act#3
夢小説設定
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『よいしょっと…』
トワはポケモンセンターで借りた部屋に一度戻り、シャワーを浴びオンバットを寝かせ一階のパソコンと向き合っていた
画面はオンバットのことが書かれた記事で埋まっている
『(飛べないことは書いてない…)』
トワはカタカタと、キーを叩きながら調べものを進める
『(この間捕まえた…ヒトツキはバトル用に育ててオンバットは様子見かな…)』
そう、実はこのセキタイタウンに着くまでに一匹、カロスのポケモンを捕まえていた
図鑑のバージョンアップが済むまでは止めようと思っていたが、向こうがバトル好きに見えたので捕まえたのだった
『(ヒトツキはバトル好きみたいだから育て甲斐がありそう)』
しかし図鑑がヒトツキを読み取ってくれないので、ステータスが何も分からない
タイプと進化に関してだけはジョーイに聞いた
『……それから』
トワは画面を切り替えカロス地方の地図を出した
『(ジムも回りたいからシャラシティ経由で回ろう)』
"ミアレまで急がなくていいのか"とジト目のルカリオが頭に浮かぶが気のせいと言い聞かせる
トレーナーはジムを回るものだ、と
旅は色々と寄り道してこそだ、と
『(図鑑が頼りにならない今、頼りになるのは自分の記憶力とマップだけ…)』
トワはふぅ、とため息をつきながら、画面によく出るある広告に目をやった
『ホロキャスター…欲しい、かも』
トワは何度かバトルしたトレーナーが持っていたホロキャスターとやらが便利そうだと思ったが、未だに大きな町にたどり着けずゲット出来ていなかった
ミアレで買うことは出来るだろうか
『(ん…シャラシティはかくとうタイプのジムなんだ)』
地図からシャラシティのホームページへと飛ぶと、そこにはジム紹介のページがあった
『(ひこうとエスパータイプは誰がいいかな…そういえばフェアリータイプも効果抜群なんだっけ)』
新たに発見された"フェアリータイプ"───
そのことも頭にいれ新たにタイプ一致を考えバトルを組み立てるのは容易ではない
そしてふと、トワの頭の中にオンバットが過った
似たような羽を持つポケモンがいれば何かヒントになるのではないだろうか
こうなれば頼れるのは一人だけだ
『シンオウ……トバリ……っと』
画面がコール画面に変わり、数回コール音が鳴ると画面に一人の青年が映った
『こんばんは、シンジ』
《こっちは昼過ぎなんだがな》
画面に映った青年…シンジがそうぶっきらぼうに言った
彼はシンオウにいるトレーナーで今は兄の育て屋を手伝いつつポケモンの育成をしている腕の立つトレーナーだ
トワのポケモンの管理も行ってくれている
『これが時差ってやつですね』
《それで…何の用だ。ちゃんとジムは回っているんだろうな》
『もう一個ゲットしましたー』
トワはジムバッジをシンジに見えるように掲げた
トワはポケモンセンターで借りた部屋に一度戻り、シャワーを浴びオンバットを寝かせ一階のパソコンと向き合っていた
画面はオンバットのことが書かれた記事で埋まっている
『(飛べないことは書いてない…)』
トワはカタカタと、キーを叩きながら調べものを進める
『(この間捕まえた…ヒトツキはバトル用に育ててオンバットは様子見かな…)』
そう、実はこのセキタイタウンに着くまでに一匹、カロスのポケモンを捕まえていた
図鑑のバージョンアップが済むまでは止めようと思っていたが、向こうがバトル好きに見えたので捕まえたのだった
『(ヒトツキはバトル好きみたいだから育て甲斐がありそう)』
しかし図鑑がヒトツキを読み取ってくれないので、ステータスが何も分からない
タイプと進化に関してだけはジョーイに聞いた
『……それから』
トワは画面を切り替えカロス地方の地図を出した
『(ジムも回りたいからシャラシティ経由で回ろう)』
"ミアレまで急がなくていいのか"とジト目のルカリオが頭に浮かぶが気のせいと言い聞かせる
トレーナーはジムを回るものだ、と
旅は色々と寄り道してこそだ、と
『(図鑑が頼りにならない今、頼りになるのは自分の記憶力とマップだけ…)』
トワはふぅ、とため息をつきながら、画面によく出るある広告に目をやった
『ホロキャスター…欲しい、かも』
トワは何度かバトルしたトレーナーが持っていたホロキャスターとやらが便利そうだと思ったが、未だに大きな町にたどり着けずゲット出来ていなかった
ミアレで買うことは出来るだろうか
『(ん…シャラシティはかくとうタイプのジムなんだ)』
地図からシャラシティのホームページへと飛ぶと、そこにはジム紹介のページがあった
『(ひこうとエスパータイプは誰がいいかな…そういえばフェアリータイプも効果抜群なんだっけ)』
新たに発見された"フェアリータイプ"───
そのことも頭にいれ新たにタイプ一致を考えバトルを組み立てるのは容易ではない
そしてふと、トワの頭の中にオンバットが過った
似たような羽を持つポケモンがいれば何かヒントになるのではないだろうか
こうなれば頼れるのは一人だけだ
『シンオウ……トバリ……っと』
画面がコール画面に変わり、数回コール音が鳴ると画面に一人の青年が映った
『こんばんは、シンジ』
《こっちは昼過ぎなんだがな》
画面に映った青年…シンジがそうぶっきらぼうに言った
彼はシンオウにいるトレーナーで今は兄の育て屋を手伝いつつポケモンの育成をしている腕の立つトレーナーだ
トワのポケモンの管理も行ってくれている
『これが時差ってやつですね』
《それで…何の用だ。ちゃんとジムは回っているんだろうな》
『もう一個ゲットしましたー』
トワはジムバッジをシンジに見えるように掲げた