act#12
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『(なんて形で乗り込んでしまったのだろう……)』
トワは応接室で盛大なため息をついた
翌日、ようやく決心し、ポケモン研究所へ向かおうとすると、道端のバトルに巻き込まれてしまったのだ
しかも研究所の目の前
騒ぎは大きくなり人だかりが出来てしまうほどになり、バトルを終えたところに、研究員が来てくれて、トワはなんと研究所に入れたのだ
『怒られたらどうしよう……』
「ふきゅぅ…」
オンバットも心配そうだ
「待たせたね」
『!』
がちゃり、と部屋のドアが空き、白衣を着た若い男が入ってきた
「初めまして、ボクがプラターヌです」
『初めまして!シンオウから来ました、トワと言います。先ほどは研究所の前でバトルなんかしてしまい本当に申し訳ありませんでした!』
トワはおもいっきり立ち上がり、頭を下げた
「…ははっ!そんな謝らなくていいんだよ。トレーナーなんだから、バトルは当たり前だろう?」
プラターヌは笑いながらそう言い、トワに座るように言った
「君のルカリオ本当に強いねー」
プラターヌは目の前で起きていたバトルをずっと見ていた
むしろ、ルカリオの圧倒的な強さを引き出すトレーナーにこうして会えたことに感謝しているくらいだ
『ありがとうございます』
「さっき研究員に聞いたけど、ボクに会いたがってたって」
『そうです、実は折り入ってお願いが2つあるんです』
「2つか…うーん、どうしようかなー」
プラターヌはわざとらしく、顎に手を当てながら聞く
『研究所の前でバトルして、壊れたものがあるなら、弁償します!だから、あの、』
「…冗談だよ」
『え……』
「あんなに強いルカリオを持っているのに、ずいぶんと謙遜するトレーナーだね」
プラターヌはよほど、つぼに入ったのか、笑いながら言う
「困っているトレーナーの力になるのも、ボクの仕事だ。いくらでも付き合うよー」
トワはもう一度、盛大なため息をついた