act#22
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「ニダンギル戦闘不能!」
「おらおら!フライゴン以外は大したことないんじゃねぇか!?」
『(面倒なトレーナーさんだ…どうしよう…)』
トワは盛大にため息をつきたかった
ことの発端は数分前
借りていたポケモンセンターを出て今日は1日、前回滞在していたときに回り切れなかったミアレの街を回ろうとしていたときだった
たまたまトワのミアレジムのバトル中継を見ていたトレーナーにバトルを吹っかけられたのだ
トワは無駄なバトルは避けたく断ろうとしたが話も聞いてもらえず強制的にバトルとなってしまった
『ニダンギルお疲れ様』
目を回しているニダンギルをボールに戻す
『(やっぱりカエンジシ相手だと駄目か…当たり前だけど)』
明らかに相性が悪かったのに申し訳ないことをしてしまったな、と心の中でニダンギルに謝る
「おら早く次のポケモン出せよ」
『(困った…ミアレにいるうちはバトルするつもりなかったら手持ちスカスカだ…)』
ハクダンジム戦で頑張ったガブリアスもまだポケモンセンターに預けたままで今、手元にいるのはニダンギルとオンバットそして、
『当たり前だけど貴方しかいないんですよ……頼むよ、ルカリオ』
一番の相棒、ルカリオだ
「ルカリオ?おいおい舐めてんのかよ!こっちは炎タイプだぞ」
『…そこまで言うならこれ見てからにして』
トワは着ているパーカーからあるものを取り出した
「あ?……キーストーン!」
『ルカリオ、初見だけど出来るよね』
トワはそう言ってルカリオにルカリオナイトを投げ渡した
ルカリオはそれを器用に受け取ると当たり前のように頷いた
『さっさと終わらせるよ───メガシンカ』
静かにそう言うと二人は眩い光に包まれた
『っ─────おぉ』
光が落ち着きゆっくりと目を開けるとそこにはシャラシティのマスタータワーで目にしたルカリオの銅像と同じ姿のルカリオが立っていた
『ルカリオ────はどうだん』
その指示を受けたルカリオは軽く跳躍をして見せた
ふわりと舞ったルカリオの手には青白く光る力の塊が見える
一瞬だけ溜めたそれをルカリオは一気にカエンジシに向かって放った
途端に凄まじい土煙に辺りは覆われた
『(っ…威力の桁が全然違う…)』
土煙が収まるとそこには目を廻し倒れているカエンジシの姿があった
「か………カエンジシ戦闘不能!お…おい、お前あのルカリオ相手にまだポケモン出すのかよ…」
審判を引き受けていた男はトワにバトルを吹っかけてきたトレーナーの友人らしく青ざめた顔でそう聞いた
『まだやるっているならルカリオが死ぬまで付き合うけど?』
トワがそう言うとルカリオも睨みを利かせる
「ひぃ!マジ調子こいてすんませんでしたぁ!」
カエンジシを倒されたトレーナーは顔を真っ青にさせて審判を引き受けていた男といっしょに一目散に去っていった
『────ハア…疲れた』
トレーナーたちがいなくなったのを確認するとトワは盛大にため息をついた
その瞬間だった
「あーっ!やっぱりバトルしてたーっ!」
「りま~!」
「おらおら!フライゴン以外は大したことないんじゃねぇか!?」
『(面倒なトレーナーさんだ…どうしよう…)』
トワは盛大にため息をつきたかった
ことの発端は数分前
借りていたポケモンセンターを出て今日は1日、前回滞在していたときに回り切れなかったミアレの街を回ろうとしていたときだった
たまたまトワのミアレジムのバトル中継を見ていたトレーナーにバトルを吹っかけられたのだ
トワは無駄なバトルは避けたく断ろうとしたが話も聞いてもらえず強制的にバトルとなってしまった
『ニダンギルお疲れ様』
目を回しているニダンギルをボールに戻す
『(やっぱりカエンジシ相手だと駄目か…当たり前だけど)』
明らかに相性が悪かったのに申し訳ないことをしてしまったな、と心の中でニダンギルに謝る
「おら早く次のポケモン出せよ」
『(困った…ミアレにいるうちはバトルするつもりなかったら手持ちスカスカだ…)』
ハクダンジム戦で頑張ったガブリアスもまだポケモンセンターに預けたままで今、手元にいるのはニダンギルとオンバットそして、
『当たり前だけど貴方しかいないんですよ……頼むよ、ルカリオ』
一番の相棒、ルカリオだ
「ルカリオ?おいおい舐めてんのかよ!こっちは炎タイプだぞ」
『…そこまで言うならこれ見てからにして』
トワは着ているパーカーからあるものを取り出した
「あ?……キーストーン!」
『ルカリオ、初見だけど出来るよね』
トワはそう言ってルカリオにルカリオナイトを投げ渡した
ルカリオはそれを器用に受け取ると当たり前のように頷いた
『さっさと終わらせるよ───メガシンカ』
静かにそう言うと二人は眩い光に包まれた
『っ─────おぉ』
光が落ち着きゆっくりと目を開けるとそこにはシャラシティのマスタータワーで目にしたルカリオの銅像と同じ姿のルカリオが立っていた
『ルカリオ────はどうだん』
その指示を受けたルカリオは軽く跳躍をして見せた
ふわりと舞ったルカリオの手には青白く光る力の塊が見える
一瞬だけ溜めたそれをルカリオは一気にカエンジシに向かって放った
途端に凄まじい土煙に辺りは覆われた
『(っ…威力の桁が全然違う…)』
土煙が収まるとそこには目を廻し倒れているカエンジシの姿があった
「か………カエンジシ戦闘不能!お…おい、お前あのルカリオ相手にまだポケモン出すのかよ…」
審判を引き受けていた男はトワにバトルを吹っかけてきたトレーナーの友人らしく青ざめた顔でそう聞いた
『まだやるっているならルカリオが死ぬまで付き合うけど?』
トワがそう言うとルカリオも睨みを利かせる
「ひぃ!マジ調子こいてすんませんでしたぁ!」
カエンジシを倒されたトレーナーは顔を真っ青にさせて審判を引き受けていた男といっしょに一目散に去っていった
『────ハア…疲れた』
トレーナーたちがいなくなったのを確認するとトワは盛大にため息をついた
その瞬間だった
「あーっ!やっぱりバトルしてたーっ!」
「りま~!」