初めて聞くアランの旅の目的は果てしなく終わりの見えないイメージをトワに与えた

『メガシンカのエネルギーも調べられて己もメガシンカを倒して最強を目指す…か』

果てしなくもみえるが自分と違い目的がはっきりしているところはしっかりしているとも思える

『凄くしっかりした目的があるのはいいけど…あんまり無茶したら駄目』

「強くなるためなら多少の無茶くらいはするだろう」

『まあ…うん、そうだけど…若いうちはいいか』

自分も若かりし頃は人のことを言えないくらい無茶はしていた気がする

『…でも、そんなアランのことを心配している人がいることは覚えておいた方がいいよ』

「！」

『なんか偉そうなこと言ってごめん』

言ってからハッとなったトワは謝る

「いや…別に……」

『とにかく！せっかく旅のお供ができたんだから仲良くしなよ』

「別にマノンはそんなんじゃ…勝手についてきただけだ」

『ツンデレさんだなぁ……』

「誰が…！」

『おやすみなさい』

トワは１人怒るアランを一通り弄り倒してパソコンルームを後にしたのだった



「っ、なんだよ１人で勘違いしやがって…」



なんて呟いていたことはもちろん知らないのだった



～END～



(というかシンオウにいるトレーナーって誰だよ男なのか何なんだよ)(俺より若いのか年上なのかよというかなんで俺はこんなに悩んでんだよ！)