act#24
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『どういうタイプのが人気なんですか?』
「スタンダードなのは腕につけるタイプとか首から下げるタイプだね」
トワはとあるショップに足を運んでいた
メガシンカが使えたからには、やはりどうにかして身につけておけるようにした方がいいと考え、装飾店を訪ねていたのだ
常にやるつもりはないが、いざというときには出しやすい方がいいとも考えた
「タイピンやピアスタイプも最近は人気だよ」
装飾職人のリデルはそういいながら見本を見せる
初老の職人の手は皮が厚くいかにも職人という手先に見えた
『ピアスは今さら耳に穴空ける気はないからな…』
「キーホルダータイプとかもあるよ。希望とかは?」
『希望は目立たない感じです』
「おや、珍しいね」
『見せびらかす気はないんです。“この人キーストーン持ってる”とか察されてバトルとかはしたくないっていうか…』
「平和主義なのかな?しかしバトルに自信がないようには見えないね」
『え』
リデルはニヤリと笑いながら言った
「何人ものトレーナーのキーストーンとメガストーンの装飾をしてきたおじさんを見くびっちゃいけないよ。お前さんだいぶ足場踏んでるだろ」
眼鏡越しのリデルの視線はトワをじっと見る
『分かるものなんですね』
「まぁお前さんは成人してるようだし…成人してもこうしてトレーナーとして過ごしてるってことは実力がないと出来ないからね」
『トレーナー歴はこのまま上手くいけば10周年を迎える予定です』
職人という人たちは何故こうも鋭いのだろう、と心底思った
ジョウト地方であったボール職人にもそれなりのトレーナーだと見透かされたことを思い出した
「お、なかなか長いじゃないか。出身はどこだい?カロスではないだろう」
『シンオウ育ちです』
「シンオウ…随分と遠いところから来てるね。カロスはどうだい?」
『楽しいですよ。温暖で旅もしやすいですし』
「そう捉えるか、なるほど。旅の目的は?」
『観光とジム制覇です』
「リーグには挑戦しないのかい」
『今のところ予定はありません』
「面白いトレーナーだね。キーストーンを見せびらかす気がないっていう理由がわかったよ」
『面倒くさいトレーナーですみません』
「いや?そういうトレーナーの要望に応えるのが職人というものだよ」
リデルはそういいながら1つの見本を見せる
「長めのネックレスタイプはどうかな。これなら服で隠せるよ」
『おぉ』
トワは渡された見本のチェーンを首から下げる
「チェーンも細身のを使えばいい」
『これにします』
「即決か。相棒のポケモンのは?」
『同じタイプで』
「メガシンカさせるポケモンを見せてくれるかな」
『はい、ルカリオ…出ておいで』
トワはモンスターボールを取り出しルカリオを呼び出す
「スタンダードなのは腕につけるタイプとか首から下げるタイプだね」
トワはとあるショップに足を運んでいた
メガシンカが使えたからには、やはりどうにかして身につけておけるようにした方がいいと考え、装飾店を訪ねていたのだ
常にやるつもりはないが、いざというときには出しやすい方がいいとも考えた
「タイピンやピアスタイプも最近は人気だよ」
装飾職人のリデルはそういいながら見本を見せる
初老の職人の手は皮が厚くいかにも職人という手先に見えた
『ピアスは今さら耳に穴空ける気はないからな…』
「キーホルダータイプとかもあるよ。希望とかは?」
『希望は目立たない感じです』
「おや、珍しいね」
『見せびらかす気はないんです。“この人キーストーン持ってる”とか察されてバトルとかはしたくないっていうか…』
「平和主義なのかな?しかしバトルに自信がないようには見えないね」
『え』
リデルはニヤリと笑いながら言った
「何人ものトレーナーのキーストーンとメガストーンの装飾をしてきたおじさんを見くびっちゃいけないよ。お前さんだいぶ足場踏んでるだろ」
眼鏡越しのリデルの視線はトワをじっと見る
『分かるものなんですね』
「まぁお前さんは成人してるようだし…成人してもこうしてトレーナーとして過ごしてるってことは実力がないと出来ないからね」
『トレーナー歴はこのまま上手くいけば10周年を迎える予定です』
職人という人たちは何故こうも鋭いのだろう、と心底思った
ジョウト地方であったボール職人にもそれなりのトレーナーだと見透かされたことを思い出した
「お、なかなか長いじゃないか。出身はどこだい?カロスではないだろう」
『シンオウ育ちです』
「シンオウ…随分と遠いところから来てるね。カロスはどうだい?」
『楽しいですよ。温暖で旅もしやすいですし』
「そう捉えるか、なるほど。旅の目的は?」
『観光とジム制覇です』
「リーグには挑戦しないのかい」
『今のところ予定はありません』
「面白いトレーナーだね。キーストーンを見せびらかす気がないっていう理由がわかったよ」
『面倒くさいトレーナーですみません』
「いや?そういうトレーナーの要望に応えるのが職人というものだよ」
リデルはそういいながら1つの見本を見せる
「長めのネックレスタイプはどうかな。これなら服で隠せるよ」
『おぉ』
トワは渡された見本のチェーンを首から下げる
「チェーンも細身のを使えばいい」
『これにします』
「即決か。相棒のポケモンのは?」
『同じタイプで』
「メガシンカさせるポケモンを見せてくれるかな」
『はい、ルカリオ…出ておいで』
トワはモンスターボールを取り出しルカリオを呼び出す