならないところはそこになった
「ずいぶんとなつかれているんだな」
バトルを申し込んできたエリートトレーナーも、思わずその姿に笑いが込み上げてしまった
『すみません…ちょっと不真面目に見えると思うんですけど…』
トワも苦笑いしか出てこない
「いや、問題ない。それじゃあ始めよう!」
『はい。いっておいで、アーケオス!』
~END~
(とり使いなのか?)(違います!)